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2008.04.20

オランダの子供乗せ自転車

ミスタードーナッツのチョコレートドーナツがリニューアルされたらしいけど、あの手のドーナツの中では一番好きだったココナツチョコレートの甘さが増したのはがっかり。

2月に新しくなったパイは結構好きだな。
特にラズベリーチーズとあずきもちは個人的にヒット(笑)。


さて、先日、トレーラーバイクについてお問い合せをいただいた。

「幼稚園の送り迎えに使えるものかどうか?」といったものだった。

ネット検索してみると、このようなキッズトレーラーを活用されている方はいらっしゃるようだが、トレーラーバイクを通園に使っているといった記事はなかった。

わが家にあるAdams Trail-A-Bikeには、次のような制約がある。

  • 牽引用の自転車とトレーラーバイクとの連結部は、地上から76cmの箇所にくるように連結部をシートポストに固定する。 また、連結ブームと後輪タイヤとのクリアランスは7.5cm以上確保する。
  • 乗車できる子供の体重は38.5kgまで。
    または、牽引用自転車の漕ぎ手の体重が77kg以下の場合、その半分の体重。

また、以前にも書いたと思うが、トレーラーバイクには独特な癖がある。

  • 自転車はペダルを漕ぐと体が左右に振れるが、牽引用自転車の漕ぎ手の左右の振れと、トレーラーバイクに乗る子供の左右の振れが一般的なタンデムバイクと違って一致しない。そのため、独特の違和感があって、自転車がふらつきやすい。
  • 自転車の全長が大きくなるし、旋回時にトレーラーバイクの車輪は牽引用自転車の前輪よりもかなり内側を通る。
    トレーラーバイクの長さとタイヤの軌跡に慣れた運転をしないと、トレーラーバイクを壁や電柱にぶつけたり、最悪は歩行者と事故を起こしたりしてしまう。

全長が大きくなる点と内輪差に関しては、キッズトレーラーも同じ問題を抱えている。しかし、キッズトレーラーはリヤカータイプのトレーラーなため、左右に倒れてしまうことはまずない。
また、子供はシートベルトで車体に固定されるので、振り落とされることも滅多にないだろう。

トレーラーバイクの良さは、全幅が一般の自転車と変わらないところだろう。
しかし、ふらつきしやすい。
脇をすり抜ける自動車はお構いなしだから、全幅の大きなリヤカータイプのトレーラーの方が自動車の邪魔になる分、かえって安全かも知れない。


さて、育児ママさんらが中心になって?、自転車の三人乗りに対する規制強化に反発、結果、子供2人を安全に乗せられる子供乗せ自転車を業界団体と協力して開発して行きましょうって前向きな動きとなっている。

尤も、海外では子供2人を乗せる設計の子供乗せ自転車はそれほど珍しいものではなさそうだ。
自転車先進国と言われるオランダでは、多人数子供乗せ自転車が多くのメーカーから製造販売されている。

ふらっかーずシリーズに代表される1人用子供乗せ自転車と同レベルの安全性で設計された2人を乗せられる自転車なんて、オランダのメーカーの製品をライセンスすれば事足りるんじゃなかろうか。

肝心なのは、行政が子供2人を乗せた自転車を実際に運用できるよう、法や道路インフラを整備することだ。

キッズトレーラーの運用における問題点を前述したが、例えば自転車専用道路やレーンがあれば問題点はほぼ解決する。
キッズトレーラーには荷台もあるし、トレーラー付き自転車も利用できる駐輪場がスーパーマーケットなどに整備されれば、子供2人用の子供乗せ自転車は、普通自転車にキッズトレーラーの追加が最も現実的と思う。
子供が成長して不要になれば、トレーラーだけリサイクルへ回せば良いわけだしね。

そうは言っても、法はともかく道路インフラの整備は、CO2排出量削減といった急務が後押ししても、物流から人の移動までを多分に自動車に頼っていて、なお且つ地方色が際立っている日本では、一律に行うこともできない難しい問題だ。

オランダは国土が平坦で狭く、そして人口密度も平均して高い。
土地柄が自転車に適しているし、そのために交通手段として自転車を活用でき、インフラの整備もスムースに行われたのだろう。


写真は、オランダのHenry WorkCycles社製Cargobike
荷物乗せのロングホイールバイクを子供乗せにしたものらしい。

こういったスタイルの子供乗せ自転車はオランダではポピュラーなもので、カーゴベイの下にスタンドが内蔵されていて、乗車したままスタンドを掛けることができる安全な構造になっている。

また、ハンモックサドルで知る人ぞ知る(笑)ドイツのKemperTransport Filibusも興味深い。
前後に子供乗せシートを設置するレイアウトで、日本では前後長と横幅がよりコンパクトに収まるこのタイプが有効ではなかろうか。


とは言え、ふらっかーずに代表されるような子供乗せ自転車でさえも登坂性能はとても低い。
オランダは平坦な土地柄なので、起伏の多い土地で使える子供乗せ自転車は無さそうだな。

ところが、キッズトレーラーなら、牽引車の性能と漕ぎ手のスキルが高ければ、ある程度の登坂もこなせる。
子供乗せ自転車の開発よりは、汎用性の高いキッズトレーラーの商品化と、その運用をサポートする法整備をまず行ってもらった方が良さそうな気がしてきた(苦笑)。

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