JOJOポジション変更
JOJOは初めてのフルサイズだというのに、特価に釣られていい加減に選んだところがある。
肝心のサイズ選びで妥協した。シクロクロス車としては少々大きすぎたと思われる。
競技用自転車のフレームサイズはシートチューブ長で表されることが多く、例えば54サイズと言えばBBハンガーシェル中心からシートチューブ上端までの長さをセンチメートルで測ったものを指す場合が多い。
この長さは(シートチューブの)センタートップ(C-T長)とも呼ばれる。
最近はコンパクトフレームが増えて、(仮想)トップ長とシートチューブの中心を延伸した線とが交わる点とBB中心までの長さ(C-C長)、センターセンターで表すことの方が多いようだ。
体格に対するフレームサイズは、トップ長(仮想トップ長)も大切となる。
トップ長とは、ヘッドチューブの中心とシートチューブ中心を結んだ長さを指すが、この時、トップ長は地平と並行であるものとする。
この時、トップ長とトップチューブとが並行となるフレームをホリゾンタルフレーム、そうでないものをコンパクトフレームと呼称する。特にトップチューブがシートチューブ側に下がって傾いているフレームは、スローピングフレームと呼ばれる。
スローピングフレームの場合、トップ長を測るためにシートチューブに並行の補助線をシートチューブ中心から立ち上げ、地平と並行にヘッドチューブ中心と結ぶ線をトップ長とする。この場合、仮想トップ長(みなしトップ長)とも呼ばれる。
さて、ロードバイクでは、フレームサイズ(シートチューブC-Tサイズ)とトップ長とはほぼ同寸である場合が多い。
しかし、多くのシクロクロスバイクは、フレームサイズに対してトップ長が長い。
また、BBのハンガー下がりが小さく、チェーンステー長も長いという特徴がある。
JOJOのハンガー下がりは45mmで、Allezは69mm。腰高だね。
結果として、ロードのポジションでシクロクロスを組むと、前後長も高さも大きいバイクが仕上がる。
さて、以前、http://www.wrenchscience.com のWS Sizing Systemで適正サイズを計算したところ、ロードバイクの適正サイズは55(C-T)だった。
model / size | Seat Tube Height c/c | Top Tube Length c/c | bike stem Length c/c |
---|---|---|---|
Specialized Allez / M | 540 | 548 | 100 |
Carrera Roll / 51 | 510 | 535 | 110 |
ALAN Titanio / 52 | 520 | 530 | 120 |
Brodie JOJO / 54 | 540 | 565 | 100 |
Brodie JOJO / 51 | 510 | 545 | 90 |
結構ばらばらだが、シートポストの繰り出し長とサドルの前後位置、そしてステム長で帳尻を合わせている。
JOJOは他車に比べるとワンサイズ大きかったと思われる。
540の下は510サイズになるが、これがベストだっただろう。クランク長も170mmだろうし。
クランクを175mmから170mmへ変更して、今一度ポジションの見直しをした。
シクロクロス車なので、シートは低め、ハンドルは高めを意識している。
ステムを天返ししてハンドルを低めにしていたが、元に戻した。これにより、若干ハンドルが近くなる。
反面、ハンドルが高くなるから、コラムスペーサーを30mm分抜いた。結果として、あまり変化が無かったかも知れないが、走りながら調整したものなのでよしとしよう。
ステム上面にサイコン本体を移したので、30mm分コラムが飛び出しているのはそれほど気にならない。
このままポジションが決まったら、コラムを切ってしまえばよい。スターナット買い直す必要はありそうだな。
砂利道で飛び降りと飛び乗りの練習をした。
初めての飛び降りは、左のペダルのリリースを忘れて、危なく転ぶとこだった(苦笑)。故障しなくて良かった。
サイズが大きいこと、また車重が13kgを超えている点も、競技向きではないね。
飛び降りて走りながら車体を持ち上げようとしたが、障害を越えられるほどに持ち上げられたかどうか。一気に体力を消耗してしまいそうだ。
取り敢えずセンタースタンドとフェンダーを外し、少しでも軽量化して、シクロクロスタイヤ履かせてからクロスカントリーでもしてみよう。
Dist 36.27km,Time 1:35:16,Ave 22.8km/h,Max 56.8km/h
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