雪はあったが氷は無いじゃん…
4時頃になって、やっと手が空いた。
時間としては遅いけど、隧道の氷塊を見に鳩打峠まで登ってきた。
うまく行けば、林道を抜けて大平経由の周回ができるだろう。
先々週にロールで登ろうとしたけど、林道入口からアイスバーンで断念した。
ここ数日、4月下旬並みの暖かな日が続いている。
この二週間で陣馬形山の林道の雪がほとんど無くなっていたから、鳩打林道の舗装路区間の雪はまず無かろう。
自転車こそブロックタイヤを履かせているが、シューズやグローブは気温に合わせて軽装で出掛けた。
案の定、雪はすっかり無くなっていた。
路肩崩壊で工事中だった場所も工事が終わっている。
随分と大規模な改修になったようだ。それにしても、随分前から予算がついていたのだろうか?
しらびそ高原の林道御池山線の法面崩落箇所は、まだ手つかずの様だ。周辺岩盤にも多数のクラックがあって、二次災害の危険があるために復旧が難しいらしい。
予定より10分ほど早く峠に到着した。
隧道に入ってみると、素堀面から剥落した土砂以外はなにも見当たらなかった。残念。
今年は例年よりも早く重機が入った様だな。
日没までは40分ほどある。自転車はダート走行ができる装備だから、隧道を抜けて大平へ抜けてみようか。
午前中に雨だったこともあって、ジープロードは水たまりが多い。
しかし、懸念していた雪はまったく無く、下り基調と暖かい日射しにすっかり安心して走り出した。
ところが、数キロほど走ると残雪が目立つようになる。
そして、とうとう雪道になってしまった。
5日ほど前、鳩打林道の大平側口は30センチ近い積雪があった。
林道は残り6kmほどある。雪の中を歩くことはある程度覚悟していたが、こんな場所から雪道ってのは想定外だ。
日没が近いから無理は禁物。おとなしく引き返すことにした。
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