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2007.10.13

菊本さんのKestrel

和田サイクルさんに寄ったら、ちょうど加藤さんがいらしたので挨拶して明日の定例オフの荒玉水道隊結成をお願いする。

加藤さんと歓談されていたのがVikkino projectの菊本さんで、乗ってこられた650cのケストレルを見せていただいた。
菊本さんいわく、小径車以外に乗るのは20年振りくらい、速度維持が楽でやっぱ速いなぁってことだった。

さて、氏のケストレル。こだわり抜いたコンポーネンツを奢りながら、それでいて流麗なフレームデザインを活かすために、細かなところまで妥協せずに組まれている。

コンポーネントはカンパのレコードカーボン。
ハンドルはカーボン製のブルホーンとなっていた。
変速装置は必須と考えるが、ワイヤー類が目立つのは嫌いなのと、デュアルコントロールレバーはデザインバランスを損ねるということで、ステム下にコンパクトなオリジナルシフターが取り付けられていた。

写真の通り、シフターはシフトワイヤーを固定したプーリーをウオームギヤで巻き上げてシフトアップを行うデザインとなっている。
本体はカーボンプレートとジュラルミンブロックから削り出され、ギヤやネジにいたるまでオリジナル。
ほとんどの金属小物パーツはチタンが使われている。プーリーは巻き上げに必要な部分以外は削り落とされ、ブロック部も肉抜き加工に余念がない。
バーエンド用シフターの重量160g以下を目標に、結果として重量は130gに抑えられている。
操作ハンドル半回転でシフティングするように設計されており、インデックスはないとのことだった。
デザインは大幅に変わると思われるが、将来的に電動化することを検討しているとのこと。

レコードカーボンの他、ヘッドパーツは1インチアヘッドのクリスキング。このサイズのピンクのものは、日本でもこれ一つだろうとのことだ。代理店に3つ誤入荷した内の一つを譲ってもらったそうだ。

前後ホイールのSPINERGY Rev-Xはクリンチャーモデルな感じ。タイヤはコンチネンタルを履かせていた。
ブレーキアーチは軽量化の切り札とも言われたゼログラビティ。シートピラーも軽量で有名なエイリアンのカーボンモデルで、シートはセラサンマルコのMAGMA MGかな?

街乗り用ってことでか、ペダルはSPDのDura-ace PD-7410のようだった。
2ホールのクリートなので、MTBシューズでもいけるのだろう。

兎に角、美しい自転車ってのがテーマな様で、拙い写真はともかく、実車はとても美しく上品にまとまっている。
ボトルケージも生活感が…ってことで排除。サイクルメーターはポラールが付いているのだが、オリジナルのカーボンステーをステムスペーサーに噛ませ、ステムに並行するように取り付けられているため、写真の構図だとセンサー類しか見えない。

もっと景色の良いところで、ちょっと望遠レンズ使ってこの車体のシルエットを美しく写真に収めたいものだ。
それにしても、あまりに素晴らしいまとまりで、このKestrelを見た後だと、ボクの乗ってきたCarry-meがすごく貧乏たらしく見えるのが哀しかった(苦笑)。

ちなみに、車重は7kgちょっととのこと。
持ち上げてみたが、随分軽く感じた。また、650cなのにケストレルのデザインの妙なのか、菊本さんが跨っているからなのか、やっぱ小径車にしか見えないのがおもしろい。

菊本さんとは自転車談義に随分時間を割いていただき、とても楽しいひとときだった。
Vikkinoの新作はP3。前後8インチになるようだ。極小径車ファンとしてはとても興味深いが、値段もすごいんだろうなぁ…。
でも、Vikkinoで儲けるつもりはないそうで、実際にRの原価聞いたらとても申し訳ないくらいだった。


-10/15追記-
昨日、和田サイクルさんに寄ったら、このKestrelが盗難にあったとのショッキングなニュースを和田さんとけんゆうさんからお聞きした。
13日の夜、菊本さんの玄関先から盗まれたそうだ。早期発見されることを祈りたい。

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