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2008.02.29

2008年2月の走行記録

Cyclocross DiscCarrera RollSpecialized
Allez E5
ALAN
TITANIO
Pacific
Carryme DS
total
Feb-08382.56139.120.00165.555.73693.96km

例年に比べて雪が多かったこともあって、思うように距離を伸ばせなかった。

中旬から三本ローラーを入れたが、ローラーの径が小さい製品で負荷が大きく、1時間も回しているとばててしまう。
精々30km走れれば良い感じ。精進が足りないな…。

今月前半はJOJOの軽量化にかまけてしまったってこともある。
結局、フレームとフォークを交換して11kg未満になった。

新しいフレームは仮想トップ長が540mmなので100mmのステムでジャストサイズと思っていたのだけど、どうもしっくりこなかった。
手持ちの130mmのステムが丁度よい。シートポストもセットバックしてるし、サドルも他のバイクと同じようにやや引いた感じのセッティングなんだけどな。
シクロクロスフレームなのでホイールベースがあるから、長いステムもなんとか収まりよく見えるかな?

BBハイトが低くなってペダルクリアランスは少なくなったものの、重心は確実に下がったので下り坂が楽になった。
フロントサスペンションが無くなったのが、下りやすくなった一番の要因だけどね。


さて、先週の金曜日の早朝、通勤前に自転車乗りが数人集まった。

場所は自宅から10kmほど離れた高台。

家を出たのが集合30分前だったから、早朝と言うのに汗ばんでしまった。
先々週の様な厳冬を感じる寒さじゃなかったのは幸いだ。

今シーズンは冬装備を充実させた。その割に走っていないのが恥ずかしい。
寒さもなんのその。最も調子良かったのが、ユニクロのヒートテックインナーだったりする(笑)。
同じヒートテックでもソックスはイマイチだったが、娘がスキー教室に履いていったタイツは好評だったし、普段良く使うようになった長Tは薄いのに保温性も通気性も調子よい。

カンパニョーロの厳冬用ジャケットも保温性が高く、ヒートテックインナーと組み合わせて便利に使っている。
Textran THERMOという厚手の防風防寒素材のフルジップジャージで、ウィンドブレークと保温の両機能。背面通気が無いので、あまり運動強度を上げるとオーバーヒートしてしまう。
インナーに気を使えば、メディオレベルなら外気温10度程度までは大丈夫だけど。

この日はマイナス3度、集合地点でマイナス5度程度の気温だった。
ボトルの中身が凍るほどでも、走っているなら暖かくいられた。
立ち止まってしまうと、インナーにヒートテックの長T1枚では足りなかったけど(苦笑)。

右は坂隊のかえるステッカー(隊長デザイン)撮影中の図。
出来映えは、何で知ることができるのかな?
ファンライドは綺麗にまとめていたけど、お手並み拝見。


その夜、ダイハツボンシャンス飯田(DBI)選手激励会&福島兄弟のW結婚お祝いの会へ家族総出でお邪魔。

DBIの2008年度はFELTのサポートを受け、チームジャージも白基調へ一新。
梅丹本舗のスポンサードもあって、一見全日本チャンピオンジャージと見紛うような美しい配色。格好良いです!

FELTはF3、F5、そしてF1Xが供給された。
F5は今年のチームカラーのキャンディレッドが綺麗です。お揃いのOGK MOSTROとDMTのシューズがまた良い!
昨シーズン同様に結果が問われるから、選手の皆さんも緊張気味。

今シーズンから菊池選手とインチー選手が梅丹本舗GDRエキップアサダで戦うことになって、DBIで力をつけてプロレーサーとなる図式が現実となった。
2008年度の体制は、プロレーサーを送り出すというスタンスがより明瞭になったように見受けられる。

子供たちは相変わらずマイペースだったが、退屈するんじゃないかと心配だったみーちゃん氏は、けっこう楽しんでいて幸いだった。

坂隊のサッピーさんが、長女H氏がこの半年お世話になった劇団のOGだったのには吃驚したし。

先日のツール・ド・ランカウィでベストアジアンライダーを獲得したチーム代表の福島晋一選手、チームアドバイザーを引き受けられている梅丹本舗GDRエキップアサダの浅田顕監督、同エキップアサダの福島康司選手、昨年までDBIのチーム監督をされた元MTBオリンピック代表の鈴木雷太スーパーバイザーも参加されて盛況だった。

それにしても、資金集めが総ての鍵を握っている。
エキップアサダをツール・ド・フランスへ送り出すために、スポンサーが今以上に集まることを祈らずにはいられない。
ってか、甲斐性無い自分が駄目じゃん…。

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盗難自転車の情報求む!「黒のベラム」

情報ご提供先:ダイハツ・ボンシャンス飯田 世界に向けてGO!!ヒラバヤスキー!!!!

12月11日火曜日 昼12:00から17:00の間に、東京都港区六本木7丁目のミッドタウン前にて、ダイハツボンシャンス飯田平林選手のベラム自転車が盗難に遭いました。

人通りの多い場所で二重掛けした錠を外して盗む手口は、プロの仕業であるとも思われます。
中古自転車販売店やeBay、Yahooなどのネットオークションに出品される可能性も高く、見かけられたら是非お知らせください。

情報がございましたら、こちらまでご連絡をお願い申しあげます。


<盗難した自転車の特徴>

フレーム:VELLUM CYCLES EDGE 

サイズ:52サイズ

コンポ:シマノデュラーエース9S (12-25t)

ハンドル:BBB

ステム:BBB

サドル/シート:BBB

ホイール/ライトサイクル仕様カーボンディープリム、アメクラハブ


盗難された場所:東京都港区六本木7丁目 ミッドタウンの目の前

※ベラムフレームは、日本に100本強しか入荷されてなく、なかなか国内では珍しいフレームです。車種のEDGEに絞ると、更に本数は限定されます。

特徴は、BB付近にチェーンを何度か落としたりした際に大きく傷が付いていたり、ボンシャンスステッカー、ダイハツステッカー、ライトサイクルステッカーが付いております。ガッチリ貼ってあるので、綺麗にはとれないと思うし、日焼けしている為、跡は必ずあると思います。(場所はトップチューブ)


当時、太い鍵を2個付けており、ガードレールにくくりつけておりました。窃盗の目的があり、鍵を切る工具も持ち合わせていたとしか考えられません。昼間のミッドタウン前は非常に人が多く、不振な行動は目立つハズなのですが、現実に盗難にあいました。

区の撤去も考えられたので、自分の目で確認してきましたが、撤去保管されている場所にはありませんでした。

そこで、今回、指名手配をかけることにしました。

こちらへご連絡をお願い申しあげます。



関連記事:盗難自転車の情報求む!「白のケストレル」

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2008.02.27

スカパー!&WOWOW解約

地上波のテレビ番組をほとんど見なくなっている。
1.2TBの録画スペースもほとんど一杯の状態が続き、WOWOWで映画を録画視聴するのも手一杯になった。
ちょうどキャンペーン期間も今月で終わりだしってことで、解約した。
WOWOWは解約も電話一本なのが便利だ。


リビングでは利便性を優先してe2 by スカパー!、プレイルームにはミステリチャンネルとFOXムービー★SF&ホラーのためにスカパー!を契約している。

プレイルームでテレビを見ることは殆ど無く、専ら録画してリビングで見ることが多かったのだが、ここ数ヶ月はなんの番組もスカパー!では録画していない。

今後、テレビを見る時間は更に減るだろうし、Gyaoなどのネット配信はじめ、プログラムは増えている。
それらがミステリチャンネルやホラーチャンネルの代わりになるわけじゃないけど、ついでだからスカパー!も解約することになった。
e2 by スカパー!はディズニーチャンネルを見たいって子供たちの希望で、今まで通りに残す。

スカパー!は書面解約と聞いていたので、カスタマーセンターへ電話して解約申込書を送るように伝えたところ、今はWOWOW同様に電話で解約できるのだそうだ。

電話口でカスタマーコードと解約の旨を通知するだけで手続きが完了した。
本人確認を行ったWOWOWよりもあっけなくて拍子抜け。尤も、WOWOWは通話料無料だがスカパー!は有料だから、てきぱきと処置するようになっているのかも知れない。

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2008.02.25

Cyclocross Disc

JOJOの軽量化検討で集めた資料を元に、700cでドロップハンドルにデュアルコントロールレバー、そしてディスクブレーキ仕様の新旧モデルをまとめておく。

この手のモデルは総じて、700x35cまでのシクロクロスタイヤが履けるジオメトリとなっている。

シクロクロスの国際大会では、UCI規定によりディスクブレーキは使用できない。
しかし、国内大会では使用できるようだ。

シクロクロスレースでは、制動性能はあまり重視されない。
スピードコントロールができれば充分なため、タイヤとのクリアランスが大きく取れて泥捌けが良く、機構がシンプルで軽量なカンチブレーキで必要充分とされる。

ディスクブレーキ仕様はブレーキの重量に加えてハブ、スポークの車重が嵩み、ホイールの交換もカンチブレーキ仕様に比べて手間取り、他者とホイールを共用できないといったデメリットが目立つ。


反面、ディスクブレーキは雨天や雪道、冠水した道路で威力を発揮する。
リムが濡れてしまうと、リムブレーキはシューが減るばかりで制動はひどく劣化する。
サイクリング用途の700cバイクとしては、ディスクブレーキがなかなか有効だと思う。

35c程度の太いタイヤに合わせて、タイヤとシートチューブには充分なクリアランスが取られているから、30c前後のコンフォータブルなロードタイヤを履いてもフルフェンダーを付けられる余裕がある。
シクロクロス車は、現代のランドナーといった趣向でフルフェンダーのドロップハンドル車を組むベースにするのにも適している。

尚、ディスクブレーキ仕様ではMTBのディスクハブを利用する場合がほとんどなため、大概はリヤエンドが135mmとなっている。

ちなみに、ディスクブレーキ仕様のシクロクロス完成車やディスク台座が用意されているシクロクロスフレームはアメリカメーカーに多く、ヨーロッパメーカーには少ない。


CANNONDALE CYCLOCROSS DISC

2003年登場のキャノンデールXR1000の後継で、写真は2005年モデル。

OPTIMO アルミフレームとFatty Ultra アルミフォーク、ディスク専用設計で完成車のみの販売。
フレーム形状は、弱スローピング。
XR1000は発表当時、カンチブレーキモデルと同様のモノシートステーだったが、販売時にはアワーグラス(砂時計)型シートステーに改められて現在にいたる。
見た目と違って、乗り心地はそれほど硬くないのだそうだ。

熔接箇所がフィレット仕上げされて滑らか、塗装の質も高く、実車は写真と比べてスマートな印象を受ける。

2006年モデルをピークにペイントグラフィックが簡素化され、コンポーネントも年々グレードが落とされているのは残念だ。



Lemond Poprad Disc

2006年、細身のトゥルーテンパークロモリパイプのホリゾンタルフレームが格好良いPopradに、Discモデルが追加された。
同じトレック傘下のボントレガー製カーボンストレートフォークにリアエンド130mmのディスクロード専用ホイールなども目新しい。

シートステーとチェーンステーの間にディスク台座を設け、エンドの補強とホイール脱着性能の向上を図っている。
そのため、リアブレーキケーブルもシフトケーブル同様にボトムルートを採る。

リアエンドは130mmだが、ディスク専用フレームなためにカンチ台座は無い。
130mm幅のディスクブレーキハブは少ない。クロモリフレームだからといって、エンドを135mmに拡げてMTBハブのディスクブレーキを使おうとしても、ブレーキ台座が傾いて駄目らしい。
尚、イーストンから完組みホイールでSAGITTAという対応モデルがリリースされている。



TREK Portland

Poprad Discのアルミフレーム版といった趣のトレックブランドのポートランドは、2006年登場よりスケルトンやコンポーネントの変更がされつつ継続販売されている。
スローピングフレームで、簡易フェンダーを標準装備してランドナー的な装い。

レモンブランドのポップラドディスクと同じくBONTRAGER Select Disc Roadホイールを採用するため、リアエンドは同様に130mm。



OTAKE FR-700

ニオブヒートトリーテッドスチールの東洋フレーム製に専用カーボンフォークを組み合わせたフレームセット。

シフトワイヤーはボトムルートで、リアブレーキワイヤーはフルアウターが基本の様だ。

純国産のためか、オーダーフレームと変わらない価格設定になっている。エンドは135mmでMTBハブを使用する。



Bianchi Pront

ビアンキブランドのアルミフレーム&カーボンフォークのシクロクロス車プロントが、2008年モデルになって旧来のカンチブレーキからディスクブレーキへ仕様変更された。
ヨーロッパメーカーでは珍しいディスクブレーキ付きのシクロクロスだが、このモデルは日本以外で販売されていない。
プロントはビアンキの日本代理店であるサイクルヨーロッパの企画モデルであって、ビアンキのブランドネームを冠してはいるが、クロモリフレームのルポと同様に日本専用モデルとなっている。
台湾メーカーが設計も含めてOEM生産しているようで、台湾製とされているようだ。

10万円前後で販売されているスポーツバイクは、十中八九台湾メーカーが設計からアッセンブリーまでOEM生産として受注している。
また、フレームも含めて、パーツの生産は中国の工場で行い、欧州向けの製品やFOBの高いものは台湾で組み立てして出荷、それ以外は中国でアッセンブリーから出荷まで一貫しているのが一般的なようだ。

シマノのセンターロックディスクブレーキローターに対応した新しいロード用ハブとディスクブレーキを採用しているが、このシリーズのリアハブFH-R505はオーバーロックナット寸法135mmを採用している。
ディスクシクロの完成車ではAVID製を採用するメーカーが多い中、シマノ製のディスクブレーキも珍しい。

プロントは完成車のみの販売。弱スローピングのフレーム形状も見映え良く、ルポ同様、仕様の割に価格設定が低くお買い得感がある。



SALSA CYCLES La Cruz

サーリーと同様に米QBP社のサイクルブランド、サルササイクルズのクロモリ完成車。
QBP社は台湾メーカーへアウトソーシングしている模様。

レモンのポップラドと同じTrue Temper OX Platinumを前三角に使っている。
ポップなオレンジが素敵なフレームはコンパクトスローピング。

フォークもトゥルーテンパークロモリ製。
フレーム、フォーク共ににカンチブレーキ台座は無いディスク専用フレームで、リアエンドはディスク台座付きシクロクロスでは一般的な135mm。

日本で購入できるこの手の完成車の中では、最も高い価格設定となっている。



SALSA CYCLES Las Cruces

スカンジウムを含有した軽量アルミフレームに専用カーボンフォークを組み合わせたモデル。
2007年カタログ落ち。魅力的だが、それなりに高価だ。

56サイズフレームセットでフレーム単体1334g、フォークが726g(カタログ値)と、ディスク台座を持つシクロクロスフレームとしては最軽量だろうと思われる。

フレーム形状は弱スローピング。カンチ台座とディスク台座それぞれ備えている。
リアエンドは135mm。

ラ・クルーズ同様、ラス・クルーセスもオレンジが素敵なフレームだ。



VooDoo Cycles Wazoo

完成車販売だけでなく、ダブルバデッドクロモリフレームにカーボンフォークを組み合わせてフレーム売りもされているモデル。

ホリゾンタルフレームで、トップチューブ長に対してシートチューブの方が長い形状を採っている。
ヘッドチューブが短く、ちょっと逆スローピングになる感じで格好良い。
凝ったヘッドマーク、シートチューブにも髑髏のエンブレムが付いていたりと、雰囲気は最高。

135mm130mmのアジャスタブルエンド。ディレーラーハンガー並びにディスク台座一体のまま前後に移動可能な仕様で、最近流行のシングルギヤ化も容易だ。
反面、フレーム単体で2kg台後半と重量級らしい。

シクロクロスフレームらしく、リアブレーキケーブルの他、リアシフトケーブルもトップルートで、フロントシフトケーブルのみがボトムルート。

タイヤは40cまで使用可能なクリアランスが確保される。



ROCKY MOUNTAIN BICYCLES SHERPA 10

カナダの人気MTBブランド、ロッキーマウンテンのロードバイク。
2007年にツーリングモデルとして追加されたシェルパシリーズのディスクブレーキモデル。

7005アルミスローピングフレームにアルミストレートフォークのディスクブレーキ専用タイプ。

リアエンド135mm。TEKTRO AQUILA ROAD DISCブレーキを採用しているのは珍しいかも。



Kona Sutra

Dedacciai COM 12.5 Butted Cromoly採用のディスク専用スローピングフレームにディスク専用のスチール製ストレートフォークを組み合わせたモデル。

コナのスチール製ストレートフォークは捻れ剛性が低く、乗り込むタイプのライダーにはもの足りないようだ。

VooDoo Wazoo同様の幅135mmのアジャスタブルエンドを採用している。

写真は2006年モデル。
2007年モデルでフレームにカンチ台座が追加され、2008年モデルではツーリングモデルとして仕様が刷新、一般的なストレートドロップエンドとなり、前後キャリアが追加されて、STIからバーエンドコントローラーへデチューンされている。



SCHWINN WORLD DBX

2007年のみ販売された、アルミフレームにクロモリコラムカーボンフォークの通勤仕様を謳ったモデル。
フルフェンダー標準装備。

トレックグループのディスクシクロ同様に、チェーンステーとシートステーの間にディスク台座を付け、リアディスクワイヤーはボトムルートにしている。

リアエンドもトレック同様に130mm。JOYTECHの130mmディスクハブを採用。



SCHWINN SUPER SPORT DBX

ディスクブレーキ仕様のロードバイクというコンセプトで、2005年、2006年の2シーズン販売された、アルミフレームにクロモリコラムカーボンフォークのモデル。
写真は2005年モデル。

エンド幅は130mmで、JOYTECH DISC HUBが使われている。

ロードバイクを謳う割にはタイヤクリアランスが大きくハンドルも高いため、腰高感が強い。



Brodie Romax

加ブロディのスピードシリーズにラインナップされていたディスクシクロ。

7005アルミフレームにAprebic社のアルミフォークを組み合わせている。2007年にはカンチ台座が廃されて完全なディスク専用となった。
しかし、2008年モデルではカンチブレーキへ仕様変更され、代わりにローニンというディスクシクロがスピードシリーズに加わっている。

エンド幅は135mm。

ブロディは2005年モデルをアキ・コーポレーションが販売したが、現在は取り扱いしていないようだ。



Brodie Ronin

ブロディのスピードシリーズに2008年からラインナップされたディスクシクロ。

ロマックスがカンチブレーキ仕様へ改められて9.54kgと軽量化された反面、元々ディスクブレーキで10.8kgだった仕様はローニンになって11.7kgへ重量増となった。

7005アルミフレームにクロモリストレートフォークで、フレームのカンチ台座が戻っている。



Brodie JOJO

ビアンキ・プロント同様、代理店企画モデルらしい。
ルイガノブランドで代理店企画モデルが手広く販売されているが、さしずめLGS-RACシリーズがJOJOの後継モデルと言えよう。

7005アルミフレームにサスペンションフォークを組み合わせ、サスペンションシートポストがリアサスペンション代わりってイメージだろう。
その分、重量は嵩み、カタログスペックでも13.3kg、実測ではもう500gほど重い。

シクロクロス車と言うよりは29erのMTB的な印象だが、それほどのエアボリュームではない700x30Cのシクロクロスタイヤなために乗り味は普通。



GIANT TCX CYCLOCROSS 2004

2006年までフレームセットで販売されていたジャイアントのTCXシクロクロスは、2004年モデルのみディスク台座が設けられていた。
また、2004年モデルはリアエンドが135mm、ディスク台座が廃された2005、2006モデルは132.5mmらしい。

スーパーライトアルミ製スローピングフレームに専用カーボンフォークのセットで、カンチブレーキ台座も装備する。

フロント、リアシフトケーブル共にトップルートで、シートチューブにはロード用フロントディレイラーに対応するためケーブル反転用の滑車も標準装備される。

ボトル台座はダウンチューブのみで、シートチューブには無い。
アルミフォークの様なモノシートステーが特徴的。



DIAMONDBACK PODIUM Cyclocross

米ダイアモンドバックのエントリーグレードシクロクロスモデル。写真は2001年モデル。
7005アルミフレームにアルミフォークで、完成車はカンチブレーキ仕様だがディスク台座も設置されていた。

当時はSTIで正常に引けるメカディスクブレーキは無かったため、ディスクブレーキ化する場合はフラットバーで組んだと思われる。

尚、現行のPODIUM CROSSにディスク台座は無い。

リアシフトケーブルはトップルート、フロントシフトケーブルはボトムルートと、ブードゥーのワズーと同じレイアウトを採っている。
エンド幅は不明。



K2 Bike ENEMY

米K2ブランドのエントリーグレードシクロクロスバイク。

7005アルミフレームにアルミフォークで、完成車はカンチブレーキ仕様だが、2002年~2004年モデルはディスク台座もあった。写真は2004年モデル。

モデルイヤー毎にエンドの造形やスケルトンは異なるが、133mm幅のロード、MTB共用ストレートドロップエンドで、スローピング形状のフレームであることは変わらない。

クロスバイクとのフレーム共用のためか、シフトケーブルはフロント、リア共にトップルートとボトムルート双方にアウター受けが設けられている。
しかし、シートチューブには下引きフロントディレーラーに対応するための滑車は無い。

2002年と2003年モデルにはシートチューブにボトル台座が無く、代わりにダウンチューブ下にボトル台座が設けられている。



Condor Cycles Baracchi Cross

英コンドルサイクルのシクロクロス車。2008年でカタログ落ちし、BIVIO CROSSへバトンタッチした。

Dedacciai EM2 アルミフレーム。ディスクブレーキ仕様はオプション。
シフトケーブルはトップルートで、シートチューブに滑車。エンドは135mm。


FOCUS CROSS DISC

欧州メーカーでは珍しいディスクシクロの完成車。
フォーカスは今年度よりダイワ精工が取り扱いを開始しているが、CROSS DISCはラインナップされていない。

6061アルミフレームにアルミフォークのディスク専用設計。

レモンのポップラド・ディスクや2006年以前のキャノンデールのシクロクロス・ディスクと並び、競技車としての性格を全面に打ち出してマーケッティングされているようだ。
国際大会では使えないけど。

シフトケーブルはリアブレーキケーブルと合わせてトップルートに配され、シートチューブのBB近くに滑車を設置して、ロードバイク用のフロントディレーラーに対応する。

完成車は、ビアンキのプロント同様にシマノのロード用ディスクブレーキセットが採用されている。
そのため、エンド幅は135mmだろう。



REDLINE Conquest

シクロクロスの有名ブランド、米国レッドラインのエントリーモデル。
6061アルミフレームにU6アルミフォークで、完成車はカンチブレーキ仕様だがフレームセットでも販売されている。
フレームデザインはホリゾンタル。

U6アルミフレームの上位モデルConquest Proにもディスク台座が備えられていたが、2007年モデルよりカンチ台座のみとなった。
Conquestは2007モデル以降もディスク台座が残されている。

シフトケーブルはリアがトップルート、フロントはボトムルートを採る。
フロントシフトケーブルのアウター受け兼アジャスターが右側にあるのは、レッドラインの特徴と言えるかも。

エンド幅はロード仕様の130mmで、ディスクブレーキ仕様で完成車にする場合は、EASTON(Velomax) SAGITTAがセットされることが多い。



REDLINE Conquest Pro

コンクエストの上位モデルで、U6アルミのホリゾンタルフレームにU6アルミフォークという構成。
2007年モデルからディスク台座は廃され、カンチ台座のみとなった。

エンド幅はロード仕様の130mmで、ショップでコンプリートする場合は、Velomax SAGITTAをインストールすることが多いようだ。



REDLINE Conquest DISC-R

U6アルミフレームにカーボンフォークを組み合わせたディスクブレーキ専用モデル。
2005年モデル以前はホリゾンタルフレームにU2アルミフォークの組み合わせだったが、2006年モデルになってスローピングフレームとなり、チタンモデルと同じカーボンフォークが採用された。
残念ながら2007年にはカタログ落ち。

エンド幅はロード仕様の130mmで、メーカー完成車はFSA RD-460 700c Disc Hubを採用している。



REDLINE Conquest Ti Elite

3AI-2.5V Titaniumフレームにカーボンフォークを組み合わせたコンクエストシリーズの最上位モデル。
ホリゾンタルフレームでエンドは130mm。ケーブルレイアウト等、下位モデルと同様。
残念ながら2007年にはカタログ落ちした。

2005年と2006年モデルフレームにはカンチ台座に加えてディスク台座が設けられ、ディスク専用カーボンフォークとカンチ台座のあるカーボンフォークを選択可能となった。



EVERTI BIKES ODYSSEY

3/2.5チタンフレームのディスクシクロ。チタンフォークのオーダーも可能。
フレームはスローピングデザイン。



以下はオーダーモデルで、カンチ台座、ディスク台座を選択可能。
ちなみに、パナチタンのシクロクロスモデルもディスク台座をオプション指定できるそうだ。



Calfee Design Carbon Cross Bike

フルカーボンの超軽量バイク製作で有名な米カルフィーデザインのフルカーボンシクロクロスバイク。
写真ではチタンフォークがアッセンブルされている。



High Ti Cycles Panama Red

米 High Ti Cyclesのチタンバイク。
オリジナルチタンフレームにWinwood Carbon Cross Forkの組み合わせ。



MOOTS PSYCHLO-X

米ムーツのチタン製シクロクロスバイク。ディスクブレーキ仕様はオプション。

その他、米Seven CyclesやチェコのMoratiのチタン製シクロクロスバイクもディスクブレーキ仕様のオプションがある。




-2010年4月18日 追記-

FIXIE Inc. Pure Blood

ドイツ FIXIE Inc. のシクロクロス。
4130航空機用スチール合金製ダブルバデッドフレーム&フォークのディスク専用弱スローピングフレーム。
フレーム重量1750g(カタログ値、サイズ不明)。写真は2008年モデル。

タイヤ幅は42mmまで対応している。リヤエンド幅は135mm。

シングルエンドへ換装可能な7075アルミ合金製のスイッチド・ドロップエンドを採用し、派手なカラーリングなど、ベルトドライブで固定ギヤを採用したPeacemakerと同様に異彩を放つ。

フレームキットの2010年度本国価格は899ユーロ。

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2008.02.19

JOJOの軽量化考 その4

新しいフレームとの比較。
BBを中心にして画像を合成している。

シートアングルが立っている。ハンドルも低くした分、サドルは前方へ移動した。


お次は、前後はBBを中心にして、タイヤ接地面を合わせた画像。

リアセンターはほぼ同じ。

フロントセンターが短くなった分、ホイールベースが30mm短縮。
BBハイトも15mm下がった。

画像からも、全高がずいぶん下がったのが見てとれる。
その分、重心もしっかり下がって、下り坂での安定感が増した。

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2008.02.18

平常化

土曜日の夕方、日曜日の昼下がり、二度の公演を終えた。
長女H氏のにわか女優の7ヶ月はこれにて終了。

舞台はなかなかのものだった。
難しいテーマの作品だったが、なかなかに楽しむことができた。

彼らは毎週末、10時間以上練習してきた。今年になってからは、更に倍の練習時間を費やしていた。
顔合わせで集まった公募メンバーは、一人消え、二人消えと、結局半分以下に減っている。
厳しい練習のようだが、H氏は上手に切り換えて臨んでいたようだ。

良い経験だったようで、成長したことを実感。
その分、確実に生意気にもなったけど(苦笑)。

今回のような大掛かりな舞台は当分ないそうだが、劇団は定例で舞台を踏んでいる。
H氏は続けるかを悩んでいる模様。気分が盛り上がって団員になることを宣言する公募メンバーが多い中、なかなか慎重な彼女である。

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2008.02.16

JOJOの軽量化考 その3

フロントサスペンションをリジッドフォークへ交換して軽量化を検討していたJOJOだが、結局ディスクブレーキ台座がある新しいシクロクロスフレームを購入することにした。

アルミフォークにアルミフレーム、ヘッドパーツ付きのセットで、2002年頃の旧い製品だ。
お陰で、カーボンフォーク程度の値段だった。

パーツのほとんどをJOJOから移植した。

新しいフレームはシートポストがφ27.2mmのためJOJO用のφ27.0mmは流用せず、Carry-meについていた安物を適当に短くカットして使っている。

また、フレームの仮想トップ長が20mm短くなった分、手元にあった突き出し130mmのステムとした。

写真の状態で10.8kg(ヘルスメーター計測)と、SORAコンポをメインにDEOREグレードのMTBハブを使ったディスクブレーキ仕様としては、意外に軽く仕上がったと思う。
JOJOに対して3.5kg程度の軽量化。

フルフェンダーとスタンドを付加することを考えていたが、輪行を含めたツーリングにも充分使える重さと大きさなので、輪行袋への収納の邪魔になる装備は見送る。

代わりに、TITANIOに付けている簡易フェンダーとサドルバッグ台座を移植して、ツアラーとしても活用する予定。

TITANIOはコンパクトクランクを使った2x10sコンポへ改め、ULTEGRAの3x9sコンポはこのバイクへ移植したいと思っている。
尤も、SORAの3x8sでも充分なので、暫くはこのままになるだろうけど。

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2008.02.09

JOJOの軽量化考 その2

昼から夜半まで雪という予報は見事に当たり、正午前から粉雪が降りだして1時間に3センチ以上のペースで積もっている。

室内用の箒でも軽く掃けるほどに雪は軽い。ところがマイナス7度と冷え込んだ為に、降る雪は融けずにどんどん積もるからきりがない。

きりが無くても放置したら表に出られなくなるので、2時間おきにでも雪かきをする。
なかなか良い感じなオフトレだが、これが毎日だとつらいだろうな。

深夜からは晴れて、そのまま一週間は晴れときどき曇りな予報だから、夜中、雪が軽い内にかいた雪は空き地へ片付けてしまおう。
週末だったのが幸いだ。

さて、JOJOの軽量化を相変わらず妄想している。
フロントのサスペンションフォークをリジットへ換えれば、1kg以上は軽くなる。
BBハイトは下がるものの、腰高感が和らぐならメリットの方が大きいだろう。

写真上段が現状、中段はグランジのカーボンストレートフォーク(肩下425mm)にした場合、そして下段は肩下420mmのアルミフォーク。

グランジのカーボンストレートフォークなら、フェンダーも現状のまま移植できそうだ。
アルミフォークはダボ付きなので、フェンダーステーを新しくしないと長さが足りない。フォーク断面が扁平しているから、今使っているバンドは使えないだろう。

今月中には、何らかの結論を出すつもりだ。

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2008.02.03

いろいろと壊れました

ダンシング中に右のクリートが突然外れた。

サドルに尻餅ついて、そのままトップチューブまで尻が落ちたが、幸い落車はなかった。
ちょっと変に腰をひねったみたいで痛いけど。

単純にクリートが外れただけかと思ったら、なんとクランクブラザーズ(CRANKBROTHERS)のペダルのビンディング機構の要であるスプリングが折れていた。

クランクブラザーズのペダルはシンプルな構造ながら4面キャッチの簡単脱着で、シンプルさ故に泥詰まりしにくく故障も少ないってのが売りだ。

ところが構造を見ると、クリートを固定するウィングは一つのスプリングだけで保持されていて、このスプリングが利かなければクリートを固定することができない。

そして、スプリングが折損したためにクリートは一瞬で外れてしまったようだ。

スプリングはステンレススチール製で、使用開始から4ヶ月も経っていない。
走行距離も2千キロ程度で、落車もなければペダルをどこかへぶつけた痕跡もない。

きっと素材に不純物でも混入していて、強度不足になっていたのだろう。

それにしても、クランクブラザーズのビンディングのスプリングが折れるなんて事例はあまり聞かないな。
下りを攻めてる時に折れていたらと思うと、背筋が凍る。


ミノウラのハイパーマグローラーの負荷装置も壊れてしまった。
インターバル練習中に急に負荷が抜けたと思ったら、そのまま負荷が利かなくなった。

修理できないか分解してみたところ、ローラーシャフトの上をローラーが滑っている。

ローラーシャフトは鉄製の軸にアルミ製のローラーが焼き嵌めまたは接着されている様だが、この嵌合が緩んでしまっている。
シャフトの両側から圧入されているベアリングを外さないと、緩んだローラーを外すこともできない。

ローラーの端に穴を開けてタッピングし、ネジでシャフトに固定するのが手っ取り早いが、サービスパーツリストを見たらベアリング圧入済みのローラーシャフトが2100円で売っている。

ってことで、交換部品を調達することにした。


最後はトゥーランがぶつけられた(苦笑)。
交差点で停止中、脇見運転の車が追突。

リアバンパーの交換で済みそうだが、週明けにでもディーラーで要修理箇所を確認してもらう予定。

すでに相手の保険担当者から修理ならびに諸費用の全額を負担する旨の連絡が来ているので、雑事が増えた程度の問題で済んだのは幸いだった。

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2008.02.01

寒いけど楽しいらしい

次女Y氏が自転車に乗せろとせがむ。
彼女の言う自転車とは、トレーラーバイクだ。
みーちゃん氏にも誘導されて、とても断れる雰囲気ではない(苦笑)。

外気温は4度ほどで風も吹いてるけど、日射しがあって部屋はポカポカしている。
きっとこの陽気に勘違いして、真冬のサイクリングをなめているのだろう。

トレーラーバイクは、センタースタンドを付けているJOJOで牽く。
ロード用ホイールにローラー台用のタイヤを履かせていたから、シクロクロス用のホイールへタイヤを填め換え。
ついでに寿命が近いウレタン系のリムテープも手持ちのミシュラン製へ換えた。

ローラー台で使っていたホイールには、舗装路用のパナレーサーTサーブを履かせた。
このホイールにはヴィットリアのリムテープが付いていて、まだまだしっかりしているから安心だ。

牽引用のアダプタをJOJOに付け、折り畳んで保管しているトレーラーバイクを出してきて接続した。


日没までは1時間ほど。
山へ行きたいと言うので、高原を走る観光道路までポタリングした。

登りは結構汗をかく。
1km近く10%以上の勾配が続いたが、Y氏なりに一所懸命漕いでいて吃驚する。

初めのピークにある食堂で休憩。
五平餅を二人して食べ、お茶をすすって大満足(笑)。

Y氏はまだまだ走りたいと言うので、次のピークの展望台まで走ってから戻ることにした。


日は沈み、寒さが身にしみる。
帰路は下り基調だから、冷たく乾燥した風が顔面に容赦なく当たり、随分と寒かったことだろう。
頬だけでなく鼻の頭も真っ赤になっていたが、本人は随分楽しげに寒風の中のサイクリングを楽しんでいた。

Dist 16.38km,Time 00:57:42,Ave 17.0km/h,Max 45.6km/h

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