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2007.08.17

400km程走ってみました

ここ一週間ばかり、盛夏と言うのに都心を自転車で走り回っていた。

冷夏と言われていたが、梅雨明け後は連日の猛暑に熱中症で亡くなる方までいるほどとなっている。
にもかかわらず、太陽降り注ぐ昼日中に極小径車で走り回っていた。

8月9日は所用で地元を40.5km走った。
山坂道だったが、パスハントに使えるほどの走行性能がある。
平均速度こそ700cに遠く及ばないが、最大12%程度、平均6%ほどの登り坂なら、シッティングでぐいぐい登ることができる。

翌10日は平地オンリーで、桃井の和田サイクルさんまで6.5kmほど。
フルカーボンの折りたたみ自転車を肴にいろいろと。Carry-meのフロントホイールに不具合があったので、その対処と取り置きしておいてもらったパーツを受け取って帰還。

11日土曜日にはお花茶屋のサイクルハウスしぶやさんまで往復。距離はちょうど60kmくらい。
ところが、16日まで盆休みで和田サイクルさんへ行って愚痴とか(苦笑)。
生憎と平均速度をメモっておかなかったけど、19km/h程度だったかな?

そして12日の日曜日はFCYCLEの定例多摩川オフに初参加。
夏休み中でしかも炎天下ってこともあって参加人数は少なかったそうだけど、楽しく走ることができた。
小径車はボクの他にBD-1でご参加のMochaさん。今回のお世話役の古紙さん他皆さんは700Cや27インチ。
強い陽射しの下、やや追い風だったこともあって意外に速いペース。多摩川CR左岸に入ってからは30km/h近いアベレージになって、スピードドライブ付きとは言えCarry-meでは付いてくのがやっとだった(苦笑)。
解散してからも興に乗って阿蘇神社手前の玉川上水羽村堰まで走り、黄と青のジャージを着たなるしまフレンドの一行に付いて調布まで再び戻ってみた。
最後に和田サイクルさんで工具をお借りして、ケーブル配索を見直し。前日にノコンタイプのフレキシブルケーブルアウターをこちらで購入して、ハンドルのクイックリリースに当たって無理やり屈曲していた部分に挿入した。
この日が一番長い走行距離となり、結局120.3km走った。平均速度も21.6km/hと、距離、スピード共に極小径車の常識を逸脱したパフォーマンスを発揮したのではなかろうか?

14日は池袋まで自走して買い物。
ハンズや池袋チャーリー、サンシャインシティにも折りたたんで持ち込んだ。Carry-meは自立させたままスムーズに転がして移動できる。
畳んだベビーカーよりも場所を取らないため、人混みでも普通にキャリーできる。
昼食は丸亀製麺で讃岐うどんを。セルフサービスなので、片手でCarry-meを押しながらトレーを持つことになる。しかし自立しながら転がるCarry-meなら、そんな状況でもまったく問題なし(笑)。
チャーリーでLAKEのMTBシューズを購入。43でワイドサイズのモデルが半額だった。ハーフクリップでもスニーカーだと靴底が変形してペダリングがおかしくなるので、サイクリングシューズを使いたいと思って物色中だった。
トラックシューズの方がベターかも知れないが、ハーフクリップは将来的にSPDかクランクブラザーズへ移行させたいとも思っていたので、MTBシューズは申し分ない。
始めは¥4KになっていたMX60にするつもりだったが、43.5でもきつい感じで決めかねていた。MX101Xは43が残っていて、試しに履いてみたところほぼジャスト。しかも履き心地良い。流石は幅広モデルだ。
定価が高いので値引き後でも¥6Kと高価だが、ジャストフィットは重要だからね。カラーもタンやグレーのMX60に比べてブラウンとブラックのコンビネーションで好み。良い買い物でした。
荷物を置いてから、多摩湖CRをサイクリング。この日の総走行距離は77.7km、平均速度は20.1km/hだった。

15日には新宿でY'sの店を幾つかのぞいた後、ハンズで物色。
九段下を通って終戦記念日だったことに気付く情けなさ。靖国神社前にて合掌。
秋葉原でパーツを探すが見つからず、池袋で何店か寄ってから食事など。
随分走った気分だったが、実際は42km弱と意外に距離はなかった。アベレージは19.1km/h。サイコンはオートストップ設定使ってます。

16日は5.6km、17日には再び池袋とか走って35kmほど走った。

Carry-meで採用されている8インチタイヤは転がり抵抗も意外に小さく、フリーをはじめとする摺動部もよくできていて滑走性能も高い。このあたりは、ほぼ同じ仕様のZEROBIKEも同様。
6インチタイヤを採用するHANDYBIKEやKOMAは滑走性能が低いので、たった2インチの違いながら別ものの観がある。
段差を越える性能もかなり違いがあって、シティサイクルが通れる場所なら、8インチはほば降車せず乗り越えられる。
但し、段差へ斜めに進入するのは厳禁。フロントを浮かせてクリアするのは基本だが、段差のエッジが落とされている場所へ斜め進入すると後輪が取られることが多い。できるだけ直角に進入しなければならないのは、小径車全般に言える注意点だろう。

そんな訳で、一週間ほどで385km走った計算になる。平均速度も19km/h弱で、かなり走れる自転車であることを実感した。
しかも2分ほどでベビーカーサイズに折り畳め、占有面積が小さい縦型形態のまま自立させて転がして移動できる。
大抵の建物内に持ち込めるため、駐輪の心配をする必要も無い。ビニールシートを巻き付けてバンドで止めてしまえば、電車やバスへ持ち込むことも容易だ。走行性能が高いから、輪行しようと思わなかったけどね(笑)。
平坦な都市で利用するには、これほど便利な自転車も少なかろうと実感した一週間だった。
って、自転車は動力を持たないからね。念のため(苦笑)。和田さんじゃないけど、こんなに暑い日に自転車乗ってたら、却って健康に悪いんじゃないかと…。そんな一週間でもありました。

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