Carry-me輪行形態
Pacific Carry-meシリーズは、8インチという小さなタイヤを活かしてかなりコンパクトに折り畳まれる。
その大きさは、ベビーカーのアンブレラストローラーを折り畳んだサイズとあまり変わらないほどだ。
こちらの写真のようにシートポストを抜き取って95x26x18.5cmサイズの専用バッグに収めれば、自転車と気付きにくい。
Carry-meシリーズはステッキ状に折り畳まれ、荷台に仕込まれた小さな補助輪で自立し、ステッキ状態で転がして移動できる。
9kgの車重は軽量の部類ではあっても、持ち上げて移動させていては長くはもたない。
しかし、自立した状態のCarry-meを転がして歩くのは容易だ。
また、ステッキ状なので人混みや狭いスペースでも邪魔になりにくい。
店舗に持ち込んでも問題とされたことはない。変な人と思われて、触らぬ神に祟り無しって扱いだったら困るけど(苦笑)。
飲食店や雀荘、狭い店舗などでは、カウンターで預かってくれることも多かった。
写真のように自立させ、サドルの先端に手を置いて軽く押して行けばするすると移動させることが出来る。
路面が平坦であれば、人混みの中、子供を抱っこしつつCarry-meを押して歩くなんて芸当もさほど難しくない(笑)。
また、ブロック施工の歩道でも、意外とスムースに自立状態のまま転がし移動が可能だ。
石畳ほどに凸凹していると、自立状態で押すのは無理。斜めにして、カートを引き摺ったり押したりするような形態で転がす必要があるけどね。
尚、フリーの抵抗でクランクが回ってしまうのを防ぐのと、振動による固定フック外れを防止する意味でも、百均のベルクロベルトでクランクと本体を共締めしている。
写真の状態で高さ99cm、長さ46cm、幅25cmとなっている。バッグを外せば、前後方向はもっと小さくなる。
現在、多くの鉄道会社では、折り畳んでカバーリングされた自転車に対して手荷物料金を免除している。
ただし持ち込み形態は、各鉄道会社の手回り小荷物に関する規則に準じる。
電車輪行ではカバーが必要となる。また、人混みや店舗内などでも迷惑をかけにくくするようにカバーは必要だろう。
そこで、東京都23区推奨の70Lごみ袋をカバーとして使用するようにした。
自立状態で上から袋を被せ、裾を百均のベルクロゴムバンドで縛っている。
この袋は薄く軽い割に丈夫で安価、輪行に使用後はゴミ袋として使って、常に新しい袋を携帯するって使い方もできる。
袋を畳むのも、コツさえ掴めば意外に簡単。
底の両端を持ってはたくと、静電気である程度平面になる。底方向から口に向けて谷折り山折りと繰り返し4つ折りして細長くなったら、短辺からくるくると巻いて行く。
空気を押し出しながら巻いて、千歳飴ていどの大きさになる。これを馬蹄型に曲げて、サドルバッグへ入れている。
右の写真は、正月ポタのスナップを拝借。
Carry-meを抱えて、サドルに顎をのせてうつらうつらって状況(笑)。
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