MR4の分割ハンドルをCarry-meへインストール
Carry-meへ、2007モデル以前のGIANT MR4RやMR4に標準装備されていた分割式ドロップハンドルバーをインストールしている。
このハンドルはアルミ合金に硬質アルマイト処理していて、センターセンターで420mm、重さは170g×2となっている。
クランプ部分が握りより細くなっていて、幅も直径もCarry-meの分割式ハンドルのクランプスリーブとほぼ一致する。
この分割ハンドルに関する問い合わせが多いので、改めて記事を上げてみた。
以下、予備のハンドルを使ってハンドル周りの写真を撮ったので掲載する。
ハンドルの握りからクランプ部へ直径が絞られるテーパー部がクランプスリーブと干渉し、左右のハンドルがスリーブ内でピッタリと噛み合わない。
そこで、赤い矢印の部分をルーターと半丸ヤスリでテーパー状に面取りしている。
この加工により左右のハンドルがスリーブ中央でガタ無く嵌合し、ハンドルバーは左右のクイックでしっかりと固定されることになる。
また、テーパー加工した面積分、スリーブとハンドルとの嵌合面積も増えたことになる。
結果、クイックによる固定だけでハンドルは確実にロックできるようになっている。
ヘッドチューブの剛性が低いため、この自転車でもがくことはない。
しかし、標高差750m、距離17kmほどのパスハントでは、ハンドルが回転したりずれてしまうことはなかったし、今のところハンドルがずれる不具合は発生していない。
尚、シートポストも硬質アルマイト処理された製品へ換えているが、そちらは純正シートポスト同様に、シートクランプのクイックでかなりきつめに締めても、若干下がってしまうことがある。
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