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2008.06.30

2008年6月の走行記録

Cyclocross DiscCarrera RollSpecialized
Allez E5
ALAN
TITANIO
Pacific
Carryme DS
total
Jun-08671.24176.66274.040.000.001121.94km

夕方から練習へ出掛けたら、安売りガソリンスタンドには長蛇の列ができて大渋滞になっていた。

為替相場には税金しこたま投入して介入するくせに、原油高は指をくわえて見てるだけ。
そのくせ、消費税率アップを念仏の様に唱えるしか能ないし。って、なんの策略よ。
まずはタバコ税を大幅に上げてみりゃいいじゃないか。禁煙が進んで税収減となっても、メタボ検診するより喫煙者が減る方が社会にとってメリット大きいし。煙草による健康被害と火災、そして道端の吸い殻が減る。禁煙が大して進まなけりゃ大幅増収になるわけだし、どっちに転んでも良いことしかないという近年稀にみる良案なのに

灯油はここ1年半でほぼ2倍の価格高騰だ。電気料金もガス料金も値上がりしているし、車社会の地方ではガソリンの高騰も家計を深刻に圧迫している。
お陰で、予定していた自転車パーツの購入もままならない

取り敢えず社会保障に必要な予算の内の年金分は、厚生年金保険料の月収62万円上限って撤廃して無制限で試算しなおせよ。
それに、現行の企業負担率50%は維持するって前提で試算してるんだろうな?
支出の試算は現状を踏襲してるのか?いつの間にか増えてやしないか?

って、自転車の話しとズレまくった。
梅雨入りして、走りへ出る日が少なかった。それでも思ったほどは雨続きでもなかったが、中旬に不注意で二度も落車してしまい、そのままずるずると乗らない日が続いた。
自転車は趣味でやっていることだから、好きなときに好きなだけ走れば良いはずだけど、乗らなければそれだけ加齢に負けて力は削がれてしまう。
走りへ出掛けるのはとても楽しいし、乗らない時間を作ってあとで繰り言ってのは精神衛生上好ましくない。
ってことを繰り返しているなぁ…

今月も週末に100km超の山岳コースを走る機会が多かった。お陰で、走行距離はそれなりだ。
ダイハツボンシャンスさんの練習には参加出来なかったけど、梅丹本舗GDRエキップアサダの選手の方と走ることができた。
商店街と坂道自転車通勤隊のコラボって感じで、自転車発電のイベント準備も始まっている。

中だるみはあったけど、自転車的には充実した6月であったと思う。

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遠山郷和田宿殿町の茶屋「ふじ姫饅頭」

あまりに美味しいと、秘密にしておきたくなるものかも知れない。
ちょっと良いものは、皆に教えたいものだけど。

坂道自転車通勤隊の隊長さんから教わったのが、旧南信濃村和田宿の遠山名物「ふじ姫饅頭」。
これが実に美味しい。

和田宿を見渡す丘の上に遠山郷土館和田城があって、隣接する龍淵寺には日本一のナチュラル・ミネラルウォーターとされる「観音霊水」が滔々と湧きだしている。
硬度178.0ながら、コントレックスほどの癖はない。

龍淵寺のご住職は、生まれてこの方病気をした記憶が無いと聞いた。
水量も豊富なうえ、名前通りの霊験あらたな清水ながら、今まではそれほど知られていなかった。
ところが先日、環境省の「平成の名水百選」に決定したため俄に注目されている。

ポリタンクを抱えた人々が列をなす日も、決して遠い将来ではなかろう。


「ふじ姫饅頭」を製造販売する「殿町の茶屋」は、和田城の駐車場にある。
観音霊水の人気が高まれば、おのずとこの超おいしい饅頭も話題になるだろう。

ふじ姫饅頭は、そば饅頭とよもぎ饅頭の2種類。
どちらも遠山産の材料を使って、地元の方が手作りされている。
早朝6時からその日の販売分を作り始め、朝の7時前には店頭に並びはじめる。
仕込み分が売り切れれば、その日はお仕舞い。
南信濃では定番の引き出物なようで、8個入り千円の折り詰めが飛ぶように売れて行く。
昼過ぎまで残ることは稀との噂でもある、既に幻となりそうなお饅頭だ。

小豆餡の砂糖と塩加減が絶妙で程良い甘さ。保存料も不使用だから、丸1日程度しか保たない。
冷凍保存しなけりゃ通販はあり得ないってのが、買いに行けるファンにとってはまだ幸いと言えるかも知れない。

米粉に長芋粉、そして蕎麦粉を練り上げた饅頭の皮はもっちりとして絶妙な歯ごたえ。そして、口中に広がる蕎麦の薫り。最高です。

「ふじ姫饅頭」のためだけに和田宿を訪れるのもアリだと思ってしまう今日この頃


尚、昭和の名水百選では、飯田市街の後背、大平街道途中にある「猿倉の泉」が選定されている。
こちらは観音霊水とは真逆の軟水で、甘みを感じる茶の湯に適した水とされている。

南信州では、天竜川を挟んで西側が軟水、東側は硬水が多いと言われている。
平成の名水百選に推薦され、惜しくも選定に漏れた清内路村一番清水も軟水だ。

ちなみに飯田市街に水道水を供給する砂払浄水場の水源は、大平宿の黒川。
「うまい水」とされる軟水で、水道水でも美味しく、風呂水としても肌に優しい水質なのだそうだ。

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2008.06.29

松本縄手かえるまつり見物

ツール・ド・美ヶ原の代わりと言うわけではないが、昨年同様に「かえるまつり」見物へ家族揃って出掛けた。

途中、流れでみーちゃん氏のお友だちの家へお邪魔する。
次女Y氏のお友だちのお母さんな訳だが、カエラーな彼女お誘いのイベント。

取り敢えずちょっと早めの昼食してからってことで、生パスタが美味しいと評判のイタリアンレストラン「ヴェッソーネ」へ。
ボクは生パスタに懐疑的なので、乾麺を選べればと期待してたけど、生パスタ専門店でした。
メニューに乾麺を置かないのは、美味しい麺は原価率が高くなるからだろうな。
生パスタと言うと手が込んでると思って、少々高くても納得できる。でも、パスタマシーン使ってるだろうから、実際には大した手間でもないだろね。で、小麦高騰って言っても、美味しい高級乾麺使うこと考えたら原価なんて知れてるし。

わが家はエビとインゲンのトマトクリームソースのフェットチーネ・コン・スピナーチ、蒸し鶏とジャガイモのクリームソースのフェデリーニ、ボロネーゼソースのマケロニ・リガーティをオーダー。

ショートパスタとボロネーゼの組み合わせが一番美味しかった。子供たちにも好評。
フェットチーネ・コン・スピナーチは香りも含めて麺の主張が強すぎ。せめて、やわらかめってオーダーすべきだった。
フェデリーニは次女Y氏がとても気に入って、結局彼女はこれしか食べなかった。

生パスタってむずかしいと思う。トマトクリームソースは乾麺だったらもっともっと美味しかっただろうな。

エスプレッソの代わりに長女H氏が選んだジンジャーエールがウィルキンソンぽかったりと、ちょっと大人向けのお店かも。そのわりにはランチタイムってことで、ボクらのような子供連れも多かった。

量だけど、レギュラーで190g、プラス350円の大盛りで260gらしい。セットのサラダもそこそこなボリュームで、意外にがっつり食べられます。


縄手へ移動して、「かえるまつり」見物へ。
ヒルクライムレースを中止させた雨は小降りとなって、カエル見物にはまずまずのお天気へ変わっている。

ところが、土曜日に訪れた昨年に比べると、随分と出店が少ない。
売り切れば撤収するため、最終日の午後ともなるとちょっと寂しくなってしまうらしい。

人出も前回より少ない。お陰で、子供イベントの定員に余裕があって、例年競争率が高いと言われた「ケロウィン」イベントに子供たちが待ち時間もなく参加することができた。
トリック・オア・トリート!の代わりに「お菓子をくれないとイタズラするケロ!」と提携店舗を練りまわるツアー。
随分と太っ腹な内容で、子供たちはとっても満足していたようだ。
お仕舞いは「さわむらしげはるにこにこ楽団」さんの演奏にあわせたダンス大会で盛り上がっていたようだ。


子供たちが楽しんでいる中、ぼくらは大手4丁目のフランス菓子マサムラ上土店でベビーシュークリームと純カスタードクリームをお土産に。お味は後述。

でも、マサムラのお菓子もいいけど、二件隣りのスギヤのアイスキャンデーは特にお薦め。
ミルクといちご、あずきにココア。どれも1本40円の素朴なアイスキャンデー。甘すぎないとてもすっきりした味のミルクアイスキャンデーを片手にかえるまつり見物は楽しかったですよ。
松本城や女鳥羽川周辺をアイスキャンデーなめながら散策ってのも、これからの時期はとっても良い感じ。
でも、食べ歩きされる方はゴミ入れ持参ね。

さて、マサムラのシュークリームは冷やして美味しくいただくそうで、帰宅後に2時間ほど冷蔵庫へ入れてから皆で夕食後のデザートにした。

東郷青児画伯のイラストをあしらった包装紙が洒落ている。
で、肝心のお味は。甘いです。シューは普通。カスタードと生クリームがたっぷりで、かじると溢れ出てくる。
小振りだけど、1つ食べれば満足できる感じ。

純カスタードクリームはブランデーが利いた大人の味。ボクはまだこちらの方が好みかな。
子供たちは当然のこと、みーちゃん氏もベビーシュー支持だった。

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2008.06.28

下栗の里を登る

遠山川沿いから下栗の里を登った。

本村の葛折りを登り切り、そのまましらびそ高原まで。

湿度が高く汗びっしょりのヒルクライムだったが、途中陽も射してまずまずの天気となった。
思った以上に雲の垂れ込めるのが早く、御池山林道からの南アルプスの眺望は、峰峰が雲の中だったのは残念だったけど。


本村を登り切ったあたりで、エッグビーターCのスプリングが折れて左のクリートがロックされなくなったのにはまいった。

クランクブラザーズ(CRANKBROTHERS)の4面キャッチビンディングペダルのスプリングが折れて使えなくなったのは、昨年のキャンディCに引き続き2度目。
しかも、スプリングの交換はできないときている。
耐久性なさ過ぎだ。2千キロしかもたなかったキャンディCに比べれば、倍近い3千8百キロもった訳だが、他社のペダルに比べると寿命が短かすぎると思う。
決して安い製品では無いのだから、この程度しかもたないのなら仕様として明記して欲しいものだ。
取り敢えず、使い初めて1年経っていないので、保証修理可能かを代理店に相談してみるつもり。

Dist 155.55km,Time 7:40:22,Ave 20.2km/h,Max 58.0km/h

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FAX新調

ブラザーのFAX複写機プリンター複合機が故障した。

コールセンターに確認すると、インクジェットユニットの故障で交換が必要。修理費用は1万2千円ほどとのことだ。
部品代と技術料を勘案すると充分安価だが、どうせならレーザー複合機に換えてしまいたい。

わが家のインクジェット複合機は、インクタンクは各色別体だが、ブラックインクの残りが充分でもインク切れのカラーインクがあると一切の出力が不能となる。
業務用として販売されている機種なのだから、モノクロ印刷のみ可能とするような仕様だったらよかった。


ADF(原稿自動送り装置)はとても使いやすいし、操作系は踏襲して欲しいとのリクエストが母からあった。

結局、ブラザー製のレーザー複合機を新調することにした。

調べてみると、MFC-7420が特に値頃感がある。

このモデルにネットワークプリンター機能を追加したものが、MFC-7820Nらしい。

結局、ネットワークプリンター機能を使う予定が無いことと、筐体は従来通り白でってリクエストもあって、MFC-7420に落ち着いた。

それにしても、レーザー複合機も随分と安く購入できるようになったものだ。

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2008.06.23

旬って大切

季節外れのアメリカンチェリー。

残念ながら熟しすぎていて、あまり美味しいものではなかった。

輸入果物といえども、食べ頃は大切ってことね。

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2008.06.20

モリアオガエルの卵

夕方から時間ができたので、日没までに3峠越えするコースを走ってきた。
途中でモリアオガエルの産卵池を覗いたら、今年も沢山の卵があった。
日曜日には見かけなかったから、ここ二三日で産み付けられたものだろう。
親カエルの鳴き声は聞こえたけど、姿を見つけることはできなかった。

木々の枝先に付いているソフトボールほどの大きさの白い塊の中に、モリアオガエルの卵がある。
泡状の卵塊の中で孵化したオタマジャクシは、泡から泳ぎ出て沼へと落ちる。

池沼で産卵するカエルに比べると、卵が天敵に狙われるリスクが低いと言うわけだ。

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2008.06.18

100万ヒットありがとうございます

6月16日の深夜に、当HPのカウンターが100万をヒットしたようだ。

1998年10月1日にニフティでホームページを開設してインターネットで遊びはじめたが、HPとして体裁作るネタが無くなり、公開日記をたまに更新する程度になっていた。

別に政治家でも有名人でもないのに日記を付けるのは滑稽なことかも知れない。それでも商用BBSからインターネットへ遷ってからは、なんとなくネット日記を続けている。
日記は未来の自分も含めて誰か他人が読むことを前提に書くものだと思っている。リアルタイムに公開しているわけだから、本来の日記とは書き方も内容も変わってくるけど。

続けるモチベーションは自己顕示欲だろう。カウンターが数を重ねることは、とても励みになる。

確固たる思想を持ち合わせないので、誰かの役に立ちそうな情報を発信するというスタンスでは書いている。
飽きっぽく辛抱強くもないので、掲示板の管理が苦手。返信が面倒に感じることもあって、掲示板を使うことも苦手な方だ。そんな訳で、ネット日記をHTMLでアップロードする方式からウェブログへ移行した時も、目玉の筈なコメント機能は使わない設定のまま今に至っている。

当ブログで使っているカウンターは、元々のホームページに設置しているニフティのもので、Cookieを使ってユニークアクセスのみカウントするタイプのもの。
したがって、100万ヒットというのはアクセス数ではなく、訪問者数になる。
カウンターを設置したのはいつか憶えていない。ホームページ開設時とすると、ほぼ10年で100万ヒットを数えた訳か。

ちなみに、ココログの標準機能にアクセス解析がある。
標準機能になったのは、このブログが開始された後の事だが、この機能によると2004年3月31日のココログ開始以来68万アクセスあって、日平均892アクセスということらしい。

ブログの内容が自転車一色になってからは、訪問者数の日平均が800人前後となっている。

残念ながら文章力がなく読み物としての面白さは無いため、読者って方は稀少。
10年書いても、趣味以上には発展しなかったな。HPを始めた頃は、少しは小遣い稼ぎになるかもって期待をかけてた時期もあったけど、広告収入ですらネット利用料をペイするに遠く及ばなかった。
なんでもやってみないと成果は得られないが、ブログで実益って考えるほど稼ぐ記事作りに徹っする能力もない。余暇で副収入ってなら、パートへ出た方がよほど効率よく稼げる

ともあれ、ブログも趣味になった。
珍しく長い期間厭きずにやってこられたのは、ご覧くださっている方々のお陰でもあります。
最近は、ここをネタにブログを書いてくださっている方もいらっしゃるそうで、役に立ちそうな小ネタだけでなく、幸せな気分にさせるネタの提供ってのもできているのかな?
まだまだブログは続けられそうです。

なお、当ブログに関して何かご質問やコメントがございましたら、右のサイドバーにある「過去の戯れ言」欄の「作者へのメールリンク」をご利用ください。
レスポンスは早い方ではありませんが、可能な限りリプライしております。

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2008.06.17

ポピー見物

この二日は傷が疼いてあまり眠れていない。
横になっているだけでも身体は休まるが、事務処理が残っていたので早起きして片付けている。
何かしている分には、疼痛程度なら気にならないものだ。

月曜日は熱が出たこともあって、走りへ行きたい気分だったけど取り止め。
今日の体調はまずまず。夕方に時間ができた。
みーちゃん氏の実家からミニトマトが一箱も届いたので、彼女がダイハツボンシャンス飯田の宿舎へ差し入れしてきてってサコッシュに詰めてくれた

軽いアップダウンが続く道を選んで、ロールで走る。
思いっきり向かい風だったけど、脚を回せば体の調子も良くなってくるのが不思議だ。

宿舎では佐藤選手がバイトへ行く準備をしていた。日曜日の富士山ヒルクライムは16位だったそうだ。
めきめきと実力をつけているなぁ。日曜日は小島選手に下りで置いて行かれてしまったし、プロロードレーサーと一緒に練習したりアドバイスも直接受けられる環境ってのは本当に素晴らしい。
ヒルクライムは一段落。ロードレースに揉まれる後半戦もガンバレ!

帰路は50kmほどの周回になるように山越えして、見頃を過ぎたポピー畑を眺めてから戻った。

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2008.06.16

舌の根の乾かぬうちに…

落車した。もう、呆れてものも言えないってのはみーちゃん氏ですが、ホント、申し訳ない。
いやぁ、楽しい日曜日だったのに、こんな出だしで恥を重ねています

さて、今月下旬に韓国で行われるツール・ド・韓国は、今年、プロローグとジャパンステージ1日を熊本県の山鹿市で実施し、ツール・ド・コリア-ジャパン2008としてアジアの二つの国を跨ぐステージレースとして開催される。
ゆくゆくは、アジアのほとんどの国々を縦断する大規模なステージレースへ発展させたいとの考えがあるそうだ。

ツール・ド・コリア-ジャパンには、我らが梅丹本舗GDRエキップアサダも参加する。総合優勝めざしガンバレ!
出場予定の6名(福島晋一、岡崎、福島康司、トミー、菊池、インチー)の内、福島晋一選手と康司選手、菊池選手にインチー選手が17日まで当地で合宿中だ。増田選手が故障中なのは残念。

金曜日に康司さんから、ちょっと一緒に走る機会が作れるよってお話しがあったそうで、土曜日の夕方に急遽サイクリングが決まった。
日曜日の朝に、ボンシャンスのクラブハウスからJR飯田線飯田駅経由で、大平宿まで2時間ほど掛けて走ろうってもの。

急なお誘いになったけど、近在のサイクリストが結構集まった。
しかも、晋一さんや菊池選手、インチー選手にボンシャンスの小島選手まで途中ご一緒くださることに。

そんなわけで、写真は坂道自転車通勤隊の隊長さんの案内で、福島晋一選手を先頭に二列になって河川敷を走る参加メンバーの姿。

このまま飯田駅まで隊長さんが案内したのだが、ボクは途中で遅れて単独落車し、偶々通りかかったランナーズウェーブの方に工具をお借りして飯田駅で復帰。
その節はどうもありがとうございました。野尻湖カップトライアスロン、頑張ってください。

飯田駅から参加のメンバーと合流して、20名近い大所帯に。
インチー選手は自主練で別れ、大平宿までは各自のペースで新緑の大平街道の登りを楽しんだ。

標高差730m、14kmの飯田峠までの道程には、ぼくら以外の多くのサイクリストも走っていた。

福島晋一選手、康司選手、菊池選手の一団にキタさんと加わって登って行った。
晋一さんによると、練習でのヒルクライムでは全体のペースが一定となるように、多くの場合斜度の緩い登り始めは抑え気味にして、斜度が厳しくなる後半に負荷を高めるように配分して、たれることがないように走るのだそうだ。
そんな訳で、しょっちゅう走っている峠道なのだけど、ボクは後半にたれてしまって置いてかれてしまった…。

ピークまで2kmほどから復調して踏んだけど、なんとかキタさんに追いつくのがやっとだった。

他のメンバーの様子を見に再び街道を小島君と戻り、その後大平宿へ。
「お休み処大平」で小休止して、楽しいサイクリングは一旦お開き。メンバーは焼き肉大会に突入!

晋一さんたちは木曽の妻籠か馬籠へ行ってみるってことで、ご一緒させてもらった。
下りコーナーのアドバイスを康司さんにしていただいた。理屈ではわかっていても、全然実行できていなかった。
基本は下ハンを握り、コーナー進入までに充分減速を済ませ、コーナーアウト側のクランクを下死点にして踏ん張る。
コーナーイン側のハンドルを僅かに押す感じで、ラインが膨らまないようにコーナーリングする。
大平峠から国道256号線まで、約60個のコーナーを抜ける間、随分コーナーリングの姿勢がよくなったようだ。
サイクリングにつき合っていただいた上に、アドバイスまで本当にありがとうございました。

R256に出ると、道路は二車線になり路側帯も広く走りやすい。
途端にペースは上がった。交通量が少ない上に曲がりくねっているものの一本道、平均斜度6%の下りってこともあって、ペダルを止めていても充分なスピードが維持できる。しかし、当然ながら踏む踏む…。
下りで置いてかれました…。

高速コーナーが怖くて、どうしても減速してしまう。その分が遅れに繋がって、直線でいくら踏んでも取り戻せない。
大妻籠のT字路を見通せなかったため、どちらへ行ったか見失ってしまった。
ボクは妻籠へ下りたのだけど、馬籠峠へ向かったらしい。引き返したが、大妻籠までの登りで既にハンガーノック症状が出ている。馬籠峠の登りは大したことないけど、確信が無かったのと、その後の道程を思って気持ちが折れてしまった。

結局、大平街道の入口まで登り、焼き肉食べたさに(笑)再び大平峠越え。
お休み処大平へ着くと、ちょうど焼き肉組が帰り支度をしている最中だった。
Naさんご夫妻とキタさんは清内路峠越えへ、他のメンバーは大平峠を越えて木曽見茶屋までのコースを楽しむ予定らしい。

ご主人の桜井さんからいただいたお茶とお菓子で人心地。いつもありがとうございます。
いつも変わらず美味しくてボリューム満点の高原焼き肉定食をいただいて、復活!って言いたいところだけど、さてどうしよう。

飯田峠を越えて市街へ戻り、所用を片付けてからブレアサイクリングさんで誰か戻ってくるのを待つことにした。
峠の途中で、隊長さんとなかじ隊員に出会った。
飯田峠からの下りでも、康司さんからアドバイスしていただいた下りコーナーの基本姿勢に気を付けながら走る。

バイパス沿いの店に寄って用事を済ませ、ブレアサイクリングさんに寄ったら、丁度ユカさんが学連の審判を終えて来てたので暫し談笑。
その後、急にお店が忙しくなった感じ。
Naさん夫妻が戻られて、阿智で晋一さんたちに出会って、キタさんが付いていったとの事。
結局、馬籠から岐阜へ入って、神坂峠を越えて園原へ出たそうだ。せめて補給食を持っていたらなぁ、馬籠へ行く気力を出せただろうに。残念。

下条周りで戻るってことで、キタさんが来るかと思って待っていたけど、Naさんたちが帰るのに合わせてやっと辞去する。
ザッキーさんには、いつもいつもすみません。

んで、落車の影響で今日は発熱。火傷のような擦過傷って痛みも火傷の様なのね。ちょっと怪我の面積が大きかったのがいけないな。
いい歳して、こんな傷とはトホホだけど、痛くて昨夜はあまり寝られなかった。暇じゃ困るのだけど、今日は助かった(苦笑)。

明日くらいから、少しくらい身体が痛くても脚を回せる時間が取れるといいなぁ。

Dist 138.96km,Time 05:55:45,Ave 23.4km/h,Max 65.1km/h

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2008.06.14

注意一秒怪我一生

サイクリングの途中途中で唱える呪文なのに、今日はうっかり忘れていた。
そのうっかりが命取り…。

来年秋に予定しているグランフォンドの第一候補コースの試走に、坂隊有志で行く。

勤務のあるキタさんとは第二集合地点で別れ、隊長さんにみやさん、そして蝉の3名となった。

予定コースは1900mと1200mの二つの峠を越える、全長約150kmの山岳コースだ。
制限時間は一般的な9時間を予定している。


普通のサイクリング気分で、いろんな話題に花を咲かせながら田舎道をのんびりと走っていた。
平均速度は20km/hほど。

スタートから25kmほどの地点、幅員が1車線に狭くなっている場所で落車した。

原因は脇見
フロントを側溝に落とし込み、そのまま前転してしまった。

脇見する前に前方は確認していたのだが、繁茂した草花で側溝が隠れていて認識していなかった。

そのまま法面に向かって投げ出され、左側頭部から突っ込んだ。その勢いで身体は左に捻りながら半回転して、道路に仰向けに放り出された。

自転車はフロントタイヤを軸に、リアが跳ねて宙に舞ったらしい。縦に半回転して、落車した地点から3mほど先の足元に、サドルを下にして側溝にすっぽりとはまっていた。

骨折は免れないと思ったが、四肢をゆっくり動かすと特に痛みはないし、感覚もちゃんとある。
首に痛みを感じたが、それ以外は大丈夫のようだ。

自転車も走行には問題無いようだった。

身体が捻られた時に、右膝をどこかに擦ったようだ。右膝2箇所に軽い擦過傷ができていた。

帰宅してからわかったことだけど、左目の上もなにかにぶつけたようだ。また、右肘、右肩も軽い打撲になっていた。


不幸中の幸いにも、放り出された先の法面が比較的軟らかい土だったこと、そしてヘルメットをしていたこと、不意をつかれて受け身もなにもとれなかったことが重なって、状況のわりに軽傷で済んだと思う。

頭から突っ込んだ法面は土がえぐれていた。ヘルメットはアウターシェルが若干陥没していたが、割れるほどではなかった。丸二年使ったし、換え時だろうね。
この時期は素手で走ることが多いが、手には打撲も擦過傷すらなかった。

それにしても、脇見で側溝に落ちるなんて、まったくの間抜けだ。
みーちゃん氏にもこっぴどく叱られた。
同行の隊長さん、みやさんにもご心配をお掛けしました。
本当に申し訳ない。


サイクリングの方は予定通り。
天竜川に沿って平岡まで下り、遠山川に沿って上流の和田宿を目指し、そのまま上村上町まで。
しらびそ高原ヒルクライムレースの当初予定コースに入って、下栗の里を抜けて南アルプスエコーラインでしらびそ高原まで登る。
市道で程野まで下ってからはR152で南進して上町へ出、赤石峠を越えて戻るコースだった。

途中で坂隊アジト候補へ寄ったり、和田の観音霊水(密かに日本一のナチュラル・ミネラルウォーターとして知られているらしい)を汲んで、茶屋で抜群のおいしさの蕎麦饅頭に舌鼓を打ち、天然記念物のミヤマシロチョウをみやさんに教えてもらったりと、今日もお楽しみ一杯のサイクリングだった。
相変わらずの素晴らしい眺望、そして木々の緑も充分に堪能できたし。

梅雨だけど、明日も良い天気に恵まれそうだ。
プロレーサーの方が練習前のウォーミングアップに一緒に走ってくださるそうで、今から楽しみです。
今日の教訓を活かして、無事故を第一に今後のサイクリングを楽しもう。

Dist 169.64km,Time 08:24:44,Ave 20.1km/h,Max 57.6km/h

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2008.06.13

御池山隕石クレーター

長野県飯田市上村で発見された御池山隕石クレーター。それを一望できる展望台へ行って来た。

2万~3万年前に、直径約45mの隕石が落下してできた直径約900mの隕石孔とのことだ。

展望台からの眺めをQuickTime VR化したので紹介する。

全画面表示はこちら

2005年3月3日付けの信濃毎日新聞の記事で発見と認定の経緯が解説されている。

 長野県下伊那郡上村の南アルプス・御池山(おいけやま)=1、905メートル=にある半円状地形から採取した石英の結晶内に、いん石の衝突により生じたとみられるガラス層があることが2日までに、同郡根羽村根羽小学校長の坂本正夫さん(57)と岡山理科大との共同研究で分かった。坂本さんは2003年9月、同地形がいん石が衝突してできたクレーターの一部と発表。今回の成果で「具体的な物質からも衝突が証明できた」としている。

 研究成果は14日から18日まで、アメリカ・ヒューストンで開かれる月や惑星の研究に関する世界最大の国際会議「月惑星科学会議(LPSC)」の中で、17日に発表される予定。国内初のクレーターの国際データベース登録に向けて大きな前進になりそうだ。

 坂本さんは、直径約900メートルの半円状の地形の岩盤から、衝撃による細かい切れ込みが最も集中する石英結晶を含む岩石600個余りを採取。03年1月、その中から厳選した試料をフッ化水素で腐食させて電子顕微鏡で観察し、ガラスの存在を示す幅1ミクロンのいびつな割れ目「ピラーリング組織」を確認した。岡山理科大も昨年、坂本さんの試料で、物質の違いが特定できる特殊な電子顕微鏡を使いガラス層を確認した。

 坂本さんによると、石英の単結晶内にガラス層が形成されることは通常あり得ない。また世界中で確認されているクレーターの多くは、高温・高熱でできるガラスの存在で衝突が証明されているという。

 坂本さんは03年9月、レーザー照射による波長の分析からいん石の衝突を証明した。今回は、いん石衝突により瞬間的に数万気圧以上の圧力が加わったことを現場の物質から裏付けた。

 坂本さんは「今回の研究を通じて、観察方法自体の成功や、2種類の方法によりクロスチェックができた成果もあった」と話し、本年中に正式論文にする考え。今後は高圧により石英が変化して合成される鉱物を探索する考えだ。

参考文献:http://www.shinmai.co.jp/news/20050303/mm050303sha10022.htm


今日は半分仕事のサイクリング。

ロングライドは1週間振りで、最後の峠越えで尻が痛くなって難儀した(苦笑)。

峠を越えて下って行ったら、道路脇の空き地に大きなホンシュウシカの雌がうずくまっていた。
逃げないので写真を撮ろうとカメラの用意をしてたら、ゆっくりと立ち上がって谷へと下りていってしまった。残念。

更に数百メートルも走らない内に、今度は小柄なニホンカモシカがガードレールの下から道路へお尻を突き出して谷底を覗いている。
ボクに気付くと慌てて道路へ体を出し、走り出した。ちょうどカモシカに追いついて、50メートルほど併走する格好になった(笑)。
カモシカも意外に走るの速いね。

Dist 120.01km,Time 05:40:53,Ave 21.1km/h,Max 57.8km/h

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2008.06.12

交換部品ゾロゾロ

Allezでローラー台乗ってたら、左ペダルが下死点に来る前後でゴリゴリって感じの異音がするようになった。

ペダルシャフトのガタを疑ったのだけど、どうもボトムブラケット(BB)にガタが出ているようだ。

クランクを持って揺すってみると、1mm未満ながら、ラジアルガタがある感触。

ホローテック2のBBの寿命は10000km程度と聞いていたが、6000kmに達しない内にガタが出たことになる。

チェーンも交換していない。
変速性能に劣化はそれほど感じないけど、梅丹本舗GDRエキップアサダの菊池選手からは3000kmでのチェーン交換を奨められた。

クランク長を172.5mmにしたいこともあって、寿命が来たらしいBBと併せてクランクも換えてしまおうと思っている。
50-34辺りのコンパクトにするか、今まで同様に53-39または52-38辺りにするのかは決めあぐねているけど、デュラエースグレードなら3万円程度の出費になる。ってか、軽量化ねらって7800デュラを奢るつもりだ。

ケーブル類も交換していない。
雨天走行がなく、室内保管ってこともあって、一見綺麗ではある。
それでも、特にブレーキケーブルは命綱な訳で、インナーだけでも新しいものへ交換すべきだろうな…。

手持ちの700cはどれも6千~7千kmの走行になろうとしている。
シクロクロスはBBをスクエアテーパーからISISへ換えたため、BBとクランクはまだ2千程度しか使っていない。
固定ギヤのロールもチタンBBへ換えてからは3千km程度かな。チェーンも換えているから、シクロクロス同様にブレーキケーブルとバーテープの交換が宿題。

ちょっと面倒だけど、冬季にメンテナンスするよりもグリスやゴムなどが軟らかい今の時期が作業しやすい。
時間作ってメンテナンスするかな…。

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フロアポンプの新調

空気入れが壊れたので新調した。

今まではトピークのジョーブローマックス2を使っていたが、故障したため代理店に相談したところ、不具合状況から無償修理されることになった。

修理費用が製品価格を上回るため、実際には代替品への交換とされ、在庫の関係でジョーブロースポーツへ交換された。

ジョーブロースポーツはマックス2の上位機種にあたる。
どちらも160psiまで目盛りのあるプレッシャーゲージが付いたモデルだが、充填可能な空気圧が120psiまでしか保証されていないマックス2に対し、ジョーブロースポーツは目盛一杯の160psiまで充填可能であることが保証されている。

この2つのモデルはシリンダ容積こそほとんど同じながら、ジョーブロースポーツの基部は樹脂製からスチール製になって剛性アップがはかられている他、ハンドルも比重が上がって撓みがずいぶんと減っている。
口金もより剛性の高いものに変更されていて、操作が渋くなったもののバルブを銜える強度は上がっている。

結果として、ポンピング時に力が逃げにくいようで、ジョーブロースポーツはマックス2に比べると楽に高圧までタイヤへ空気を充填できる。

特にハンドルの撓みがほとんど感じられないのは良い。

反面、ダイヤルゲージの取り付け方法が変わったためか、ダイヤル外輪を操作すると剛性不足を感じる。
外輪操作時以外はダイヤルに力を加えることはないから、あまり問題にする箇所ではないとは思うけど。
また、鉄製ベースは室内で使用する場合、樹脂製ベースに比べると床の状態に気を使う。

ジョーブローマックス2の方が、口金のロックレバーの操作は軽い。
フレンチバルブは細いから、不器用な方はロックレバーが軽いジョーブローマックス2の方が使いやすく感じるかも知れない。


主にリムテープの寿命を考えて、クリンチャータイヤは使用後に適当に空気を抜いている。
そのため、走る前には毎度タイヤに空気を入れる。
いつも使うものだから、新しい空気入れが今までよりも楽に高圧まで充填できるようになったのはとてもありがたい。

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2008.06.09

久々の映画三昧

週末は梅雨の中休みとなったのに、ほとんど乗らなかった。
走らなくてはならないコースもあったが、後回しにした。何とも気乗りがしなかったのが原因。

日曜日は走行会の予定もあったのだけど、直前で中止になったので乗るきっかけを失った。
結局、週末は映画三昧という最近では珍しいパターンになった。

ゲージ付の空気ポンプが壊れたのも、走らなかった要因の一つ。
自転車は毎度走った後にタイヤの空気を減圧している。走る前に空気を充填するのだが、高圧タイヤはコースや天候を見て規定圧よりも低めに入れたりもする。
そのため、走る前は毎度ゲージ付のフロアポンプを使用する。
携帯ポンプで代替することも考えたけど、そもそも走りへ行く気分じゃなかったので、フロアポンプの破損を行かない理由の一つにして挙げてしまった。
壊れたポンプは、特に問題のある取り扱いではなかったこともあって、メーカー保証で交換されることになったのは幸いだ。

エキップアサダファンクラブのメールマガジンで、全日本選手権ロードタイムトライアルレースで岡崎和也選手が二連覇を達成されたニュースが届いた。
おめでとうございました!

菊池誠晃選手はU23で5位入賞!

ダイハツボンシャンス飯田の小森亮平選手はパンクで出遅れ、ブービーだったってのは彼のブログから。
先週、菊池選手と小森選手、ボンシャンスの山崎監督とで雑談してるとき、小森選手がソーラースポーツラインのアスファルトは路面が粗く尖ってる感じで、タイヤにダメージが多くてパンクしやすいって話していた。雨などで土砂が流れ込んでくるのも原因って聞いてるなんて話題から、ヨーロッパの舗装路の酷さって話題に発展して盛り上がっていた。
来年はFELTからTT専用バイクもスペア付きで供給されるくらい、残りシーズンもフランスで頑張って!


さて、週末に見た映画はすべてテレビ放送の録画で、『アイデンティティー』、『アーサーとミニモイの不思議な国』、黒沢版『椿三十郎』、『大菩薩峠』、『ユージュアルサスペクツ』、『ジャガーノート』、『アウトランド』、『THE 有頂天ホテル』、『ゴーストライダー』、『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』。

『椿三十郎』以外は初めて観たが、『ユージュアルサスペクツ』は評判通りの秀作。推理小説に慣れていると、からくりは比較的早い段階にわかってはしまうけど…。ってか、大物のわりに小芝居するメリットがよく飲み込めなかった

『アイデンティティー』ってのは設定が面白かった。
『大菩薩峠』は、そこで終劇ですか…そうですかって感じ。力石徹はこの映画の仲代達也をかなり参考にして描き起こしたんじゃなかろうかとは思った。今更ですか?そうですか(苦笑)。

陰鬱なタイトルもあったが、映画のお陰で奈落に沈む感じじゃなくて良かった。しかし、秋葉原の事件で結構めげた。
心の健康のためにも、走りへ行くべきだった。かなり後悔した。

なんとか復調しつつあるけど、今日は午後の豪雨で夕練は取り止め。
日没後は、まるで台風一過の様な澄んだ空が拡がっている。明日の天気は良いらしいから、早朝練習しよう!と心に誓う

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2008.06.05

梅雨時の自転車事情

昼にいつもの峠まで、フォークを新しくしたAllezで走ってきた。

あいにくとForerunner 305を付けてこなかったので正確なラップは分からないが、時計で見る限りは今までで最高タイムがでた感じ。そう、感じ(笑)。

フォーク換えただけで、進みが良くなったと実感できる。
なんて素敵なプラシーボ!

雨がぱらついてきたので、隣町へ抜けるのは諦めて引き返した。

下りの連続コーナーで調子を見たかったが、路面がみるみるウェットになって、とてもスピードを上げられなかった。
そう言えば、ボンシャンス飯田の小森選手のブログでレース模様を読んだとき、タイヤを鳴らして下ってくなんてくだりがあったな。そのくらいに攻めきれないと、フォークの性能なんて評価もくそもないかもね。

一応、オフセットが5mm短くなったことで、旋回性能が若干低下した感じはした。
直線区間になって踏み込むと、以前のフォークよりも反応良くスピードが増すってのも実感。
これらも気のせいかも知れないけど。

結局のところ、タイムを実際に計って評価するしかないな。

Dist 38.67km,Time 01:39:42,Ave 23.3km/h,Max 54.7km/h


夕食後、小雨になったのでブレアサイクリングまでヒラメ・マルチプレッシャーアンカーを買いに行ってきた。
自転車は簡易ドロヨケ付けたディスクシクロ。みーちゃん氏が英語教室まで子供たち送ってクルマで行ってるので、遠くへ出掛けたければ自転車って選択になる(笑)。

簡易ドロヨケはフォーククラウンの前へフェンダーが突き出していないので、タイヤが前方へ跳ねた水滴が顔にかかってモチベーション下がる(苦笑)。

しかし、リアフェンダーのお陰で尻や背中はほとんど濡れない。サドルバッグは使わずに、予備チューブやタイヤレバー、携帯ポンプはジャージのバックポケットへ入れている。

山崎店長は接客中だった。断って、マルチプレッシャーアンカーを見せてもらった。
在庫はキャップ付きのみ。引き上げボルトとノーマルコラム用キャップが一体部品のため、汎用キャップが使えないことがわかった。
キャップ無しのモデルが別途用意されているそうで、取り寄せをお願いした。


さて、梅雨なので雨中走行が多くなりそうだ。
ジャージやパンツが濡れても、速乾素材だし着替えもあるから問題ない。しかし、シューズは濡れるとなかなか乾かない。

冬季練習用に購入したシマノのウィンターシューズSH-MW02がゴアテックスを使った防水仕様なので、雨中の効果を試しに使ってみた。

ボクはパッド付きのレーパンやインナーパンツは使っていないので、パッドが乾かなくて気持ち悪いって経験はない。
ちなみにウェーブワンの今年のレーパンは、昨年までのものに比べてパッドの乾きが格段に早くなったようだ。

前輪に簡易フェンダーが付いているため、下半身への泥はねは少ない。
小雨程度なら、防水性能は期待できる。靴の中が濡れることはなかった。
しかし、ハイカット部はネオプレーン素材で、防水というよりは速乾ながら親水素材だ。雨足が激しいと、ネオプレーンが保水して靴下に浸潤するだろうと思われる。

気温は18度。湿度は高かったが、シューズ内が蒸れて気持ち悪いってこともなかった。
SH-MW02はこのシーズンも活用できそうだ。

Dist 26.49km,Time 00:58:40,Ave 27.0km/h,Max 47.8km/h

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肉食しない米国学生

先日、「米国の大学生はベジタリアンが多い気がする」と書いたが、実際には肉食をせずに魚は食べる。

みーちゃん氏が通っている英語サークルへステファニーを連れていったときに、「肉食をしない」件について話題となったそうだ。

彼女たちの先生である米国人男性に言わせると、肉食をしない米国人は多く、その理由は宗教的なものよりも単純に動物を殺すのを可哀想と感じ、その結果として肉を口にしなくなっているのだそうだ。

肉食をしないステファニーに理由を聞いたところ、同じように「動物を殺すのが可哀想だから」ということだった。
「じゃあ、魚は可哀想じゃないの?」って疑問は当然だから、みーちゃん氏が訊いてみると、「魚は殺され方が残酷じゃないので…」ってな不可解なもので、寿司も刺身も好物なところからも、動物に魚は含まれていないようだ。

哺乳動物はだめで魚は問題ないといった差別感を覚えるものの、「動物を食べるのは可哀想でできない」だから「肉は食べない」を実践している人々が意外に多いということは知っておいた方が良いと思う。

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2008.06.04

フォーク交換

昨日、Allezのフォークを交換した。

入梅して雨続きだが、昨夕雨が上がってから10kmほど試走してきた。
まだ仮組み状態だったので、フォークコラムはカットしていなかった。手持ちのコラムスペーサーでは足りず、シクロクロスバイクからもスペーサーを抜いて使った。

軽量フォークなので剛性低下を心配したけど、むしろ純正フォークより剛性は高い感じ。特にフォーククラウンがしっかりしているようで、ヘッド回りの撓みが軽減されたように思われる。
ブレーキのタッチや効きも良くなった。ブレーキ固定ボルトのアルミスペーサーを1枚抜いたのも、関係してるかも知れない。

スプリントするとフォークがぐにゃりと曲がってしまうような撓みを感じた以前のフォークと違い、そんな撓み感はまったくなく、踏んだ分だけ推進力に変わってくような安心感がある。
下りで攻めるような走りはしないので、高速コーナーでの安定感などはよくわからないが、180gの軽量化よりも高級フォークの完成度の高さに驚嘆した。

短い試走だったが、満足したのでコラムをカットして組み直す。
元のフォークと同じ長さにカットしたら、アンカープラグの鍔の分だけ長すぎた。今までのフォークのプラグはコラムの中にすっぽり入り込むタイプだったが、新しいフォークはコラムの内径が大きいため流用できず付属のプラグを使用した。
付属プラグはコラム内に落ち込まないように鍔がついた形状で、その鍔の厚みだけコラムが長くなってしまった。

アレーで使っているスペシャライズドのステムは専用形状のトップキャップが付属していて、ステムの上にスペーサーを入れると外径の大きなキャップが傘のように飛び出して都合悪い。
フォーク付属のアンカープラグは固定力も弱いので、ヒラメのマルチプレッシャーアンカーを別途購入して交換しようと思う。


フォークが新しくなってヘッド周りの剛性も増したように感じるが、これは今までのフォークに比べてコラム外径の寸法がやや太いことも原因な気がする。
今までのフォークは、コラムスペーサーなどがフォークの根元まで自重で落ちてくくらいのコラム外径だった。いわゆる「すきまばめ」だ。
ところが、新しいフォークはクラウンに近くなるほどに「中間はめ」になるようなミクロン単位のテーパーがついている。そのため、ヘッドパーツの嵌合がしっかりした感じ。
きっと、センタリングスリーブ(上玉押し)とアッパーベアリングとの嵌合が以前のフォークよりも良くなったのだろう。

反面、コラムスペーサーによっては隙間が足らずに入らないものもあった。特に、ヘッドパーツのダストキャップがとても入れにくくて難儀した。
アレーはインテグラルヘッドで、FSAのヘッドパーツがついている。フォークスリーブ(下玉押し)は割りが入っていて、簡単に取り外せるからそのまま移植した。
センタリングスリーブも割りが入っているので、コラム外径がミクロン単位でも太くなれば、センタリングスリーブの外径もその分拡がって、テーパー嵌合するアッパーベアリングとの位置関係が若干高くなる。
お陰で、センタリングスリーブとダストキャップとの間に入れていた0.3mmのスペーサーが不要になった。


今日はコラムカットしてセッティングがほぼ決まったAllezの調子を見るため、夕方から夜にかけて走ってきた。

実はフォークオフセットが45mmから40mmになっている。理屈ではその分、トレールが伸びて直進安定性は上がったはずだが、ハンドリング特性はダルになる。
しかし、その弊害も利点も特に感じなかった(苦笑)。

フロントセンターも5mm短くなった訳だが、シューズがタイヤに当たることもなく幸いだ。
実は、オフセットが40mmってことに新しいフォークを手にするまで気づかなかった間抜けです。

だが、昨日と同様にフォークの剛性が上がったことは実感できた。
とても進みが良いフレームに変わった感じ。シッティングでもダンシングでもかかりが良くなった。スプリントでも変な撓みがない。
夜間で安全確保が難しいのと路面の濡れを嫌って峠へは行っていないので、下りでの安定感の評価はまだできない。

西部山麓線から水晶山巻いて天竜峡へ出、実業団コースへ入ろうと県道の坂を上り始めたらフロントタイヤがパンクした。まだ辺りが明るいのは不幸中の幸いだ。
平坦な場所へ移動してスペアチューブに換えていたら、庭仕事をしていた老婦人が何か手伝えるか声を掛けてくださった。既に修理も終わり、ホイールを入れているところだったこともあって、大丈夫である旨とお礼を伝える。
アレーのタイヤは20cでタイヤの脱着が固くパンク修理は面倒だけど、恥ずかしながら慣れているからさほど大変とも思わない。それでも、援助の声を掛けてくださるととてもありがたく感じる。

パンク修理後は、実業団コースからそのままTOJコースへ入り、九十九谷へ回ってから河川敷へ戻った。
更に北上して河川敷の平坦コースでスプリント。対岸へ渡って、約3kmの直線をTTよろしく一杯まで踏んでみた。
普通に走る分には、新しいフォークの方が進みが良い感じでスピードの乗りも早いように思える。

ついでに注文していた写真をカメラ屋さんで受け取ってから帰宅した。

Dist 59.39km,Time 02:14:25,Ave 26.5km/h,Max 59.6km/h

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2008.06.03

スター・チャンネル 1コインキャンペーン

先月から始まったスター・チャンネルの1コインキャンペーンでスター・チャンネルプレミア3を申し込んだ。

正直、映画観る時間ってなかなか作れないのだけど、7月解約するとして約2ヶ月間500円で利用できるのなら、2、3本観られれば充分だしね。

長女H氏がよく映画を観るようになったので、スタンダード放送ではあるけど吹き替え専門のスターチャンネルプラスに魅力を感じたこともある。
SD放送なら、録画用のHDDにそれなりの作品数を録り貯めできるし

e2 by スカパー!スター・チャンネル1コインキャンペーン

スカパー!スター・チャンネル1コインキャンペーン


みーちゃん氏は映画館のポイントカードにはまったらしい。
しかも、毎月1日の千円デー(映画の日)を有効利用する考えだそうだ。
家族で観に行ったら、結構な額になるものな。ボクは映画観る時間あるなら走りへ行くけど(苦笑)。
ナルニア(カスピアン王子の角笛)は吹き替えだったこともあって、次女Y氏も楽しめたみたいだし。銀幕で映画観るのは良いことだとは思う。それがビデオ撮りであっても。

来月1日は、インディ・ジョーンズの新作を観に行くのだと。
って、いつの話だ? ハリソン・フォードだよね?って、公式サイト行ってもFlash Player8以上でないと見られないんだ
テキストページも作っておくれよ…。

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2008.06.02

雨中練習

昼前後に3時間ほど作って走ってきた。

スポット予報では14時から弱雨ってことで、路面を濡らさないほどの小雨は降っていたけど練習強行。

それでも、雨に強いディスクシクロに簡易フェンダー付けてゆく。
コースもパスハントはやめて広域農道中心の70kmとした。

予報通り天気はもっている。空から雨滴が僅かにこぼれてくるが、路面を濡らすほどではない。

ブレアサイクリングは火、水曜日定休なので、最後に回ることとした。
ところが、あと15分ほどって辺りで小雨がぱらついてきたと思ったら、一気に本降りとなった。

帰宅するにしても15分。どのみち濡れるなら、用事を済ませてしまおう。

行ってみたら、店が閉まっている。でも、明かりが点いていたからお邪魔したら、ザッキーさんが小森選手のTTバイクを組んでる最中だった。

今朝、小森選手を連れてエキップアサダのサービスカーで広島から戻ったのだそうだ。
ボクが行ったときは、エキップアサダのスタッフは既に埼玉の合宿所へ向けて立ったあとだった。

ってことで、U23チャンピオンを獲ったばかりの小森選手もブレアサイクリングにいた。

チャンピオン獲得を祝って、そのあと写真をお願いしたらチャンピオンジャージを着てくれた。
って、ザッキーさんのナイスアドバイスだった訳だけど。ありがとうございました。

みーちゃん氏が小森君の大ファンなので、ポストカードにサインしていただいた。それを持った小森君の写真にさらに後からサインしてもらっちゃいました

先日、小森君がイタリアでシクロ走るって書いたけど、それは世界選手権の勘違い。活動の場はあくまでもフランス。
全日本選手権シクロには日本へ帰ってくるかも知れないけど。

ちょうどエキップアサダの菊池選手もいらして、自転車談義に。

お仕事の邪魔しちゃってすみませんでした。って、いつものことだけど

雨に降られたけど、ラッキーな出会いがあって最高に楽しかった。

夕方にコミュニティFMのボンシャンスのコーナーに出演するそうなので、差し入れを持っていった。

菊池選手と小森選手とは、日曜日の全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレースではライバル同士。
二人とも頑張れ♪

Dist 72.96km,Time 2:45:00,Ave 26.5km/h,Max 59.7km/h

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2008.06.01

走るのは楽しい

昨日の夕方にステファニーが遊びに来て、今日は午前中から皆でバザーへ行って来た。
タイカレーやピザ、スコーンに山羊のミルクのチャイ、取れたて野菜とグルテンミート、それに手作りマヨネーズたっぷりかけてトルティーヤに挟んで食べたりと最高♪

ステファニーは五平餅に舌鼓。
米国の大学生はベジタリアンが多い気がする。ここ2年間で50名近くの学生と知りあったけど、3割近くが肉を食べないと言っていた。
また、刺激物も敬遠する。喫煙者は2名しかいなかったし、カフェインが駄目とコーヒーを飲まない学生がほとんどだった。
ステファニーも肉は食べないし刺激物も駄目なので、トルティーヤやバター不使用のスコーンやパンを喜んでいた。

昨日の雨はすっかり上がり、素晴らしい青空が拡がった。
湿度が低いから、日陰は涼しい。でも、長男S氏とすべり台で遊んでたら、ずいぶんと汗ばんだ。

バザー会場近くの次女Y氏のお友だちの家で、子供たちはプール遊びに興じていたようだ。
長男S氏は水遊びにまったく興味を示さないのが、また面白い。


帰宅して第11回全日本自転車競技選手権大会ロードレースの速報を見たら、女子エリートは沖選手の11連覇!
おめでとうございます。
男子は、残り6周回で先頭集団から岡崎選手と新城選手が3分遅れってところ。

出掛ける前に見た乗鞍のライブカメラには快晴の畳平が映っていたから、今日のヒルクライムレースはきっと素晴らしいコンディションだっただろう。
再びライブカメラのログを見たら、9時4分の畳平にはすでに自転車でゴールしたらしい選手たちが映っている。

天気も良いし、日没までの4時間は走りへ行かせてもらおう(笑)。
全日本ロードのテキストライブも気になるけど、走ってる方が楽しいし。

みーちゃん氏は長女H氏と次女Y氏、それにステファニーと一緒にナルニア国物語第2章「カスピアン王子の角笛」を観に行くそうだ。
長男S氏とお留守番のために、映画に間に合うように帰ってきてってことなので、18時まで3時間ってコースになった。

カレラ・ロールを使って、大平峠-木曽峠-清内路峠と3つ越えてから天竜峡まわりで戻ることにする。

大平宿で休んでゆくよう桜井さんに声をかけていただいたけど、時間がないので辞退した。
次回、お昼にでもまたお邪魔させていただきます。

天竜峡に17時25分。5分の余裕がある。
カーボンコラム用のアンカーを見にブレアサイクリングさんへ寄ったら、臨時休業だった。
乗鞍へ行ったはずのボンシャンスのサポートカーは帰ってきていたので、広島へ行ってるのかな?

17時55分に帰着。
みーちゃん氏たちは入れ替わりに映画館へお出掛け。

長男S氏と早めの夕食をとりながら全日本ロードエリート男子の結果を見たら、スキルシマノの野寺選手がチャンピオンとの速報だった。
おめでとうございます。

坂隊のみやさんから乗鞍の結果のメールがあった。
ボンシャンスの川村さんが2位入賞、坂隊のキタさんが6位入賞、そしてサッピーさんが3位入賞したとのこと。
おめでとうございます。やりましたね!!

折り返し、全日本ロードの結果をみやさんへリプライ。
結局、先頭集団の内の4名のスプリントになったそうだ。野寺秀徳、井上和郎、福島晋一、佐野淳哉って順。
遅れて、なかじーこと中島康晴、そして西谷泰治が入った。
テキストライブによるとこの後に真鍋和幸と新城幸也の順で競りながら入ったみたいなので、新城選手は8位だったのかな?

梅丹本舗GDRエキップアサダはそれぞれがちゃんと仕事できていたような雰囲気だったけど、新城選手が先頭集団に入るのが遅れたの?
スキルシマノはここに来てやっと良い結果を出せたってことだろうけど、オリンピック代表選考がちょっとだけ難しくなったかも。
それでも選考基準と今までの流れとしては、新城選手と西谷選手が有力かな?

なんか、クエスチョンマークばかりの記事になってしまった(苦笑)。


さて、今日は夕方にちょこっと走っただけだったけど、楽しかったなぁ。
5月に入ってからは、山々の雪渓は日毎に痩せてゆくのがはっきりとわかる。山道の新緑は深くなるし、虫も多くなる。
大平街道はすっかり木のトンネルが出来上がっている。夏は日射しを遮って、暑さを忘れさせてくれる街道になる。
梅雨前は、まだひんやりと肌寒いけどね。
これから梅雨明けまでぐずついた天気が多くなるけど、今日みたいな晴れ間には時間を作って、存分に走りたいな。

Dist 73.58km,Time 02:56:21,Ave 24.5km/h,Max 56.2km/h

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