X3
みーちゃん氏がBMW X3の三日間試乗キャンペーンに応募したそうで、貸し出し車両をディーラーまで取りに行ってきた。
お借りしたのはBMW X3 3.0si。
実は、先々月にBMW X5をBMW Tokyoまで見に行ったのだが、今その場で購入しない来訪者はお客じゃありませんといった対応だったので、BMWへの興味はまったく失っていた。
BMWでは雪道を走らないでください。パワーがありすぎて並みの腕ではコントロールできませんから。と言った、馬鹿なセールストールをタメ口で語る若造に呆れ、あの評判よかったBMW Tokyoでこの様なら、他のディーラーも推して知るべしと早合点した。
今日行ったディーラーは受付嬢から担当者、メカマンまで非常に対応が丁寧でとても好感をもった。
対応にあたった担当の方は、穏やかな物腰の紳士だったが、押しつけがましくなくBMWファンであることがひしひしと感じられ、いつもなら退屈なセールストークも楽しく聞くことが出来た。
所得層の二極化が進み、原油高にもかかわらずBMWの様な価格帯の自動車セールスは好調だという。
持てる者が増えれば、高級車は飛ぶように売れて行く。その状況にBMW Tokyoは奢ってしまっているのかも知れないね。
さて、BMWディーラーまでは結構な距離がある。
トゥーランで行って、X3に乗り換えて戻ってくるつもりだったが、朝練ついでにTITANIOで行った。
SUVタイプの車だから、輪行袋を持参してトランポすればよいだろう。ドライビングシューズもサドルバッグに突っ込んだ。
クリートが付いたサイクリングシューズで自動車を運転するわけにはゆかないし、裸足やスリッパも間抜け過ぎるからね。
午後から所用があるので、早朝に出ることにする。
ところが、昨夜は長女H氏が寝ながら嘔吐して大騒ぎ(苦笑)。睡眠不足での早朝練習はちときつかった。
しかも路面は昨日の雨で濡れたままだし、深い霧にも包まれている。
前照灯と尾灯を点滅させ、ウィンドブレーカーで霧から身を守りひたすら走った。
高森と伊那で霧が晴れた他は、北小野までずうっと深い霧だった。
運動による発熱と霧で濡れた衣類が乾くときに奪われる熱とが拮抗していたのか、ヘルメットからは終始雫が垂れるほどに濡れそぼっていたにもかかわらず、それほど寒さを感じなかった。
シューズカバーをしていないので、ロードシューズの風通しの良さだけは恨めしかったけど(苦笑)。
12月中旬とは思えない温かさも助かった。一番寒かった善知鳥峠さえ摂氏2度。
この時期に路面凍結を心配せず走れるのは、とてもありがたい。
ディーラーまでは地図で90kmほどだったので、約束した時間の3時間半前に出た。
ところが結構順調で、30分前に着いてしまったので、広丘駅前の自転車屋さんへ立ち寄って少々時間潰し。
広丘まで2時間48分ほどだった。
その後は適当に周辺を流し、時間が来たのでディーラーへ行った次第。
Dist 88.64km,Time 3:25:40,Ave 25.8km/h,Max 79.6km/h
BMW X3 3.0siのインプレは後日。
一般道と山坂道を100kmほど走った感想は、とにかくスムース。低い回転でも、静かな室内へかすかに漏れ聞こえるエキゾーストノートが良い音なんだよね。
ただ、ランフラットタイヤなためなのかは知れないが、路面のうねりに影響を受けやすい感じがした。イメージしたトレースラインから偶にずれるような感覚もあったりと、FFの癖が染みついているための錯覚だったりしてね(苦笑)。
ともかく、今日行ったBMWディーラーは感じよかったな。
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