パンク修理
昨日パンクさせてしまったAllezのチューブを修理した。
小石を踏んだことでリム打ちして、スネークバイト穴ができている。
石が飛んだお陰で圧力が低かったようで、比較的小さな穴で済んだ。
クリンチャータイヤ用のチューブを修理するときは、100円ショップのパンク修理キットを使っている。
以前は、薄さを重視してイージーパッチを使っていた。
しかし、イージーパッチは耐久性が低く、1年もしないうちにエア漏れを起こしてしまう。
チューブの穴の周辺をよく荒らして、ゴム糊つけて数分おいて、パンク修理パッチを当ててプラハンマーで軽くたたいて仕上げるのが一番ってことに落ち着いた。
パッチも100円ショップのパンク修理キットに同梱のものだ。薄くもないし、特別しなやかでもないけど、チューブサイズがタイヤサイズに合っていれば、8bar程度なら使用に問題を感じない。
ゴム糊は劣化することもあって、気兼ねなく使える安価なパンク修理キットは重宝している。
昨日入れたスペアチューブを外して、修理が終わったチューブへ換える。
すると、チューブの一部がビートに挟まったままだった。よく爆ぜなかったな…。
R-Airはしなやかで、チューブ自体も薄いのが幸いしたのかもね。空気圧を控え目にしたのも良かったのだろう。
パッチ修理したチューブはパナレーサーの普及品。R-Airに比べると、質も劣っているのがわかる。
それでも、普段乗るには不自由ない。
ビートに噛ませないよう注意してチューブを入れた。
空気を充填して夕練に使ったが、特に異常なく走ることができた。まぁ、当然なことだけど(苦笑)。
さて、Rollの前輪タイヤのトレッドがすり切れたまま、タイヤ交換をしていない。
パンクしたままの古タイヤを修理して、交換するつもりでそのまま放置していた。
回復走にRollを使いたいこともあって、夕食後にやっとラリーのパンク修理を行った。
修理自体は大して時間は掛からないが、針仕事なのでついつい億劫になって先延ばししてきてしまった。
針は危ないから、子供たちが怪我をしないように注意しなくちゃならないし。
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リムフラップをタイヤから剥がせて、縫い目から裂いてチューブを引っぱり出せるタイヤでないと修理はできない。
決戦用のコルサEVOをパンクさせたら修理できそうもないが、普段使いのラリーなら比較的簡単だ。
チューブラーのパンク修理は、穴の位置探しが一番時間がかかる。
次に、リムフラップ(フンドシ)剥がしも面倒だ。ウォータープライヤー使ってフンドシの端を掴み、梃子を使って剥がしてくのだけど、慌てるとフンドシを裂いてしまうんだよね。
縫い目が露出したら、電子工作用のニッパーを使って適当な分だけ糸を切り、チューブを引っぱり出してパンク穴を塞ぐ。
クリンチャータイヤ用のチューブでは応急修理にしか使わないイージーパッチだけど、チューブラータイヤのパンク修理ではもっぱらイージーパッチで穴を塞いでいる。
パッチが薄いし、ゴム糊を塗らなくてよいこともあって、小さな穴から引っぱり出したチューブの穴を塞ぐ作業には向いている。
しかも、チューブラーではイージーパッチの耐久性の低さに悩まされたことはない。
加圧するとチューブ表面とタイヤの内側とがしっかり密着するから、パッチが均一に押されて劣化しにくいのかも知れない。
以前にも書いたが、縫い針と糸は皮革縫製用のものを使っている。
指貫もレザークラフト用を使いたいところだけど、裁縫箱にあった普通のものを使っている。偶に指貫が負けて、針の頭が指に食い込むことがあるのはいただけない。ティンクのシンブルがあればいいのだけどな(笑)。
今日は充分注意したから、怪我するなんて間抜けなことは無かったけど(苦笑)。
運針は一番シンプルなもの。経験上、これで特に不具合はでない。
フンドシの再接着にはリムセメントを使う。仮に次回も同じ場所をパンクしても、剥がすに容易。
一度だけ、そんな経験をした。
さて、駄目になったタイヤを剥がして、修理したタイヤを貼ろうか。
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