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2008.04.30

2008年4月の走行記録

Cyclocross DiscCarrera RollSpecialized
Allez E5
ALAN
TITANIO
Pacific
Carryme DS
total
Apr-08685.210.00403.1263.7385.621237.68km

ツール・ド・フランスに出走するチームはUCIプロツアー参加チームが主体になるが、主催者推薦枠(ワイルドカード)で出場するプロフェッショナルコンチネンタルチーム(プロコン)も2~3チーム選ばれる。

UCIプロツアーチーム、プロコンチームが選手へ支払うべき最低固定報酬は、UCI CYCLING REGULATIONSで規定されている。
UCIプロチームの場合、新プロフェッショナルが24,000ユーロ、その他ライダーが30,000ユーロ。
プロコンチームの場合は、新プロフェッショナルが21,500ユーロ、その他ライダーが25,000ユーロ。

休日については、『「競技者」は最少年間35日の休日をとる権利を有する』と規定されている。
『競技とトレーニングにより決まる休暇期間を、「チーム」との合意によりとらなければならない。』との付記がある。

詳しくは、UCI規定の「競技者の労働条件」を参照。


UCIプロチームは、チームポリシーなど厳しい審査が課せられ、保証金も徴収される。

さて、ツール・ド・フランスの出走するチームは基本的に招待で、ツアー参加に必要な経費は主催者(ならびに大会スポンサー)が負担する。

しかし、近年のドーピング問題対策として、UCIプロチーム登録同様な保証金が必要となるらしい。

プロコンチームがワイルドカードを期待するとしても、3億円程度の資金が無いと出走は適わないようだ。

野球やサッカーなどのメジャープロスポーツから見れば、3億円という金額は随分安いものと見られるが、自転車のロードレース競技となると、これほどのスポンサードを集めるのは至難。
バブルの頃ならいざ知らず、当時の企業メセナの反動か、日本ではマイナー競技への資金提供はなかなかしぶいものがある。


ツール・ド・フランスは、比較的知られたスポーツ・イベントではある。
ヨーロッパでは、人気イベントと言っても過言ではないと思う。

スポンサーをアジア圏に拡げて募るとしたら、韓国のメーカーが有力なのだそうだ。特に家電。
例えばサムスン電子は、ノキアやモトローラと携帯電話の世界市場を争う企業だ。プロサッカーのスポンサードに年間数十億円も費やしている。
韓国企業に関わらず、こういったアジアの力ある企業のスポンサードを期待したいところだが、その企業の国籍の選手がチームにいないと難しい。

また、チームオーダーに口を出したり、結果を国家宣伝に利用されたりする可能性もあって、資金提供まで漕ぎ着けても、更に困難な駆け引きを征する必要もあるだろう。


今年、別府史之選手が宮澤崇史選手に替わってロードのアジアチャンピオンとなった。
彼が所属するスキルシマノはプロコンチームで、このチームは今シーズン、随分目立った活躍をしている。
ワイルドカードでツールの出場を果たす可能性が高まっている。

昨年のツール・ド・フランスでは、ワイルドカードで出場したプロコンチームが随分活躍した。
バルロワールドのソレル選手が山岳ジャージを獲得したし、同チームのハンター選手はステージ優勝も飾った。

また、近年のドーピングスキャンダルを嫌い、UCIもASO(ツール・ド・フランス主催者)もクリーンなイメージを持つチームを積極的に応援する姿勢を打ち出している。逆に、過去にドーピングの疑いが掛けられた選手の排斥傾向が強く、そういった選手やスタッフが所属するチームをも排除する方向に動いている。
更にUCIとASOの対立もあって、ワイルドカード枠が増える可能性も高い。

スキルシマノはオランダのチームだが、日本のシマノがメインスポンサーで、日本選手が多く所属している。
このチームがツール・ド・フランスに出場することになれば、日本でもニュースとして注目が集まることだろう。

橋本聖子参議院議員が今年度から東京都自転車競技連盟の会長となった。
都心でプロクリテを開催するとか、ツール・ド・フランスのプロローグを東京へ誘致しようとか、夢のような話しを具現化すべくプロジェクトを発足させるかも知れない。

自転車競技により関心が集まって、日本人レーサーの活躍する場がもっともっと増えると良いな。

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園原の花桃並木

坂隊の隊長さんが、昨夜、園原の駒繋ぎの桜を見に行ったそうだ。
この近辺は樹齢を重ねた一本桜が多いことで有名らしい。なるほど、名桜と呼ぶに相応しい見事な枝振りの桜を思い浮かべながら、指折り数えることができる。

駒繋ぎの桜は神坂峠越えの途中にあるのだが、東山道古道にあって通ったことがない。

今年は近在の名桜の艶姿を見に行かなかった。良い機会だから駒繋ぎの桜は見ておこうと、夕練のコースに選んだ。

16時から時間ができた。写真も撮りたいので、RICHO Caplio R7を持参する。
一応、練習ということで、自転車はAllezを使う。

陽のある内に駒繋ぎの桜まで辿り着きたい。最短ルートの国道を走った。
登り基調でしかも向かい風。なかなかスピードが上がらないのがもどかしい。

東山道古道の入口は、そこそこの激坂。アウターでは登れず、インナーローでダンシング。
対面の竹林の中に咲く山桜が綺麗だった。

もうちょっと登ると、田植え前の水田に映る大きな桜が視界に入る。

日没にはまだ充分な時間があったのだけど、神坂山の東斜面に根を張る駒繋ぎの桜には、既に陽がなかった。
この桜を撮るなら、午前中に訪れねばいけないのだろうな。残念。


今日は日暮れを考慮して、先日購入したHL-EL510を取り付けきた。

付属の取り付けブラケットは直径26mm以下に適応するが、ゴムパッドを外せば直径28mmにもクランプできる。
Allezのハンドルのステムクランプ径は31.6mmのオーバーサイズ。しかし、グリップは部は28mmに絞られているので、ゴムパッドを外して写真のように固定している。

HL-EL510は良くできたヘッドライトだが、防水性能がイマイチ。
アマゾンのレビューを見ると、防水性能の高いHL-EL500が米国モデルのHL-EL530相等になっているらしい情報もあるので、ずんぐりしたデザインが許せるならHL-EL500の方が良いかも知れない。

左側にも取り付けられるスペースがあるので、ブルベに出ることになればHL-EL500を追加してダブルライトで夜間走行したいな。
もっとも、ブルベで走るなら、ALAN TITANIOあたりを使うことになると思うけど。


富士見台まで登ってみようかとも思ったが、転石の多い林道を暗くなってから下るのはリスクが大きすぎる。
と、眼下に美しいハナモモの林が見えた。

ハナモモ並木が満開となっている。このあたりは清内路のハナモモが有名だけど、園原も負けていないな。
ってことで、Caplioのビデオモードでハナモモ並木を撮してみた。

帰路は比較的アップダウンのある農道を使って戻る。まぁ、サイクリングとしては良いコースだったな。

Dist 56.17km,Time 02:13:41,Ave 25.2km/h,Max 62.2km/h

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2008.04.29

タンデム・パスハント

ゴールデンウィークです。気儘に登坂練習とまではゆきません(苦笑)。

午前中、みーちゃん氏は長男S氏とお出掛け。長女H氏はお疲れ気味で朝寝したいそうなので、次女Y氏とサイクリングへ行くことになった。

自転車はいつものトレーラーバイク。彼女はこれに乗るのが好きだ。しかも、2時間くらいは平気で乗っていられる。

今日は山へ行きたい!そうだ。
そんじゃあまぁ、いつも河川敷ばかりを走るから、今日は趣向を変えて、お休み処大平へご飯を食べに行こう!
標高1235mの峠を一つ越えて、19kmほど走らなくちゃならないけど(笑)。

今日は風が冷たい。だけど、お天気は良い。絶好の行楽日和だな。ゴールデンウィークは全国的に好天に恵まれて、観光地はさぞや賑わうことだろう。
暫定税率復活が水を差すかも知れないけど、そんなの関係無いんだろうね、政治家とお役人の皆さんは(苦笑)。
憲法も裁判所も、彼らにはなめられてばかりだしな。

昨日書いたトライバッグは、トレーラーバイクで使うにはなかなか具合良かった。


えっちらおっちらと、街道を峠まで登っていった。
Y氏はなかなかの健脚で、結構アシストしてくれる。汗かいて冷えると困るから、あまり漕がないようにアドバイスしたけど。

ウグイスが煩いほどに鳴いていた。Y氏は山に大興奮だったのも束の間、だんだん飽きてきたらしい。内心は(笑)。
まだ登坂は半分もあるのに、「あとどの位?」を連発。ご飯食べたら、公園ですべり台滑って、写真撮って!って要求も。しかも、「いうとおりにしないとあばれるよ!」って(笑)、なんですか?どこでそんなフレーズを拾ってくるの!?

今日はサイクリストがとても多く、登り初めてすぐに2人のローディが下ってきた。
その後にまた1名、更に坂隊の方が1名。
峠を越えて大平宿へ下って行くと、二人のローディが笹藪で遊んでいた。後で知ったのだが、高校生だそうだ。若いね。

お待たせしました!大平へ到着。

Y氏は下り坂を怖がらないんです。「もっとはやく!はやく!!」ですから…。
ちなみに、所要時間は80分。昼前には着いて、ちょっと吃驚。

お休み処大平にはローディの二人組みがいらっしゃいました。坂隊の方でした!
しらびそヒルクライム、お互い頑張りましょう!!

さて、彼女は「つめたいおそばとコーラ」がご所望だったので、ざるそばとコーラでご機嫌です。
ボクは定番になりつつある、高原焼き肉定食!今日の野菜はキャベツとブナシメジ、タマネギ、ナス、モヤシに山菜のコシアブラ、タラノメ、ゼンマイでした。更にギョウジャニンニクと初物とも言えるシイタケ!美味しかったぁ。
今日のお味噌汁は旬のタケノコとエンドウ豆にお豆腐。小鉢はワラビのおひたしでした。
マトンが苦手じゃなかったら、お休み処大平の高原焼き肉定食(800円)は超お薦めです。がっつり食べたい方は特にね。

帰路は再び峠越えがあるけど、距離は大したことない。
峠を過ぎれば17kmの長い下り。ディスクブレーキだからこそ、それなりに安心して下って行ける。
Y氏にせかされるのだけは、敵わないけど(苦笑)。

森林公園へ行けとのY氏をなだめすかし、取り敢えず13時半頃に帰宅。
長女H氏がいない。みーちゃん氏が彼女をピックアップして、長男S氏と3人で出掛けた様子だ。
電話すると、郊外のスーパーマーケットに居ると言う。Y氏も合流してもらおうか。ってことで、スーパーマーケットまで送り届け、その後はフリーになった。みーちゃん氏サンキュー!

Dist 44.96km,Time 02:25:16,Ave 15.9km/h,Max 45.7km/h


飯田峠からの帰路、8名ものサイクリストとすれ違った。
一人は坂隊の方、もう一人はボンシャンスの方だったと思うけど、あとの6名は他県の方かな?
2時間あまりに15名のサイクリストと出遭うなんて!来てますねぇ、自転車ブーム(笑)。

ちょっと当てられて?、Allezに乗り換え登坂練習。再び街道を峠まで。
昨日と同じくダンシングで登って行く。タイムは38分48秒だった。スピードの割には、心拍が上がらないのは良いな。

大平宿に知り合いがいないか見たけど、今度は出遭わず。峠手前で、Y氏と一緒に下った時にすれ違ったローディの方には会ったけど。

先の峠も越え、蘭まで下って、清内路トンネル抜けて見事なハナモモを堪能しつつ、R153に合流。
県道から天竜峡へ抜けて、ブレアサイクリングで山崎さんのお邪魔してから帰宅。
火曜定休だそうですが、お仕事してました。お疲れさまです。

Dist 74.45km,Time 03:01:15,Ave 24.6km/h,Max 60.5km/h

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2008.04.28

今期ベストタイム

トップチューブとステムで固定する小物入れ、いわゆるベントボックスのトピークのものが安かったので購入した。

坂隊のメンバーが結構使っていて、便利そうだったので買ってみたのだけどボクには合わなかったようだ。

今日の夕練で初めて使ってみたのだが、ダンシングで膝が当たってしまう。ダンシングの練習をするつもりだったので、重心が高くなるのを嫌って、サドルバッグの代わりにトライバッグを選んだのにな(苦笑)。

シューズも久しぶりにノースウェーブを履いたのだけど、以前はベストセッティングと思っていたクリート位置の具合が悪い。
今のフォームだと、クリートの位置が外向き過ぎる。フローティングクリートだけど、足首と膝に違和感を感じるので調整しなおすことにした。

一旦引き返してクリートの位置を直し、サドルバッグにスペアチューブなどを詰め直して練習再開。


昨日の日曜練習で、ボンシャンスの川村選手からダンシングの改善を課題に練習しているという話しを聞いた。

ボクの場合、重いギヤでダンシングして登るより、軽いギヤをシッティングで回して登る方がタイムは良い。
しかし、ダンシングのフォームに改善の余地がありそうだ。

一口にダンシングと言っても、スプリント的なダッシュを得るためのものと、登坂で脚を残しながらスピードはできるだけ維持する目的ではフォームがまるで違う。

今日は後ろ加重と腰で回すことを意識し、スピードはそれなりに維持することも当然意識しながら脚は残すダンシングを心懸けて登ってみた。

コースはいつもの峠道。結局、17時過ぎの練習開始になった。暗くなる前に帰れるかな。

タイムを録っている区間をダンシングで登る。

結果的にフロント53tのアウターのまま、ダンシングで登って行く。リアは11-23t。
タイムは38分35秒だった。今シーズンのベストタイムだ。
昨シーズンのベストはレース装備で37分45秒だったので、まずまずの好タイム。しかも、一年前に同じアウター縛りで登ったときは41分8秒だから、フォームを意識したことがかなり効いてる感じ。

右膝痛はそれほど気にならなかった。この連休は、もう少しダンシング時のフォームを意識して乗り込んでみたいものだ。

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2008.04.27

南アルプスエコーライン隕石孔サイクリング

しらびそ峠から遠山郷下栗へ抜ける林道御池山線(南アルプスエコーライン)の復旧工事が終了し、一年振りに通行止めが解除された。

快晴となったゴールデンウィーク最初の日曜日、坂隊有志3名で下栗からしらびそまで登った。

今日のメンバーはRONさんとキタさん、そして蝉。
昨年の崩落で、第1回しらびそ高原ヒルクライムレースはコース変更され、今年も昨年同様に程野から登るショートコースで開催される。

昨秋、復旧は大幅に遅れると聞いていたのだけど、意外にも今年の観光シーズンに間に合わせてきた。
こんなことなら、ヒルクライムレースも当初のコースにすれば良いのに(苦笑)。

なぁんて、序盤の赤石峠越えは3名足並み揃ってまったり登ったが、上町から下栗経由のハイランドしらびそまでの登りはしっかり練習ペース。

スタートからすぐに、RONさんの背中は葛折りに消えていった。
ダンシングを課題にして練習しているのだそうだ。

ボクとキタさんとは一緒に登って行ったが、下栗の手前でキタさんが先行。ボクは一杯一杯で、挙げ句、トリプルギヤを活かして(笑)インナーで登る始末。
ダンシングする気力も萎えてました。

程野から登るしらびそは、斜度が比較的一定で登りやすい。休める場所が少ない分、心肺が強い選手が有利らしい。
上町から下栗経由で登るしらびそは、激坂と緩やかな坂とを繰り返す。距離も20kmを越すが、どちらかというと筋力で登るタイプが有利とのことだった。

尤も、ボクのレベルじゃあ、そんなの関係ないけどね。
上町発10時47分、しらびそ着12時23分。それでも所要時間96分は意外に速かったな。
実は、ハイランドしらびそまでの最後の登りで両太ももが攣りそうになって、落車する前に降りて歩いたのでした。精進足りない…。

天気が良かったこともあって、レースコースになる程野から登る自転車乗りは多かったようだ。
ハイランドでもレースの下見に来たMTB乗りや、登ってくるローディと出遭った。

不通となっていた蛇洞林道の閉鎖が解除されて、上村から大鹿へ抜けられるようになっていた。
蛇洞林道へ入ってからのちょっとした登りで右膝痛が再発。痛みをかばって走る。
大鹿村で昼食をとり、小渋川に沿って戻った。

Dist 118.16km,Time 05:22:16,Ave 21.9km/h,Max 56.1km/h

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陣馬形山 パノラマ写真 その2

以前、パノラマ写真にした陣馬形山からのアルプスの眺望を360度パノラマ写真に改め、QTVRで出力してみた。

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2008.04.26

QTVRでパノラマ写真を楽しむ

山へ登ると、素晴らしい眺望に息をのむ。
少しでもその感動を共有していただければと写真を撮ってこちらで紹介するのだけど、パノラマ写真にするのは手間がかかるし、パノラマ写真にしてもブログにただ載せただけではどうももの足りなかった。

今更ながら、わが家には簡単にパノラマ写真を作れるソフトウェアと、それをQuickTime VRで出力することでインタラクティブっぽいインタフェイスでパノラマ写真をご覧いただける方法があることに気付いた。

と言うのも、随分前に購入したCanon IXY DigitalにPhotoStitchというソフトウェアがバンドルされていて、これがパノラマ写真を簡単に作成し、QTVRへの出力もサポートしたアプリケーションだったのだ。

ってことで、試しに夕立神からの南アルプスの眺望をQTVRにしてみた。
画面上をマウスで左クリックしながら動かすと、画像が操作に応じてスクロールします。

尚、Windows 95上でQuickTime 5.0.2J、PhotoStitchはVersion 3.1を使用した。
圧縮コーデックはCinepackとクラッシック(笑)。

2816x2112x16Mといった巨大画像のままQTVRにしたこともあって、ファイルが随分大きい。
その分、拡大に耐えるので、是非ズームしてご覧ください。

-追記-
コーデックをフォトJPEGへ改めた。Cinepackよりもファイルサイズが小さくなるようだ。
階調もJPEGの方が綺麗に出る。もう少し試行錯誤して遊んでみよう。

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2008.04.25

大平峠(木曽峠)から大平宿までのダウンヒル

今日の夕練は2時間ちょっとしか時間がとれなかったので、大平峠(木曽峠)までの往復とした。

途中、競歩大会中の高校生と出遭った。なんか、懐かしいね。

復路、大平宿までのダウンヒルをビデオに収めてみた。

飯田峠で休憩中の京介さんに出遭う。彼も夕練で登ってきたようだ。
スキーで肩を骨折したそうで、リハビリ中とのこと。ロードバイクでヒルクライムできるまでに回復してるのは、なによりだ。
肩の骨折では、リハビリしながら治療しないと肩が動かなくなってしまうのだってね。関節全般にそうなのかな?
ボクも気を付けねば。

下り終わるまで4kmほどってところで、足立ナンバーの自家用車と一緒になる。
すると、前方にニホンカモシカが飛び出してきた。
すっくと立って、こちらをじっと見ている。ほんの数秒のことなのだけど、とても印象的な姿だ。
そう、宮崎駿さんがシシガミのモチーフにした通り、あのシーンそっくりの光景だった。
自動車に乗る老夫婦の興奮まで感じて、ちょっと嬉しくなってしまった。

バックポケットからカメラを取り出すよりも早く、カモシカは松川ダムへの斜面を駆けて下りて行った。

ニホンカモシカに出遭うのは、今年二度目だ。
先週、赤石峠を登っているときに、法面の上を駆けて行くカモシカを見た。その時は、牛の仲間らしい嘶きが新鮮だったが、見上げた姿はイノシシの様にずんぐりしていて、ちょっと不格好に感じた。
今日見たカモシカは、もののけ姫に出てくる獣神(シシガミ)そっくりだったな。あんなシルエットでカモシカを見たのは初めてだった。カメラ回してられたら良かったのに…。

Dist 48.61km,Time 02:06:08,Ave 23.1km/h,Max 54.0km/h

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2008.04.24

自転車用ライトの新調

近年、電動カートが目立つようになった。

シニアカートなどと呼ばれる4輪もしくは3輪の老人用電動車椅子で、時速6kmを超えて走ることができないように設計されている。
そうすることで、公道では一般車椅子と同等、道交法的には歩行者として取り扱われているそうだ。

そうは言っても車幅は65cmはあるし、全長も1mを超える。
車輪とステアリングで移動するため、人が歩くようには移動できない。
旋回にはそれなりの広さが必要だし、幅員2mの歩道には大概電柱が立ち並んでいたり段差にスロープが無い。
したがって、幅員3m以上の「自転車通行可の歩道」でなければ、車道を走らざるを得ない。

電動カートは歩行者だ。なので、右側通行が基本。だからといって、いつも右側通行するわけでもない(苦笑)。歩行者は気まぐれだし。
これが車道を走る。今後普及が進めば、子供乗せ自転車以上の社会問題になるだろう。

さて、前照灯の光量不足で、トンネル内で平衡をたもつのが危ういことが多い。
明るい前照灯を新調することにした。

サンデン3LEDライトトピークホワイトライトを使っている。
どちらもポジションライト程度の光量でしかない。
目が暗所順応したあとなら、それなりに役立つけど。

取り付け取り外しが簡単で、しっかり固定できるのは良い。トピークのは、特にコンパクトだし。


先日しらびそへ登り初めした時、帰路の長い隧道で、キタさんが付けていたLEDライトの明かりを頼りにした。
使用していたのはキャットアイHL-EL510
暗所順応前でも、充分な明るさに感じた。

高価なライトと思っていたけど、次機種がリリースされたこともあってか、随分価格がこなれているね。
HL-EL520との差は取り付けバンドの仕様程度のようなので、お買い得感の高いHL-EL510を注文した。

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2008.04.22

FirefoxへのFlash Playerのインストール

Macromedia Flash Player 7の最終バージョンは7,0,73,0だそうなのでアップデートしようとしたが、FirefoxとOPERAのプラグインがインストールされない。

ネット検索したところ、次の手順を踏めばよいそうで、首尾良くアップデートが完了した。

  1. Flash Player アンインストーラをダウンロードして実行し、旧バージョンを削除する
  2. Internet Explorer用プラグインをダウンロードしてインストールする
  3. Netscape(Mozilla)用プラグインをダウンロードしてインストールする

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2008.04.21

鳥倉山ヒルクライム夕立神展望台からの眺望

昨日は右膝痛がひどく、1.5kmほど走っただけでギブアップして引き返した。
天気の良い休日だったのに仕方ない。湿布を貼って安静にしながら、事務的な所用を片付けていた。

今日は随分良くなった。午後から夕方まで時間を作ってサイクリングへ出掛けた。

霞がちだが、雲は少ない。南アルプスが遠望できるし、眺望が素晴らしいと聞いた夕立神パノラマ公園まで登ってみることにする。

大鹿村の桜はそろそろお仕舞い。でも、鳥倉山への登りはハナモモからヤマザクラまで花盛りだ。
はじめは18%を超えるような激坂を1kmほど登るのだけど、美しい花々が沿道に咲き乱れているから結構楽しめる。

清水まで登り切れば、あとは鳥倉山を巻いて走る緩やかな登りだ。

夕立神まであとちょっとという所で、雪崩が桜と松の大樹を倒して道を塞いでいた。
ここ暫くの暖かさで、雪だまりを避けるだけのスペースができていた。桜の倒木をくぐり、松を迂回してパノラマ公園の看板に辿り着く。

標高1614メートルのちょっとしたピークを右に見て、道なりに鳥倉山の左へ回り込むと、眼前に南アルプスの素晴らしい眺望が飛び込んできた。

Dist 107.05km,Time 04:33:29,Ave 23.4km/h,Max 50.2km/h

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2008.04.20

オランダの子供乗せ自転車

ミスタードーナッツのチョコレートドーナツがリニューアルされたらしいけど、あの手のドーナツの中では一番好きだったココナツチョコレートの甘さが増したのはがっかり。

2月に新しくなったパイは結構好きだな。
特にラズベリーチーズとあずきもちは個人的にヒット(笑)。


さて、先日、トレーラーバイクについてお問い合せをいただいた。

「幼稚園の送り迎えに使えるものかどうか?」といったものだった。

ネット検索してみると、このようなキッズトレーラーを活用されている方はいらっしゃるようだが、トレーラーバイクを通園に使っているといった記事はなかった。

わが家にあるAdams Trail-A-Bikeには、次のような制約がある。

  • 牽引用の自転車とトレーラーバイクとの連結部は、地上から76cmの箇所にくるように連結部をシートポストに固定する。 また、連結ブームと後輪タイヤとのクリアランスは7.5cm以上確保する。
  • 乗車できる子供の体重は38.5kgまで。
    または、牽引用自転車の漕ぎ手の体重が77kg以下の場合、その半分の体重。

また、以前にも書いたと思うが、トレーラーバイクには独特な癖がある。

  • 自転車はペダルを漕ぐと体が左右に振れるが、牽引用自転車の漕ぎ手の左右の振れと、トレーラーバイクに乗る子供の左右の振れが一般的なタンデムバイクと違って一致しない。そのため、独特の違和感があって、自転車がふらつきやすい。
  • 自転車の全長が大きくなるし、旋回時にトレーラーバイクの車輪は牽引用自転車の前輪よりもかなり内側を通る。
    トレーラーバイクの長さとタイヤの軌跡に慣れた運転をしないと、トレーラーバイクを壁や電柱にぶつけたり、最悪は歩行者と事故を起こしたりしてしまう。

全長が大きくなる点と内輪差に関しては、キッズトレーラーも同じ問題を抱えている。しかし、キッズトレーラーはリヤカータイプのトレーラーなため、左右に倒れてしまうことはまずない。
また、子供はシートベルトで車体に固定されるので、振り落とされることも滅多にないだろう。

トレーラーバイクの良さは、全幅が一般の自転車と変わらないところだろう。
しかし、ふらつきしやすい。
脇をすり抜ける自動車はお構いなしだから、全幅の大きなリヤカータイプのトレーラーの方が自動車の邪魔になる分、かえって安全かも知れない。


さて、育児ママさんらが中心になって?、自転車の三人乗りに対する規制強化に反発、結果、子供2人を安全に乗せられる子供乗せ自転車を業界団体と協力して開発して行きましょうって前向きな動きとなっている。

尤も、海外では子供2人を乗せる設計の子供乗せ自転車はそれほど珍しいものではなさそうだ。
自転車先進国と言われるオランダでは、多人数子供乗せ自転車が多くのメーカーから製造販売されている。

ふらっかーずシリーズに代表される1人用子供乗せ自転車と同レベルの安全性で設計された2人を乗せられる自転車なんて、オランダのメーカーの製品をライセンスすれば事足りるんじゃなかろうか。

肝心なのは、行政が子供2人を乗せた自転車を実際に運用できるよう、法や道路インフラを整備することだ。

キッズトレーラーの運用における問題点を前述したが、例えば自転車専用道路やレーンがあれば問題点はほぼ解決する。
キッズトレーラーには荷台もあるし、トレーラー付き自転車も利用できる駐輪場がスーパーマーケットなどに整備されれば、子供2人用の子供乗せ自転車は、普通自転車にキッズトレーラーの追加が最も現実的と思う。
子供が成長して不要になれば、トレーラーだけリサイクルへ回せば良いわけだしね。

そうは言っても、法はともかく道路インフラの整備は、CO2排出量削減といった急務が後押ししても、物流から人の移動までを多分に自動車に頼っていて、なお且つ地方色が際立っている日本では、一律に行うこともできない難しい問題だ。

オランダは国土が平坦で狭く、そして人口密度も平均して高い。
土地柄が自転車に適しているし、そのために交通手段として自転車を活用でき、インフラの整備もスムースに行われたのだろう。


写真は、オランダのHenry WorkCycles社製Cargobike
荷物乗せのロングホイールバイクを子供乗せにしたものらしい。

こういったスタイルの子供乗せ自転車はオランダではポピュラーなもので、カーゴベイの下にスタンドが内蔵されていて、乗車したままスタンドを掛けることができる安全な構造になっている。

また、ハンモックサドルで知る人ぞ知る(笑)ドイツのKemperTransport Filibusも興味深い。
前後に子供乗せシートを設置するレイアウトで、日本では前後長と横幅がよりコンパクトに収まるこのタイプが有効ではなかろうか。


とは言え、ふらっかーずに代表されるような子供乗せ自転車でさえも登坂性能はとても低い。
オランダは平坦な土地柄なので、起伏の多い土地で使える子供乗せ自転車は無さそうだな。

ところが、キッズトレーラーなら、牽引車の性能と漕ぎ手のスキルが高ければ、ある程度の登坂もこなせる。
子供乗せ自転車の開発よりは、汎用性の高いキッズトレーラーの商品化と、その運用をサポートする法整備をまず行ってもらった方が良さそうな気がしてきた(苦笑)。

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Windows 95でSDHCを使用する

Windows 95用のUSBマスストレージドライバのお陰で、リコー製のデジタルカメラやシャープ製のPDAに接続されたSDカードへUSB経由でアクセス出来るようになった。

それ以前はPCカードアダプタ経由でアクセスしていたので、USBケーブルを挿しさえすれば良くなって、随分と使いやすくなった。

先月、DMX-CA65を購入したが、このモデルもUSBマスストレージクラスで認識できる仕様なのだが、残念ながら前述のWin95用ドライバではディスクドライブとして認識されない。

手持ちのデジカメRICHO Caplio R7ならば、Win95用ドライバでディスクドライブとして認識されるし、SDHCカードも16GBまで問題なくアクセス出来る。

そこで、DMX-CA65の記録は、Caplio R7を経由してPCへ取り込んでいた。しかし、面倒だ(苦笑)。

ちなみに、DMX-CA65のUSB端子はアナログビデオ出力端子を兼ねているため、特殊形状の専用コネクタとなっている。
付属する専用USBケーブルを使用しないと、PCなどとの接続はできない。


Caplio R7をカードリーダー代わりにするよりも、安価なUSBマスストレージ規格対応のカードリーダーを用意した方が気楽だ。

どうせなら携帯電話で使っているMicroSDカードも直接挿せるものが良い。
たまにスマートメディアやコンパクトフラッシュ、それにメモリースティックも使うことがある。これらもそれぞれPCカードアダプタ使っていたけど、最近のUSBカードリーダならすべてに対応しているものも多いし。

ってことで、プラネックスPL-CR30Uを購入した。

USB1.1での接続になるが、前述のドライバを利用して、特に問題なくWindows 95で使用できる。
但し、組み込まれるディスクドライブは1台のみという制約はある。CFとSDの同時挿しなどはできなかった。
SDを抜いてCFを挿したり、スマートメディアへ入れ替えたりしても、メディアが常に1枚ならば異常は起こらない。
誤って同時挿ししても、認識されないだけでシステムに障害を及ぼすことはない。

16GBのSDHCも問題なく利用できた。またまたOSの乗り換えが先延ばしされてしまったな(苦笑)。

ちなみに、PL-CR30Uは名刺サイズのアルミ筐体で、コンパクトながらとても高級感がある。
にもかかわらず、実売価格がとても安いのも魅力的だ。
SDカードの抜き挿しが固いといったレビューも多いが、カードが少しお辞儀するように気持ち斜め下からゆっくり挿入するとすんなり収まる。
難を言えば、ブルーLEDのアクセスランプは明るすぎると思う。もっと輝度が低く小さなLEDなら良かった。

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2008.04.19

分断国道152号線 地蔵峠パスハント

昨日の雨は上がったが、曇ときどき雨ってな予報。

それでも陽が射してきた。午前中に出掛ければ、分杭峠くらいは越えられるだろう。ってことで、サイクリングへ出掛けた。
みーちゃん氏たちは映画「魔法にかけられて」を見に行くそうだ。

天気がイマイチでちょっと気が重かったけど、夕立神へ登るつもりで大鹿村を目指す。
ところが、赤石岳はじめ南アルプスの峰峰は雲の中だ。予定変更だね。

桜祭り真っ最中の大西公園の桜がとても綺麗だった。
明日は青空も拡がるだろうから、青空と赤石岳を背にして、さぞや美しい姿を楽しめることだろうな。

Dist 108.48km,Time 04:52:33,Ave 22.2km/h,Max 62.2km/h

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2008.04.18

子供用ヘルメット

子供乗せ自転車での転倒事故が社会問題化して、子供用ヘルメットが急速に普及している。
お陰でホームセンターやスーパーマーケットの自転車売場でも、子供用ヘルメットが陳列されるようになった。

欧米では、ジュニア用ヘルメットが以前から多数ラインナップされていた。
ほとんどがロードレースやMTBレースに使われる競技用ヘルメットのスケールダウンデザインで、とてもスタイリッシュかつカラーリングも美しい製品ばかりだ。

ところが、スーパーマーケットやホームセンターに並ぶ子供用ヘルメットは、学童用ヘルメットのスケールダウンデザインなものがほとんどで、機能も性能もイマイチな観がぬぐえない。

写真は、3年ほど前に米国のディズニーストアで購入したBELL社のキッズ用ヘルメット“Amigo”。
ディズニーストア専用デザインで、プリンセスシリーズをモチーフにしたもの。
男の子用にはトイ・ストーリーのデザインだったと思う。

BELL Amigoは、50cm~55.8cmまでのワンタッチ・アジャスタブルサイズ・モデル。価格は26ドル55セントだった。

長女H氏用に求めたが、最近になって次女Y氏用にもとディズニーストアのオンラインを見ると、自転車用ヘルメットのラインナップが無くなっていた。

仕方がないので、ネットで適当な製品を探してみる。

見つけたのは、K2 ATHENA HELMET Sサイズ

インラインスケート用として販売されているものだが、構造はAmigoとまったく同じ。
衝撃吸収に優れ軽量な発泡スチロール一体成形の衝撃吸収ライナーを、カラーシートラミネートしたポリカーボネイト製シェルで覆い、吸湿素材の取り外し可能パッドとロータリータイプのアジャスト機構でフィッティングさせる。
ストラップもワンタッチアジャスタブルタイプで、速乾性素材。

重量もAmigoと同じ280gだった。

カラーラインナップが乏しいのは残念だが、娘は気に入ったようだ。

Sサイズの対応寸法は50~54cm。ちなみに、Mサイズが54~58cm、Lサイズは58~62cmとなっている。

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2008.04.17

ロード練習時の常備品とか

アジア選手権ロードは、15日のエリート男子TTで新城幸也が3位の銅メダル、そして16日のジュニア男子ロードで野口正則が金メダル、エリート女子ロードでは沖美穂が銀メダルを獲得した。
そして今日のエリート男子ロードでは、別府史之が金メダルを、そして宮澤崇史が銅メダルをそれぞれ獲得し、日本選手の活躍が目立つ大会となった。

カザフスタンやウズベキスタンといった自転車強豪国の選手を抑えて、日本の選手がこれほど活躍する力を見せられて勇気づけられる。

TT(タイムトライアル)は、選手個々の能力が結果に反映される。
ロードレースでは個々の能力と合わせて、チームの力も結果に大きく影響する。ロードレースはチームで戦わなければ勝つことができないスポーツなのだ。
ロードレースで日本選手が上位に入ったと言うことは、日本チームがアジアのトップレベルだということに等しい。
金メダルを獲得したエリートとジュニア男子は、日本チームがアジアの頂点に立ったということになる。

しかしながら、世界選手権やオリンピックになると様相が変わる。
自転車ロードレースはチーム競技であるにもかかわらず、各国の代表選手の人数枠は個人成績で変動する。
そのため、欧米に比べて選手層が薄い日本は、チームとして機能するだけの選手数を送り込めない。
結果として、入賞の可能性は極めて低くなる。

日本だけではなく、アジアの多くは代表枠が少なく、とてもチーム力を発揮できる状況ではない。
可能であれば国の枠を超えてアジア選手同士で団結して、オリンピックや世界選手権で一つのチームの様に戦えれば、アジアの選手にも勝利の可能性は充分にあるだろう。
エキップアサダは、そう言うこともやろうとしていると感じる。

エリートでメダルを獲った日本選手たちは、皆欧州のプロツアーで活躍しているメンバーだ。
彼ら選手個人の目標はオリンピックでは無いだろうが、北京で活躍して自転車ロードレースを盛り上げてくれればなぁ。そして、日本のプロサイクリングチームへの関心が高まって、支援が増えることを切に願う。


さて、先日の夕練でカットパンクした。
今回は石が原因ではなかったようだが、礫岩の転石が多い当地では、タイヤをチューブごとカットパンクさせてしまうことが多い。

カットパンクさせた場合、穴が大きすぎてチューブの修理はできないことが多い。そのため、パンクの対処にはスペアチューブの持参が必須だ。
さらにタイヤにも大きな穴が残り、チューブだけ換えても、空気を入れて加圧すると、タイヤの穴からチューブがはみ出して(いわゆる脱腸)、そこが破裂してしまう。

以前、南アルプス山中の林道でカットパンクを経験した。
運良く人里まで下山できる程度には修理できたが、自走で帰宅することはできなかった。
以来、スペアタイヤも持参している。

左の写真のように、TOPEAKエアロウエッジ(ストラップタイプ)サドルバッグMサイズに応急修理装備を詰めている。

このサドルバッグは取り付け方法がシンプルで、レールタイプのサドルであればまず着けられる。
ストラップ部分にウィンターグローブを吊したり、サドルとバッグの間に挟み込むなんてこともできるので重宝している。
尾灯がつけられるのも良い。

尚、Lサイズはペダリング時に内股に当たる。Sサイズは必要とする装備が収まらないし、携帯ポンプのバンドが無い。Mサイズの横幅と容積は、ボクにとって絶妙な大きさなのだ。

装備の内容は、タイヤレバー2本、イージーパッチスペアチューブ携帯工具チェーンツール携帯ポンプ、そしてスペアタイヤ(700x23c)


先月、分杭峠へ登った日曜練習でも、メンバーの一人が登坂前に転石でカットパンクさせた。
練習をしてくださっているボンシャンスの選手たちは、カットパンクやトレッド摩耗による穴あきに備えて、タイヤ用のパッチに使うための古タイヤの端切れを常備していた。

カットパンクさせてしまったり磨り減って寿命となったタイヤを捨てないで、6cm×3cm程の短冊状に切ってタイヤパッチとしたものだ。

カットパンクに見舞われたら、チューブを脱腸させないようにタイヤの穴に内側からタイヤパッチを当てる。
タイヤパッチは市販されてもいるけど、古タイヤの端切れで充分でもある。
ボクのようにスペアタイヤを持ち歩くよりも、タイヤパッチを携行した方が、体積と重量が小さくなってスマートだろう。

ところが、23c以上の太さがあればタイヤパッチは有効だけど、20c辺りになるとエアボリュームが少なすぎてタイヤパッチなんて当てていられない。
不具合のないタイヤでも、20cともなると填めるのに手間取るし。

練習タイヤに20cなんて莫迦な選択とは思うのだけど、決戦タイヤ(苦笑)をチューブラーに換えてしまったので、20cのクリンチャーがいくつか余って、今は練習タイヤとして700x20cを履いている。

そんな訳で、タイヤパッチの代わりに23cのスペアタイヤを持ち歩いている次第だ。


ちなみに、写真のバック一式で705g。
700cのクリンチャータイヤを使っている自転車には、サドルにこの装備を取り付けて出掛けるようにしている。

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2008.04.15

久々カットパンクの洗礼

夕練にどこへ行こうか悩んだ末、折草峠を越える事にした。
ところが、小渋ダムの桜が綺麗だったので、なんとなく大鹿村へ行ってしまった。

さて、分杭峠を越えるだけの時間があるだろうか?


途中、桶谷の泉で小休止。
桜並木が綺麗だったので、折角だからとビデオを回したのが失敗の始まり(苦笑)。
うっかりとボトルを泉に置き放して出立した。莫迦だ…。

夕立神パノラマ公園にすれば良かったのだけど、分杭峠へ向かってしまったので仕方ない。
しかし、時間に不安があって行き先をふたたび変更する。大池高原から黒川牧場まで登ってみることにしようか。

中峰までの登りは路面に砂が堆積している。雪道の滑り止めに撒かれたものだろうか?
粗雑なペダリングをすると、後輪がスリップしてしまうほどだった。

沢井までは道を横切る排水溝のグレーチングが随分劣化していた。集落を過ぎると、角の尖った転石も多くなる。
眼前に迫る南アルプスの絶景に見とれている暇はない。路面状況には充分注意して登って行った。

大池高原着が16時26分。日没までおよそ1時間か。16時40分まで登ったら、引き返すことにした。

林道が笹山の北面に至ると、路面に残雪が目立つ。
予定時刻でもあるし、無理せずにここで登坂は終了。

さて、来た道を引き返そうか、それとも沢井から塩川へ下ろうか。
とは言え、路面状態は悪い。慎重に下って行ったつもりだったのに、入沢井まで辿り着かない寂しい山中で後輪タイヤをカットパンクさせてしまった。
わずか前に、「パンクだけはさせないように」って心に決めた矢先だったのに(苦笑)。

石を踏んだ感触は無かったので、パンクした場所に引き返した。
すると、路面に鉄のアンカーが打たれていた。アンカーの頭の角を踏んだ為にタイヤが切れたのだろうか?

時間は16時50分を回っている。慌ててタイヤをチューブごと外し、サドルバックからスペアのチューブとタイヤを出して填め換えた。
タイヤが馴染んでいないこともあって、チューブがリムに噛んでしまう。
慎重にタイヤとチューブを填め直すのだが、チューブのリム噛みを修正するのに意外と時間が掛かってしまった。

遥か谷間の集落からだろうか、17時を知らせるチャイムが聞こえる。
ホイールを装着して、携帯ポンプで適当に加圧。大丈夫そうだ。
外したタイヤはチューブごと折り畳み、ジャージのポケットに突っ込んだ。

塩川への細道は、通行止めのようだ。
時間も無いから、元来た道を引き返す。グレーチングと路面の砂には、特に注意した。

桶谷の泉へ寄ったが、置き忘れたボトルはすでに誰かに持ち去られた後だった。

それにしても、リアタイヤとチューブは痛かったな。特にチューブはR-Airだったし。

帰宅してパンクの状況を見たが、タイヤサイドがチューブごと綺麗に切れていた。

カットパンクは久しぶりだ。前回は予備タイヤを持っていなかった。せめてタイヤの端切れを持っていれば、タイヤパッチになったのだけどね。
その時の教訓から、スペアチューブの他にタイヤも持って走るようになった。
この時のタイヤは、裂け目を補修してローラー用に今も使っている。
今日だめにしたタイヤも、裂け目を縫ってからパッチ貼って使ってみようかな。

Dist 102.54km 5028kcal,Time 04:04:47,Ave 25.1km/h 143bpm,Max 53.9km/h 187bpm

結局、予定より33分の遅刻。途中で遅れる旨を連絡したときに、みーちゃん氏が快く了解してくれたのがなによりの幸いだった。

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2008.04.14

MP4ファイルの再生と編集

DMX-CA65でビデオ録画すると、SDメモリーカードにMP4という拡張子を持つファイルで格納される。

16GBのSDHCを使っているので、最高画質のTV-SHQでビデオ撮影している。
640×480ピクセルの画像サイズで30fps、データレートは3Mbps。音声は2chステレオで48kHzにてサンプリング、16bit量子化される。
動画はMPEG-4 AVC/H.264、音声はAACで圧縮され、MP4というApple QuickTime形式の拡張フォーマットのファイル形式で記録する。
これが、MP4という拡張子のビデオファイルだ。

MP4形式はWindows Media Playerでは標準サポートされていないため、Windows PCで視聴するにはXactiに添付されているQuickTime7をインストールするのが手っ取り早い。

Win2kやXP、Vistaなら、CoreCodec AVC DirectShow Video DecoderのCoreAVCDecoder.axをシステムへ組み込み、マルチコーデックとして有名なFFDSHOWの最新版をインストールすれば、DirectShowに対応するMediaplayerはじめ各種マルチメディアプレイヤーで再生可能となる。

わが家のメインPCであるWindows 95では、シェアウェアの3ivx D4 4.5を使わないと再生できない。
3ivx D4 4.5は既にライセンス販売していないため、残念ながらMP4を直接扱うことは難しい。
しかし、MP4Cam2AVI v2.71でAVIファイル化してやれば、FFDSHOWを使って再生が可能だ。もちろん、ビデオ編集ソフトでも取り扱える。
MP4Cam2AVI v2.71はWindows 95でも使用可能で、Avi Utilを使ってDVなどへ再エンコードしてPremiereで編集、MPEG2出力する素材にできる。

FFDSHOWはffdshow_beta3_rev1324_20070701_clsid.exeであれば、Windows 95にインストールして利用できる。


以下の動画は、Xacti CA65で撮影とカット編集を行ってから、Windows 95上のMozilla Firefox 1.5.0.12でアップロードしてみたもの。

4月1日にPacific Cycles Inc. Carry-me DSに乗りながら、多摩川サイクリングロード沿いの福生の桜並木を三洋電機ザクティDMX-CA65で手持ち撮影してみた。

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2008.04.13

Briller Cycling

ダイハツボンシャンス飯田の山崎監督のお店がオープンしました。

スポーツ自転車専門店の“Briller Cycling”(ブレアサイクリング)。Brillerはフランス語で、英語ではBright。

取り扱いブランドは、PINARELLO,OPERA,GIANT,FELT,GT,RITEWAY。
用品はOGK,BBB,パナレーサーなど。

ロードバイクやクロスバイクの他、小径車もあります。

メンテナンスメニューも充実しているので、調整からオーバーホール、ポジションチェック、トレーニングの相談まで頼りになります。

お店の場所(地図の中心の建物)


昨日は登坂で遅れて散々だったので、今朝の日曜練習はお休みして、キタさんと二人して大平まで軽めのパスハント。

目的はお休み処「大平」の焼き肉定食(笑)。

大平の冬季閉鎖解除で、やっとありつけたぁ~♪ 17km足らずだけど、パスハントの後に食べる焼き肉の美味しいことと言ったら、もう格別。

写真は2人前で、ご飯とお味噌汁に漬け物が付くボリュームも素敵。なのに一人前800円と超リーズナブル。
ちょっと昼食でもと、1235mの飯田峠越えて行くのも苦にならない?

ただ、この地方の焼き肉は羊肉が一般的。アスリートにとってはヘルシーな羊肉だけど、独特の香りが苦手な方はいらっしゃるかも?
でも、季節の野菜たっぷりだし、大自然の中で野鳥のさえずりを楽しみながらってシチュエーションだから、些事だよね。

Dist 63.23km 4164kcal,Time 02:52:39,Ave 21.9km/h 139bpm,Max 48.8km/h 239bpm

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2008.04.12

しらびそヒルクライム 登り初め

しらびそ高原のオープン日。
坂道自転車通勤隊の有志三名で登り初めしてきた。

メンバーはふくはらさんにキタさん、そして蝉。
地蔵峠やしらびそへの登り、そして赤石峠への登りでもすっかり遅れてしまう体たらく…。
酷い息遣いがとても煩わしいと思うけど、しらびそへの登りの様子をXacti CA65でビデオ撮影した。
すでに二人は遥か先で、フレームに入ってません。

挙げ句に、しらびそからのダウンヒルでは後輪をパンクさせるしで、良いとこ無しだった。

映像の様に天気は曇りながら、薄日も射したし、下界は結構風があったのに山頂は無風で気持ちよかった。
苦しい登坂の報酬?は、ハイランドしらびその展望風呂(500円)。標高2000メートルから南アルプスを眺めつつ大風呂に浸かれる贅沢はまた格別だ。
ちゃっかりタオルは持参した。

Dist 125.87km 9164kcal,Time 05:56:14,Ave 21.1km/h 142bpm,Max 58.8km/h 201bpm

尚、地蔵峠から先の蛇洞林道は、しらびそ高原への分岐点まで路面改修中で車両通行止め。
従って、国道152号線で大鹿村から飯田市上村へ抜けることはできない。一旦、国道153号線など天竜川沿いへ抜けて、矢筈トンネルで上村入りする必要がある。
また、御池山林道の落石による通行止めは、改修開始に数年かかりそうな雰囲気。
赤石峠の法面崩壊による通行止めは、遅くとも5月30日には改修が終わって解除される見込み。工期は5月15日までの予定。

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2008.04.08

SANYO Xacti CA65

三洋電機のザクティシリーズ DMX-CA65を購入した。

コンパクトデジタルカメラをベースに動画撮影機能を向上させ、DVカメラに迫るビデオカメラ性能を持ち、しかも超小型軽量で水中撮影も可能な防水機能を持つオンリーワンモデルだ。

コンデジベースでもあり、SDメモリーカードに記録する。
SDHCに対応。メーカーは8GBのSDHCまで動作保証している。

フラッシュメモリの高密度大容量化と高速化、そして低廉化は凄まじく、最新の16GB SDHCでも台湾製のCLASS6あたりなら7千円程度から購入できる。

実は、DMX-CA65は既に生産終了している。
次期モデルは6月頃に登場すると思われるが、カタログ落ちのために流通在庫は比較的ディスカウント率が高くお買い得感がある。

16GBのSDHCの動作実績がユーザーから寄せられてもいたので、A-DATAの16GB SDHCとセットで3万円ほどで購入できた。
SDHCはドスパラの動作確認サービスを利用して、認識ならびに記録再生がされることを店頭で簡単にチェックしている。

ハイビジョン録画に対応したDMX-HD700も随分安くなっているために最後まで候補に残っていたが、防水機能の実用性がより魅力的に感じてDMX-CA65とした。

使用しているPCのスペックも低いから、720pとは言えハイビジョン動画を扱うには不足しているだろうし。


さて、撮影の手軽さと携帯性を除けば大きな期待をしていなかったXacti CA65だが、意外や意外、とても良くできた製品だった。

まずはサイズと形状が良い。
厚みがあるので、ジーンズのバックポケットに収めるってのは難しいが、サイクリングジャージのバックポケットには難なく収まる。
防水だから、汗にぬれるのは気にならない。後で丸洗いもできるし。
バッテリーとSDHC、付属ストラップを装備した総重量は249gと充分に軽量だ。
片手で操作する縦型デザインで、自転車乗りのデジカメとしてはなかなかの理想形状でもある。

マルチアングルの液晶ビューファインダーモニターは、15万画素の2.5型低温ポリシリコンTFTだが、直射日光下でも映像が視認できる微反射タイプなので、晴天の屋外でもちゃんと機能している。

ビューファインダーを閉じればスタンバイモードへ移行し、再びファインダーを開けば2.5秒ほどで撮影可能となる。
しかも、ビューファインダーのヒンジの動きがとてもスムースかつ摩擦の抵抗感も丁度よい。質感の高い外装と相まって、とても高品位な操作感が素敵だ。

操作系もなかなか練られていて、十字キーの左右にユーザーが機能割り付けできる余地があるので、ボタンが少ないながら結構小気味良い使い勝手となる。
十字キー左に露出補正、右にはフォーカスロックをユーザー設定した。

肝心の動画画質だが、最もデータレートが高いTV-SHQモードなら、DVカメラの映像と混ぜて編集してもそれほど違和感を覚えないだろうと思われる。
720x480サイズではなく、640×480サイズであることがとても残念な次第だが。

音声は、このサイズでしかも防水型にもかかわらずステレオ録音ってことで満足。更に電子的な風防機能も備えているし。
レンジは決して広くないけど、一般的なコンデジの動画音声に比べればビデオカメラだなぁって思えるちゃんとした録音だ。

動画記録フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264。Quick Timeとの親和性は高いが、Video for Windowsとはイマイチだ。

レンズは35mm換算で38mm~190mmの6倍ズーム。ズーム速度は一定。勿論、動画撮影中にズーミングできる。

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