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2007.09.28

キツネとタヌキ

ひねりも何もない、タイトルそのまま…。

久しぶりに朝練へ出たら、西春近でキツネの死骸に出くわした。
県道を繋ぐ交通量の多い広域農道で、車に跳ねられたらしい。

タヌキは珍しくないが、キツネが死んでいるのを見るのは初めてかも知れない。
と、帰路、そのタヌキの死骸もあった。

キツネを初めて見たのは、小学校高学年の時だったと思う。
両親が共働きだったこともあって、学校の長期休みになると親父の実家にあたる本家でやっかいになっていた。
今でこそ自転車の練習がてら1時間ほどで行ってしまえるほどに近い場所だが、当時はとてつもない山奥に感じたものだ。

本家の在所が今でも当時のままならば、平家の落ち武者村と宣伝して観光で食えそうだな。
方形墳の様に盛り上げた土地を杉の屋敷林が囲み、斜路を登ると右手に小さな土蔵があってその前には手押しポンプ。母屋は藁葺きで土間からすぐに12畳ほどの小さな座敷になっていて、暗い天井の梁から囲炉裏へ自在鈎が下がっていた。座敷の右手には土蔵に沿って建て増した住居が奥へと連なる。
左手には湯屋と便所。五右衛門風呂に肥溜めを兼ねたぼっとん便所で、毎夜の風呂の焚き付けが楽しかった思い出がある。
住居からの渡り廊下は無く、土間から外へ出て便所や風呂へ行った。
左奥には馬屋だったが、耕耘機に代わってたから、そこで牛が飼われていた。馬屋の二階には茅が積まれていたな。

電気は引かれていたが、水道は無かった。土蔵前のポンプが洗面も兼ねていて、母屋の左に建て増した台所の中にも手押しポンプがあった。

隣家は200メートル以上離れていたし、一番近い商店まで2キロはあった。
夜は真っ暗で、それでいて綺麗な星空の記憶がない。夏の夜の蛙の声はいまだ耳に焼きついている。

まったく、となりのトトロの世界だな。年代的には、20年以上離れていると思うのだけど(苦笑)。

そんな山奥だったが、動物の記憶は夜にキツネと出遭ったものだけだ。
きっと、森の中で遊び回るってタイプじゃなかったのだろう。いまだにアウトドアは苦手だし。

キツネを見たのは一度きり。夜に単車で走り回っていた時に、法面からいきなりダイブして目の前を横切った。
長く伸びた前足と尾がとても印象的だった。

もう亡くなってしまった祖母から、キツネに化かされた話しを聞いたのも懐かしい。
田舎家の天井は夜になると闇にとけて、暗がりが空高く続くように感じたものだ。そんな中、薄暗い灯火の下で聞く昔語りは、すべて真実のように胸に迫った。


さて、朝練はTITANIOで91kmちょっと。夕方はROLLで大平街道をパスハントした。
久しぶりにまともな練習をした感じ。これが続けば良いのだけど…。

Dist 91.59km,Time 3:14:34,Ave 28.2km/h,Max 62.4km/h
Dist 35.34km,Time 1:35:41,Ave 22.1km/h,Max 46.4km/h

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