泥除け再考
JOJOのフレームを交換してからは、TITANIOにつけていた簡易フェンダー(FLINGER SW-670FR)を移植している。
38cのクロスタイヤに合わせてクリアランスを決めてみた。
このタイヤのブロックパターンは湿雪や泥が付きやすく、簡易フェンダーとの間にそれらが詰まって大きな抵抗になってしまう。
ダート走行では、フェンダーの使用を諦めた方がよさそうだ。
しかし、簡易フェンダーといえども効果はある。
右の写真は降雪の後に小雨となった天候で、60kmほど走った後のもの。
フェンダーが無いと尻から背中までびしょ濡れになった路面状況だが、その辺りはほとんど濡れていないし汚れもない。
そうは言ってもフェンダーがフォークの肩までしか無いから、時速25kmを超えたあたりからフロントタイヤが前方へ飛ばす泥水を正面から浴びるようになる。
膝下に飛ぶ泥水も、フェンダーが短いからどうしようもない。
リアもチェーンステイブリッジから前はフェンダーが無いから、シートチューブから下は泥水を浴び放題なわけだ。
以前のフレームにはフルフェンダーを付けていた。
お陰で、路面が濡れていてもライダーと自転車は汚れることがほとんど無かった。
特に、泥水がチェーンに飛ばないのはとてもありがたい。
この自転車はシクロクロスレースも考慮して組んだものだが、基本的には路面が濡れた状況でのロード練習用に使用することがほとんどだ。
新しいフレームにはフロントフォークにもフェンダーダボがある。
リアエンドのフェンダーダボも、ディスクブレーキと干渉しないものが熔接されている。
ロード用タイヤに合わせてフルフェンダーをあつらえて、クロスタイヤを履かせる時にはドロヨケを外すって運用にした方が合理的なようだ。
さて、どんなドロヨケが良いだろうか?
前のフレームにはディズナのロードフェンダーを使用した。
新しいフレームにはアルミフェンダーを使いたいと思っていたが、着脱を考えると凹まない樹脂製の方が気楽なのかな。
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