« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »

2007.07.31

2007年7月の走行記録

Brodie JoJoCarrera RollSpecialized
Allez E5
ALAN
TITANIO
Pacific
Carryme DS
total
Jul-07113.5790.12460.31738.4833.021435.50km

梅雨の合間を使って意外に走ることができた。

自転車という視点では、ツール・ド・フランスに一喜一憂した月でもあった。
そして、ドーピング問題の深刻さを実感するレース観戦となった。昨日になって、マヨのEPO陽性というニュースも流れている。これから更に増えてしまうのだろうか…。
先月のこのトピックで、「欧州でのロードレーサーとファンとの関係はとても親しく、支え合っているのだそうだ。」と書いたが、このままではファンが離れていってしまう。
ファンあってのツールであることを、選手はもとより主催者もUCIも再認識すべきだ。

さて、練習の成果はあまり出ていない。
先月中旬からビンディングペダルと専用シューズを使いだしたのに、ヒルクライムのTT区間タイムは横這い。
ボンシャンスの選手の方々に胸を借りる日曜練でも、サイクリングペースなのについて行けないってこともしばしば…。
しかし、長距離走ったときの右足の小指球の痛みはほとんど無くなった。随分と慣れた感じ。
サイクリングシューズに慣れた反面、ハーフクリップのままで使っているロール用にも靴底が変形しないシューズが欲しくなった。トラック用のシューズを中心に物色しよう。

昨日の雨もすっかり上がり、今日は久しぶりにロールでTT区間を含むヒルクラ。
4時過ぎに110分ほど時間がとれたから、大平宿まで往復した。
まだスニーカーなので、ペダル面からはみでる靴底が変形してひどく違和感がある。しかし、固定ギヤで峠道を登るのはめちゃくちゃ楽しい。
それに山は涼しくて良いね。昨日の雨のお陰で里も比較的過ごしやすい一日だったけど、今日の夕練は格別に涼しかった。

| | トラックバック (0)

2007.07.30

ツール・ド・フランス終わる

昨日のシャンゼリゼで今年のツール・ド・フランスが終わった。

第17ステージ前にマイヨジョーヌを着ていたミカエル・ラスムッセンが、所属チームのラボバンクから解雇されてしまった。
第16ステージ前にエースのヴィノクロフのAサンプル陽性発表を受けてアスタナが去ったこともあって、俄ツールファンのわが家では一気に白けてしまった。

ヴィノクロフが行ったとされる血液ドーピングとは、高地の様な酸素濃度の低い環境でトレーニングを行って血中の赤血球量を増やし、その状態の血液を抜いて冷蔵もしくは冷凍保管しておいたものをレース時に輸血して血中の赤血球量を一時的に増やしてしまうもの。

しかし、ラスムッセンがどんなドーピングを行っていたかはわかっていないし、そもそもドーピングをしていたのかもわからない。
ラボバンクの解雇理由は、チームに対して居場所の虚偽報告をしたというもの。
UCI(国際自転車競技連合)プロに所属する選手は、24時間365日チームに所在を明らかにしておく義務があるのだそうだ。
そして、ある日突然UCIのスタッフやナショナルチームのアンチドーピング委員会のスタッフが抜き打ちドーピング検査のために選手の元を訪ねる。
ラスムッセンはチームに虚偽報告するなどして、UCIとデンマーク自転車競技連盟それぞれの抜き打ちドーピング検査を都合2回ずつばっくれた。
ひとつの組織の検査逃れを3回行うと、ドーピング事実があったこととして扱われるルールとなっている。しかし、今回はそれぞれ2回なので黄信号といったところだ。
そして、ドーピング逃れの事実は3回アウトまでは公表されないのがルールの筈だった。しかし、デンマーク自転車競技連盟がラスムッセンに対して9月に行われる世界大会のナショナルチームと来年の北京オリンピック代表へ加えないとの発表をしたために、その理由を問いただされた形でデンマーク自転車競技連盟のドーピング検査を所在不明で逃れた事実が表面化した。
尚、北京オリンピック代表へ加えないという発表は、後日、検査をちゃんと受ければ問題ないといったニュアンスへ訂正されている。

さて、このニュースを受けてUCIのドーピング検査逃れも表面化するのだが、これは情報がリークされたものらしい。
これらドーピング逃れの事実により、ラスムッセンがドーピングを行っていたのはほぼ間違いないといった雰囲気になったらしい。
そして、先月メキシコに居たとチームへ報告されていたのにイタリアでラスムッセンに遭ったとのカッサーニ証言が、所在地虚偽報告の根拠の一つとなった。
ツール主催者はラスムッセンが出場していることに対し公然と不快感を表明するようになったし、選手間でもラスムッセンを強く疑う風潮があったそうだ。
ラスムッセンはフランス人ではなかったし、しかも選手仲間からも好かれていなかった。
勝利に対する執着がずば抜けて高い割にストイック過ぎて面白みがなく、しかも自分を理解しない周りを攻撃的に嫌うタイプの人格だったのかも知れないね。
第17ステージではラスムッセンが排除されたことに対して選手からの抗議もなく、むしろプロトンは和やかなムードが漂っていて解説の栗村修氏が当惑していたほどだったから。

ツールは昨年、スペイン警察が行ったドーピング捜査「オペラシオン・プエルト(OP)」で疑わしい選手としてリストアップされたメンバーをプロローグ前日になって一斉排除した。
このことから、ラスムッセンの検査逃れがプロローグまでにわかっていれば、彼の出走はなかったと言われている。
しかし、検査逃れの事実が表面化しても、ツールはラスムッセンに対して退去勧告を行わなかった。ラボバンクに対して要請はしていたらしいが、結果としては不快感をあらゆる手段で表明することでスポンサーを動かした形となった。

そして、ラスムッセンのマイヨジョーヌがほぼ確定した第16ステージ後という最悪なタイミングで、やっと彼は排除された。
しかも、ドーピングに関しては状況証拠でさえない。なんとも釈然としない。

テレビカメラがヒーローを作り出すように、ヒールも作り出せる。ラスムッセンはヒールだという雰囲気作りを行ったのは、ツール主催者だったと思う。そして、ラスムッセン自身の人望の無さがそれを助長した。

薬学を中心とした化学や工学に根差した医療技術をスポーツに持ち込めば、その応用範囲は際限が無い。
選手は勝つためにハードなトレーニングと自己管理に努めている。しかし勝てる人間は一握りで、その差は僅かであることをトッププロは自覚していると思う。その差を埋めるための手段があれば、活用しようと渇望するのは勝つために生きる人々にとっては当然の思考だろう。
ドーピングが認められれば、人体実験まがいの運用がなされるだろうし、それを選手は厭わないだろう。
だからこそ、倫理的にドーピングは認められてはならない。しかし、選手たちは勝ちたいのだ。

アンチドーピングコントロールは透明性を確保して公平に行わなければ、勝ちたいと常に切望している選手たちに支持されないだろう。
公平さに疑問を持つトッププロは、ドーピングに対して罪悪感が乏しくなると思われる。
アンチドーピングコントロールが公平に行われていることを内外に広く詳細に公表して行かないと、スポーツ界のドーピング問題は収束しないだろうな。

ヴィノクロフはAサンプル陽性の情報でチームから出走停止処分された。そしてアスタナがツールを去る決断もなされた。
翌日にはモレーニのAサンプル陽性の発表を受け、彼自身がテストステロン服用の事実を自白し、所属するチームのコフィディスもツールから撤退した。
しかし、本来のルールではAサンプル陽性の事実は公表されないことになっている。ところが今回も第一報は正式に公表されたものではなく、レキップ紙のウェブサイトが伝えたものだ。
要はレキップに検査情報がリークされた訳だ。モレーニに関しては、同時にサンプル採取されたハンターなどの8選手の中の一人として挙がっていた訳だが、結局その記事のために記者会見が行われて正式に陽性反応者はモレーニであったことが発表されるに至った。
尚、ヴィノクロフのAサンプル陽性については、ツール主催者であるASOにも情報がリークされていたそうで、その情報を受けてASOはアスタナに出走停止を要請していたそうだ。

Aサンプルが陽性であれば、十中八九Bサンプルも陽性であろう。しかし、万が一でも間違いが起こってはならないための二重体制だ。
そして、Bサンプルの検査結果をもって初めて処分が決定されることになっている。
にもかかわらず、Aサンプルの検査結果情報がリークする。情報管理ができない組織が、果たして検査サンプルの管理から検査方法にいたるまで正確且つ公平公正に管理実行していると信じられるだろうか?
というような疑心暗鬼の芽がいまだに摘まれずに放置されている。

アンチドーピングコントロールのための選手の負担はとても大きい。
その負担を正当なものであるとするには、アンチドーピングコントロール運用のルールもまた厳格でなければならない。
そして、人種国籍所属チームに関わることなく、公平に運用されていることを常にアピールできなければ、すぐに破綻してしまうだろう。


ヴィノクロフとラスムッセンの排除に随分とがっかりはしたけど、今年のツールは各ステージ常に見応えがあった。
これほどテレビ番組を見たのも久しぶりかも。
今年からハイビジョン製作となったそうで、ハイビジョンならではの鮮明かつワイドな映像がより楽しさを倍増していたとも思う。
画面構成も工夫に富んで、レース観戦を更におもしろくさせていた。

来年のツールも今から楽しみだ。
そして、今年よりはアンチドーピングコントロールが進化して、レース観戦に支障をきたす事態にはならないように期待したい。


-追記-
ラスムッセンの排除に関して、「ツール開始45日以内にドーピング検査を一度でも逃れた選手は出場させない」というローカルルールがあることを知らなかった。
そうであるならば、先月のラスムッセンの所在不明(チームに対して所在虚偽報告)による検査逃れはこのルールに抵触する。
しかし、この事実をツール主催側(ASO)はカッサーニ証言がクローズアップされるまで知らなかったとされる。
UCIがASOに対して報告義務を負っているかはわからない。しかし検査はUCI主導で行うため、ASOは報告がなければ確認できず、先のルールは機能しなくなってしまう。そして、実際に機能しなかった。
ASOはツール開始前、独自に出場予定選手に対してドーピング不使用の誓約書を提出させている。誓約書を出さないチームは参加させないという方針だった。
UCIがASOに対して報告義務を負うのならば、ラスムッセンが出場したことはUCIのミスだ。
しかし、本当に「ツール開始45日以内にドーピング検査を一度でも逃れた選手は出場させない」というローカルルールがあるのならば、カッサーニ証言がクローズアップされUCIにラスムッセンのドーピング逃れを確認した時点で、ASOはラスムッセンもしくはラボバンクに対してすぐさま退去処分を下すべきだった。それを怠ったのはASOのミスだ。ラボバンクからの自主退去報告を認めた時点で、ASOも悪者となる道を選んだと言える。

| | トラックバック (0)

2007.07.29

赤石峠

喬木側で法面崩落が二箇所あり、当分の間通行止めとなっている。
しかし、迂回路に指定されている矢筈トンネルは高規格道路なために自転車通行不可。
仕方がないので、自己責任ってことで峠道を登ることになる。

崩落箇所は、ピークにある赤石トンネルの手前600mと200m付近。
どちらも土砂の周りにバリケードが設置されているものの、幅1.2mほどの舗装路が確保されているので自転車の通行は可能だった。

冬季閉鎖時期と異なり、赤石トンネルの照明が点いているのはありがたい。
延長937mと比較的長い隧道なので、暗い照明でもあると無いとじゃ大違い。以前に灯火無しで抜けようとした。ところが、入口と出口の光以外まったく見えず、いつまで経っても眼は暗順応しなくて引き返した思い出がある。
昼間に真の闇というのはなかなかに愉快な経験だったが、平衡が狂うのには辟易した。

さて上村側は崩れていないが、峠からすぐの沢から砂礫が流され、ガードレールがそれら土砂を堰き止めて支えている状態の箇所があって微妙だった。
沢の水は路面に流れだして5センチほどの深さとなっている。
リムまで水浸し。天気が良いので濡れるに任せたけど、案の定ブレーキシューの削れが酷くなってしまった。
スニーカーだったら、降車して担ぎ越えたかも知れないけどね(苦笑)。

喬木側と比べると、上村側は路面への出水が多い。
しかし法面は全般に南面して日当たり良く、木々が繁茂して崩れにくいのかも知れない。
泥水を跳ね上げるのが嫌で、まったりペースで下って行った。

サッピーさんに赤石峠が使えることを伝えようと、秋葉街道を北進。
矢筈トンネル付近で自販機を見つけて小休止していたら、zoolooさんにクラクション鳴らされた(笑)。お疲れさまです。
あれ?助手席は川名さんだった?

すぐあとから、中央構造線サイクリング大会参加者の先頭ライダーが先導車を従えて勢いよく下っていった。
蛇洞林道から2キロほど登ったら、kenjiさんとすれ違う。体調悪いって言ってたけど調子良いじゃん。
少ししてサッピーさんがこっちを見つけてくれた。

桶谷の泉しらびそ峠まで登るつもりだったけど、東に黒雲が見えたので大鹿へ抜けて周回する。
サイクリング大会の参加者とは早めにすれ違ってしまったので、下りは結構楽しめたな。
小渋峡からの風が大鹿へも入り込んで、意外にも向かい風だったのはまいったけど…。

22号に入って大鹿トンネルを抜け桜並木の先、桶谷トンネル手前で泉を見つけた。
玉砂利が敷かれた10平米程度の小さな公園に整備されてるのだけど、今日初めて気付いた。
暑さで乾いていたから、目聡く引き寄せられたのかな。

横川峠の清水くらいに雑味のないすっきりした美味しい水だ。
しかも水質検査証まで掲げられている。秋葉街道から少し外れているけど、遠回りする価値はあるな。

あと1キロ程度で帰着ってところで後輪がパンク。
ちょっと頻発しすぎ。昨日のパンクはパッチが原因だが、修理不良ではなくパッチとチューブの境目に応力が集中して裂けた感じだった。
今日のパンクはリム側。スネークバイトではなく、チューブ自体が1mmほど切れた感じだ。リムテープの劣化かも知れない。
来月にでもリムテープを新調しよう。

Dist 103.98km,Time 4:33:47,Ave 22.7km/h,Max 60.7km/h

| | トラックバック (0)

2007.07.28

杖突峠

みやさんの「久しぶりにロングランしたいなぁ」発言を受け、日曜練習代わりに杖突峠越えで諏訪湖一周サイクリング計画を立案、本日実行。

参加メンバーは坂隊隊長さん、みやさん、そして蝉の3名。

8時に集合場所を予定通り出発し、火山峠を越えて10時前には高遠へ到着。
コンビニで補給後、中央構造線サイクリング大会参加者を慰労するため?高遠城趾へ。

10年ほど前まで勤めていた会社の同僚にばったり出遭って吃驚。
当時からスポーツマンだったけど、ボクより幾つか年かさなのでかさすがに老けたなぁ。でも元気そうでなによりだった。

サイクリング大会を走るはるさんとkenjiさんと合流。
中央構造線サイクリング大会は、比較的長い距離をサポート付きで楽しく走れるのが特徴。中学生から参加できるので、親子で一緒に走るとかするととても楽しい大会だと思う。

天気は晴れながら曇りがちで、この時期としては空気も乾いて涼しい感じ。絶好のサイクリング日和だね。
きっと秋葉街道を気持ちよく南下できるだろうと思われる。

ぼくらは秋葉街道を北上して諏訪湖へ向かう。
サイクリング大会出走前に開会式会場を後にして、一路杖突峠を目指した。

11時30分ちょうどに杖突峠を越えた。
高遠城趾から40分と、意外に早かったな。
この峠は茅野から登ると苦しいそうだが、高遠側からだと存外楽に越えられる感じだ。

ピークから茅野側へ1キロほど下った先にあるドライブインで休憩。
ここは眺望が開けているのだが、今日は生憎と雲が多く、北アルプスはおろか八ヶ岳連峰ですら雲の中。
それでも茅野から諏訪湖あたりまでの景色が楽しめた。

杖突峠(標高1247m)から標高にして480m下って茅野市へ入る。
街道から外れた道で諏訪湖を目指したかったが、結局甲州街道へ出た。意外に走りやすいのでそのまま西進すると、いつの間にか上川沿いを走っていた。

諏訪湖の周回を始めたのは12時半頃。
反時計回りにサイクリングロードを走り、1時前に給水のため釜口水門手前の公園で休憩。

ちょっと天気があやしくなってきた。

休憩を終えて出発すると、俄に雨。
そのまま本降りとなって、ああ、ひどい夕立ですね。
隊長さんもみやさんも練習用のバイクは修理中なので今日は決戦用でサイクリング中。帰宅してからのメンテナンスが大変だ…。

有賀峠を越える予定だったけど天竜川沿いに南下。ボクのミスで雨の中ルートをロストするし、申し訳なし。
14号へ出てからは40km/h近いハイペースで夕立の中をひた走った。向かい風になる筈が夕立のお陰で局所的に追い風となった様だ。
岡谷市を抜けるまでは雨の中だったけど、辰野はすでに夕立が通り過ぎたあと。すっかり晴れ上がった。
19号に入ってからは道すら濡れていない。夕立は辰野から岡谷、諏訪あたりの極一部で降っただけの様だ。

箕輪あたりから伊那北まで天竜川堤防のCRっぽい道を走り、R153へ出たところでそろそろご飯でもと話していたらTITANIOの後輪がパンク(苦笑)。
重ね重ねすみません。パッチが弾けてました…。

食事は摂れず、221号でR153を迂回し、結局駒ヶ根でコンビニ休憩して最後の補給。
帰着予定の4時は難しそう…。
49号、18号と繋いで、17時頃になんとか帰着した。
参加メンバーの皆さま、お疲れさまでした。

Dist 181.21km,Time 7:07:42,Ave 25.4km/h,Max 66.2km/h

| | トラックバック (0)

2007.07.26

疑わしきはツールを去れ

昨夜のAFPによる「バロルワールドのロバート・ハンターもドーピング検査陽性反応」というニュースは、どうも誤報らしい。

第11ステージ後のドーピング検査でテストステロンのテストを受けたロバート・ハンター,ミカエル・ラスムッセン,マキシム・イグリンスキー,エリック・ザベル,リリアン・ジェグー,クリスティアン・モレーニ,キム・キルシェン,パチ・ビラから採取されたAサンプルの1つが陽性となった。
というニュースを早とちりした報道と思われる。
結局、記者会見によりコフィディスのクリスティアン・モレーニが陽性と発表され、モレーニはチームにドーピングの事実を自白。彼はフランス警察に連行されて事情聴取を受けた模様だ。
また、コフィディスはスポンサーの意向によりツールから撤退する決断を下し、今日の第17ステージはモレーニ以外の選手も出走しない。


そして、昨日の第16ステージで総合優勝をほぼ確定的としたミカエル・ラスムッセンがラボバンクから出走停止処分されるという衝撃的なニュースで今日の朝を迎えた。

ラスムッセンは今年、国際自転車競技連合(UCI)のドーピング抜き打ち検査を所在不明のために2回逃れている。また、母国デンマークの自転車競技連盟によるドーピング抜き打ち検査も所在不明のために2回逃れおり、今年9月の世界選手権には選手として推薦しない旨の通達がなされた。
ちなみに、ドーピング検査逃れは3回行うとBサンプル陽性反応と同等に扱われるのだそうだ。
今回は4度のドーピング逃れではあるが、2つの組織で2回ずつなので、まだツーストライクって状態らしい。

ちなみに、今年のツール・ド・フランス大会中、ラスムッセンは既に14回のドーピング検査を受けている。
しかし、1度として陽性反応は出ていない。

ラボバンクによると、チームに対して6月の練習場所について虚偽の報告をしていたことが理由だが、ラスムッセンの出走停止はスポンサーの意向とのことだ。


昨年のプロローグ前夜、「オペラシオン・プエルト」によりドーピング関与の疑いがある選手が発表された。
名前があがったヤン・ウルリッヒ,イヴァン・バッソ,フランシスコ・マンセボ,オスカル・セビーヤ,ヨセバ・ベロキらを擁する各チームは、当該選手の出走を取り止め。
チーム・アスタナはメンバーが4名となってしまうために、チーム自体が出走を取り止める事態となった。

「オペラシオン・プエルト」とは、スペイン自転車界のドーピング問題に取り組むためにスペイン警察が行った一斉捜査のコードネーム。

ところが10月になってスペイン王立自転車競技連盟が、オペラシオンプエルトによって疑いをかけられていた選手たちへの追求をこれ以上行わないことを発表。
結局、嫌疑をかけられた選手たちはドーピングの事実があったことの証明もされず、さりとて名誉の回復もないといった酷い結果となっている。

そして、疑わしい選手を排除した2006年のツール・ド・フランスは、総合優勝を果たしたフロイド・ランディスが第17ステージ後に行われたテストステロンのテストでAサンプル陽性、更にBサンプル陽性となった。

彼が所属したチームのファナック・ヒアリングシステムは即刻ランディスを解雇し、チーム自体も解散した。
しかし、ランディスはドーピングの事実はないとして提訴し、未だ係争中のために昨年のツールの順位はまだ変更されていない。


さて、ラスムッセンの話しに戻る。
彼はツールに相応しくないということを複数の関係者や大会主催は大会前から公然と口にしていた。
昨年、疑わしい選手を排除した。しかし、彼らがドーピングをしていたという証明は未だなされていない。
そして、排除されずにツール総合優勝した選手がドーピングBサンプル陽性という結果になった。
そんなことを忘れたかのように、疑わしいという理由でラスムッセンをバッシングし、彼がマイヨジョーヌを手にしてからは、ラスムッセンを排除すべく行われたネガティブキャンペーンの様なツールの実況がフランスから発信されたそうだ。

結局、ラスムッセンバッシングと言ってもよい様な方法でファンを煽り、スポンサーを揺さぶって出走停止に持ち込んだような状況と言える。

ここで、こんな仮定を思いつく。
ラスムッセンがフランス人だったら、ツールを追放される事態となったかどうか?
マイヨジョーヌを着ていなかった、どうだったろうか?

ツールもスポーツであって、明文化されたルールに則って運営されている筈だ。
ラスムッセンはそのルールに反して追放されたと言えるのだろうか?

ドーピングの事実を自供したモレーニが去るのは当然だが、Bサンプルの陽性を待たずにツールを去ったヴィノクロフもまぁ仕方ない。
しかし、ラスムッセンはドーピング陽性になっていない。検査逃れは甚だ問題だろうが、ルールで許された回数内だ。
ルールを逸脱してはいない。


さて、今日の夕練もいつもの峠。
4峠越えの周回をするつもりだったが、最初の峠の先で雨が降っていたようで路面が濡れていた。
2つ目の峠の下りで路面の濡れが酷いので、折り返すことにした。

最初の峠の手前で、ボンシャンスの川名選手とすれ違い挨拶を交わす。
峠の先でも人に呼び止められ、戻ったらホルマン先生だった。先週来日されたそうだ。彼はサムの雇い主。
「こんなところを自転車で走ってるのは蝉さんくらいだろう」ってことで呼び止めたとのコト。失礼な(笑)。

今日もあまり調子が良くなかった。TT区間は42分22秒とぼろぼろ。後半はまずまず脚が回ったけど。
それにしても、せめて簡易フェンダーを付けて来れば周回できたのに。

Dist 58.50km,Time 2:35:26,Ave 22.5km/h,Max 60.3km/h

| | トラックバック (0)

2007.07.25

切ないね

ツール・ド・フランスはアスタナチーム撤退という事態になった。
エースのヴィノクロフがAサンプルの血液ドーピング検査陽性となって、アスタナはチームの倫理規定に則って彼を即刻レース出場停止処分とした。さらにツール主催者からの要請を受ける形で、アスタナチーム自体も今日の第16ステージを出走せずにレースから撤退した。
既に選手たちは自宅へ帰っているそうだ。

まだBサンプルで陽性が出た訳ではないが、結果としてアスタナはツールから去った。

ちなみに、今回の陽性反応は採取血液から他人の血液が発見されたもので、赤血球増量のために輸血を行ったと認定された。
血液ドーピングでは、赤血球を増量することによって細胞への酸素運搬能力を向上し、筋持久力と心肺機能をアップさせる効果が期待できる。
保管された自分の血液を輸血して血液ドーピングを行うのが一般だそうだが、血液型が合えば他人の血液を使用することもあるそうだ。

昨年のツール・ド・フランスでは、総合優勝したランディスのドーピングが発覚し、未だに係争中。
いまのところ総合順位の変動は無いが、将来的にはランディスの優勝記録は抹消され、2位以下が繰り上がる可能性もあるようだ。

山岳コース最後となる今日のステージでのアスタナの動きはとても楽しみだった。
総合5位のクローデン、8位のカシェチキンを抱えるアスタナは、シャンゼリゼまで見逃せないチームだっただけに、途中撤退とは本当に残念だ。

このニュースを昨夜知ったみーちゃん氏もとても落胆していた。

そして、バロルワールドのロバート・ハンターもドーピング検査陽性反応とのニュースも飛び込んでいる。
AFP BB News 2007年07月25日 21:33 第11ステージを制したハンターにもドーピング疑惑
http://www.afpbb.com/article/sports/cycling/2259384/1891552


さて、月曜日は夕練で今月初めてロールに乗った。
ロードバイクはビンディングペダルと専用シューズを使うようになったので、トゥークリップとスニーカーで乗るロールはちょっと避けていた感じ。
でも、なんとなく気晴らしも兼ねて久しぶりに乗ると、やっぱ固定は楽しいな。スニーカーの底はかなり歪んでるけどね(苦笑)。

コースはいつもの峠越え。時間の関係でスノーシェルターで折り返し。
距離11.89km、標高差569mのヒルクライムTTは42分24秒だった。5月がピークで、徐々にタイムが悪くなっているな(苦笑)。

Dist 46.62km,Time 2:05:09,Ave 22.3km/h,Max 50.4km/h


火曜日はTITANIOで夕練。早めに出られたので、横川まわる4峠越え周回。
TT区間は40分53秒と普通。なによりも久しぶりに空気が乾いていて涼しく感じるサイクリングだった。
下山してもやや時間があったので、川まで下ったら後輪がパンク。補修を怠っていたチューブの傷が貫通したものだった。
そう言えば、日曜練習中にも後輪がパンクしたっけ。あれも補修パッチ剥がれだった…。高圧タイヤはパッチの保ちが悪いな。

夜、パンク修理をした。タイヤトレッドに8mmほどの傷があった。石かな?
ベースは問題ないので、前後ローテーションでいいか。

Dist 75.58km,Time 3:12:24,Ave 23.5km/h,Max 71.8km/h


今日は出かけられず。固定ローラーでもと思ったが、あまりの暑さに…。冷房完備のトレーニングルームでもないと夏場は使えないな…。

| | トラックバック (0)

2007.07.23

パシフィックCarry-me(キャリーミー)改

パシフィック Carryme DSをより乗りやすいようにロードレーサーっぽく改造した。

ドロップハンドル化でほとんど完成していたが、サドルをよりスポーティなものへ換えてポジションも見直した。

また仮想トップ長を更に確保するため、突き出しが135mmのステムとした。
ポジション決定後にメジャーで測ったところ、仮想トップ長とサドルとハンドルとの落差はTITANIOやAllezとほとんど同じになっていた。
しかし、BBが前方にオフセットされているため、仮想シートアングルが66度とロードレーサーらしくない(苦笑)。

| | トラックバック (0)

2007.07.22

ムシムシムンムン

先週、わが家では夏風邪のヘルパンギーナが猛威をふるい、次女Y氏、長男S氏、長女H氏の順に罹患。

Y氏は三連休初日に発熱して、連休最終日には癒え、火曜日からは元気に幼稚園へ行った。高熱の割には他症状が見受けられず、意外に普通だったのは幸いだった。
ところが月曜日には長男S氏が発熱。ボクが不在中に泣きすぎて嘔吐したりとちょっと大変だったらしい。
そして火曜日には学校から長女H氏が発熱との連絡。彼女をピックアップして、長男S氏連れて二人を病院へ。
夏風邪だろうとの事だったが、夜に長女H氏が喉の痛みをうったえてヘルパンギーナと判明。結局、彼女が一番酷く、水曜日の夜まで喉の痛みと高熱に苦しんだ。
それでも木曜日の午前中にはけろって治ってしまったが。

ヘルパンギーナは小児の急性ウイルス性咽頭炎とされているように、大人はあまり罹らないらしく親は元気でいられたのが幸い。
それにしても、この病気は一気に39度近くまで発熱するからびっくりする。対症療法しかないそうで、医者からは高熱を抑える解熱剤が処方されただけだった。

小児の風邪でも、以前なら罹っていたかも知れない。
数年前までは春先に必ず扁桃炎を患っていた。また、風邪に罹りやすく、寝込むことも多かった。
ところが、JOJOを買って700Cの自転車へ乗るようになって、病気とはとんとご無沙汰している。この結果、みーちゃん氏もサイクリングに時間が割かれることを容認してくれている。ありがたいことだ。


さて、先週はあまり走りへは行かなかった。連夜のツール・ド・フランス観戦で消耗してたし(苦笑)。
土曜日の午後になって時間を作り出かけたが、朝降った雨に濡れた山道が嫌で街道を流すに止めた。
途中、何人ものサイクリストを追い抜いた。夜間装備でハンディGPSやマップフォルダ、ハイドレーションバッグといったスタイルの方ばかりだった。
幅員の広いところで数人のグループで走行していたサイクリストに訊いたところ、案の定、ブルベの参加メンバーとのことだった。
朝5時に静岡を出て、松本の先で折り返す600kmのコースとのこと。制限時間は40時間。
道中の無事を伝えて彼らと別れた。
帰宅してからネット検索したところ、BRM721静岡600㎞ブルベだった様だ。

後で坂隊の隊長さんに聞いた話では、静岡はブルベが盛んらしい。

山々には雲が重く懸かっていたが、降りだすことはなかった。
ブルベのメンバーに触発されたこともあって、50kmほど北上。18時まで二時間を切ったので転進した。
帰路は国道でより高いアベレージと思ったが、単調さが詰まらなくて川向こうへ迂回してしまった。お陰で7分の遅刻。みーちゃん氏のお怒りがなかったのは幸い。

Dist 96.29km,Time 3:22:16,Ave 28.6km/h,Max 64.2km/h


そして日曜日。久しぶりの日曜練習となった。
土曜の夜にボンシャンスの川村選手と連絡を取ったところ、山崎ディレクターが来ているので8時から昼の予定で走るとのこと。
坂隊の掲示板に告知したが、今日の明日じゃなかなか予定がたたないよね(苦笑)。結局、ボクと隊長さんしか出られませんでした。
クラブハウスへは通勤前のキタさんも顔を出して、川村選手が淹れてくれたコーヒーで出走前の一休み。

コースはクラブハウスから1号線を南下、和知野川沿いに430号、243号と西進して極楽峠越えで64号といった周回。
メンバーは山崎ディレクターに川村選手と川名選手。一般は隊長さんとボクの5名。

曇り予報だったのに陽が射して気温は急上昇。梅雨の湿度と相まって、不快指数も急上昇。
川沿いのルートだからまだマシとは言え、サイクリングにはきつい天候となった。
そう言えば、ブルベ参加者は今日も走り続けているんだね…。

比較的まったりペースで引っ張ってもらったけど、243号に入ってボクと隊長さんが遅れだした。
峠越え、林道の入口へ着く頃には5分近い遅れ。そこで合流して約4kmの峠越え。
ボンシャンスの方々には先へ行ってもらい。隊長さんとまったり登坂。
あまりの暑さでボトルは空っぽ。湧き水を幸いに喉へ流し込む。これで一段落かと思ったら、軽い熱中症なのかハンガーノックなのか、徹夜明けの様に空がピンク色に見えだした(笑)。
それでも何とかペダルを踏んで峠を越え、先の展望台で皆と落ち合った。

下りきって、村の食料品店って感じのお店で休憩。昼時だし、蕎麦を食べて帰ろうってことになって、R151の道の駅で蕎麦の食べ放題を川村さんと山崎さんとで挑戦した。
隊長さんと川名さんは各自好みのメニューをつつきながら観戦(笑)。結果、優勝は8枚平らげた川村選手!
ボクは6枚で及ばず。でも、5枚以上はお土産蕎麦が貰えました。

次回はレースシーズンが終わってからになるのかな?
苦しくも楽しいサイクリングだったけど、練習の邪魔をしちゃったようで力不足が不甲斐ない。
毎度お付き合いくださる選手の皆さんに感謝。

それにしても雨後ということもあって山道は出水多く、自転車もジャージも泥だらけ。
鉄砲水の痕って感じの場所もあったし、空梅雨予報が実感できないシーズンだな。

Dist 96.32km,Time 4:23:57,Ave 21.9km/h,Max 63.4km/h

| | トラックバック (0)

2007.07.16

クリート調整

ツールは連日見どころ満載だが、Tモバイルの天国と地獄で序盤を締めた。
第7ステージでゲルデマンが逃げ切って初のツールステージ優勝を遂げ観客を沸かせたが、翌日の第8ステージではエースのマイケル・ロジャースが落車してリタイア。カベンディッシュのリタイアは想定内としても、エースのリタイアでTモバイルは戦術を大きく転換しなければならなくなった。
しかも、第8ステージ終了後にホテルへ移動中のシンケヴィッツが突然フェンスを越えてコースへ飛び込んできた観客と接触して転倒し、顔面と肩を負傷してリタイアしたそうだ。
Tモバイルはエースを失っただけでなく、メンバーも6人となって残りを戦わなくてはならない。

明日からのツール・ド・フランスの行方に興味津々だ。はたしてラスムッセンがシャンゼリゼでもマイヨジョーヌを纏うことになるのだろうか?


写真では全然わかり難いけど、ノースウェーブスピードスターにクリートを取り付ける際、クリートの小指側に0.8mm厚のナイロン板を挟んで、僅かながら拇指球が下がるようにした。

土曜日は台風で梅雨前線が活発化して終日雨だったが、日曜日は台風一過、晴れ間がのぞいた。
午後1時半から4時半まで時間ができたので、3つの峠越えを含む60kmほどの周回コースを走ってシューズの具合を見たところ、小指球の痛みはまったく無かった。

雨後と言うこともあってJOJOで出かけるか迷ったが、シューズの確認なのでTITANIOに簡易フェンダーを付けて走った。
水路が溢れて路面はあちこち水浸し。土砂崩れの復旧工事もしていた。通行止めにはなっていなかったのが幸いだ。
路面は木の葉と小枝が散乱して、簡易フェンダーが付いているのにみるみる自転車が汚れてしまった(苦笑)。

TT区間は44分42秒と、最近では一番遅いペースだったな…。
国道へ出るまではサイクリストに出遭うこともなかったが、清内路トンネルでローディが立ち止まっていたのでトラブルは無いか訊く。大丈夫と言うので挨拶だけして別れた。
時間が無かったので横川峠越えは省略して4時20分帰着。

Dist 62.84km,Time 2:36:50,Ave 24.0km/h,Max 69.4km/h


今日は丸一日時間を貰っていた。しかし、次女Y氏の夏風邪が長男S氏に遷ったりして安静中。
ちなみに、次女Y氏の症状は発熱だけで意外に元気だったので、昨日はお出掛けできた次第。
午後になって少し走る時間を作った。今日はTITANIOでシマノのシューズ。パスハントする気分じゃなかったので、北進して観光道路を流してから更に30kmほど街道を走った。

途中、路肩崩落で通行止め区間を迂回。再び街道へ戻った時に、ついつい崩落情報の看板に注意を向けすぎて立ち転け(苦笑)。
クリートをリリースすることなく、ハンドルから手を離すこともなくスローモーションの様に左へ倒れた。
左の肘と膝、そして踝を路面にキス。お陰で自転車はどこも当たらなかったから傷は無い。倒れたまま右足のクリートがなかなか外れなくて、更に間抜け度アップだったのは我ながら笑い出してしまったよ。

Dist 76.94km,Time 2:50:07,Ave 27.1km/h,Max 65.4km/h

| | トラックバック (0)

2007.07.13

ツールに触発されるも梅雨

連日のツール・ド・フランスの中継にあたって走る気満々なのに、梅雨空が続いて欲求不満な状況が続いている。
それにしても昨日のヴィノクロフの落車はショックだった。右膝は縫うほどの怪我だったそうだが、レースは序盤だからなんとか挽回して欲しい。とは言え、クレーデンも落車で腰を痛めたそうで、アスタナは昨年に続いてあまりに可哀想…。出走してるのだから、いくらでも救いはあるだろうけど。

さて、雨の中走りへ行くほどの気合いは無い。室内トレーナーが欲しいなぁ。
昨日の早朝は晴れてた様なのに起きられなかったのが残念だ。って、ツール観ると興奮して寝るのが遅くなっちゃうんだよね(苦笑)。

台風4号の影響で週末も雨だそうだが、今日は予報に反して午後になっても雨粒が落ちてこない。
15時半から18時まで時間がとれたので、曇り予報になっている北へJOJOで走り出した。
JOJOにはTITANIOのビンディングペダルを移植して、新しいシューズを使ってみた。

SH-R130Bの43サイズはちょっと大きめと思っていたが、実走ではちょうどいい感じ。
特別つま先に余裕があるわけでもなく、だからといって特に当たる箇所も無い。靴底の傾き具合も適当で、すごく履き心地が良い。
やっぱり日本人には日本製のシューズがジャストフィットと言うことか…。
シマノSH-R130Bと比べると、ノースウェーブのスピードスターは内側がわずかに高いのかな?それで小指球に力が入ってしまうのかも知れない。
なんでも、西欧人はX脚が多く、日本人はO脚が多いらしい。そのため、欧米のシューズは内が高く外が低いといった記事を見た記憶がある。
クリートとシューズの間にワッシャかまして、外側がちょっと高くなるように調整することにしよう。

20kmほど走って、クリートの取り付け角度を若干修正。スピードスターに合わせたクリート位置で、拇指球で踏みやすいように踵を外側にしたハの字に取り付けていた。
もう少し踵を内側に入れて、両足がほぼ並行になるようにクリート位置を変更した。結果、より走りやすくなった。
スピードスターも傾き調整と同時にクリートの位置も今一度見直さなくちゃな。

自宅近くでは雨が降ったそうだが、練習ルートでは幸いにも降られなかった。
斜度5%程度のアップダウンは避けられないものの、できるだけ楽に走れるコースを選んだ。
Dist 74.53km,Time 2:39:41,Ave 28.0km/h,Max 57.4km/h
アベレージ、上がらないなぁ…。

帰宅後、ボトルを片付けようとしたら長男S氏がくわえていた。
ただの水道水なんだけどね(笑)。

| | トラックバック (0)

2007.07.11

ニューシューズ

先月にサイクルシューズを購入したばかりだが、1足では不便なのでスペアシューズを手配した。

初めてのビンディングペダルは手元にあったLOOKのデルタ。サイクルシューズは長期在庫で廉価販売されていたノースウェーブのスピードスターにした。
日本人に多い幅広甲高の足に合うモデルと聞いていたことと、サイズがあったこと、そして送料など込みでも1万円以下と予算内だったので決めた。
スニーカーなどは26.5cmか27.0cmを履いている。通販で購入したのでサイズには迷ったが、ヨーロッパサイズで42~43が妥当だろうとは見積もっていた。
メールでショップと相談して、ノースウェーブなら42 1/2がいいだろうと言うことで、ちょうど予算に合った在庫がスピードスターのチタンソールモデルだった次第。

実際に履いてみたところ、親指の先に3~5mmの余裕がある他はピッタリ。しかし、右足は気持ち狭いかなって感じ。
ちょうど1ヶ月前に下ろして、1370kmほど走った。
小さい踏み面のペダルにハーフクリップ付けてスニーカーで乗っていたためか、サイクルシューズの使いはじめでは走り終わると足の裏全体が痛んだ。しかし、最近は小指球が痛む程度に落ち着いてきた。
小指球の痛みも無くなると良いのだけど、もう少し走り込んで様子をみよう。

ノースウェーブのスピードスターは気に入っているが、チタンプレートをグラスファイバー強化のザイテル樹脂でつつんだソールはかなり固いようだ。小指球の痛みは、固いソールにも関係しているかも知れないね。
履き心地は悪くないので、同じモデルのカーボンソールを探してみた。しかし、旧モデルとは言え本来の定価は高いこともあって、予算内では見つけることができなかった。

デザインと予算、それに仕様ではLOUIS GARNEAU(ルイガノ)のERGO AIR REVOが魅力的だった。USで$150近いプライスだが、日本では1万円未満で流通していた。
さすがにお買得感あってか、07モデルも完売した様だ。まぁ、ルイガノのシューズは試着したことがないし、レビューも見つけられなかったので、仮に在庫を見つけられたとしても結構な博打になってしまうけどね。

先日、シマノのシューズを試着して、43サイズが良い感じだった。履いたのは上位モデルの幅広タイプだったが、普通タイプでも大丈夫そうだった。
ミドルクラスながらコストパフォーマンスが高いと評判のSH-R130Bを予算内で見つけた。43サイズもあると言う。
ナイロンソールなので、比較的撓みもあってロングツーリングで楽そうな観もある。思いきって注文した。

スピードスターの42.5サイズに対して43サイズと大きいが、インソール同士を比べたところ幅は同じで踵部分が3mmほど長い程度。
履いてみると、親指の先はスピードスターより更に余裕がある。しかし、小指先端はほぼジャストフィット。
シマノのインソールはノースウェーブに比べて立体的で、足の裏によりやさしい感じを受ける。雨続きでまだ実走には使えていないが、履き心地はかなり良い。

尚、重量は写真のクリートが付いた状態で、Speedsterが片方389g、SH-R130Bは356gとなっている。


ツール・ド・フランス第3ステージは、逃げる4人を残り500mあたりで集団が捉え、最後はプロローグの覇者カンチェラーラがスプリンターを退けてさしきってしまった。後半2kmからかなり手に汗握る展開でとても面白かった。
今日の第4ステージはまっとうなゴールスプリントでスプリンターが征しそうな感じ。
勿論、ライブ中継を観ながらキーボードを叩いている(笑)。

| | トラックバック (0)

2007.07.10

ポジション見直し

先日、新城選手と福島晋一選手の後ろについて走っていたときに、ペダル下死点でも意外に膝が曲がっていることを知った。
自転車レースのビデオを見ても、膝が伸びきるようなポジションで乗っている選手はいないようだ。

では自分のポジションはと見ると、なんだかペダル下死点で膝が伸びきる寸前なほどにサドルが高いように思う。
TITANIOとAllezにビンディングペダルをインストールした際に、踏み面が上がった分だけサドルを7mmほど上げた。
今回、再び5mmほど下げてみた。

結果、回転は楽になったがタイムは落ちた。
先週の火曜日から木曜日の3日間乗らなかったので、練習をさぼった影響が大きい気もする。

週末はAllezに乗って、サドルの高さと角度を更に微調整。
結果、BB軸中心からサドル上面までのサドル高は、720mmで落ち着いた。
以前、Wrenchscienceというショップが公開していたフィッティングプログラムWS Sizing Systemを使って算出したサドル高の値が724.1mmだったから、かなり計算値に近いね。
また、若干サドルが前下がりだったので微調整した。

WS Sizing Systemは、“fit system”がこれに変わったのかな。現在はユーザー登録しないと利用できなくなっている。


Allezの調整結果を受け、月曜日の夕練でTITANIOもサドルの微調整。
Allezのシートポストは2本ボルトで無段階にやぐらの角度を変えられるが、TITANIOは1本ボルトで歯筋を噛み合わせて固定するやぐらなため、前上がり方向へ歯筋1ピッチ分だけサドルの角度を変えた。
サドル高は走りながら微調整。結果、718mmで落ち着いた。

ちなみに、サドル中央からステムのハンドルクランプ芯までの距離を示す“Overall Reach”は665mmと算出されている。
AllezもTITANIOも実測670mmだった。ハンドル上面とサドル上面との落差は110mmちょっとだが、水平方向の距離を実測している。

この見直しで、平地での走りやすさが向上したと感じる。しかし、ヒルクライムのTT区間タイムが改善されるなど、効果は数値にあらわれていない。

金曜日から月曜日までの4日間でAllez、TITANIO共に130kmほど走ってポジション調整した。
乗り心地、セッティング値とも満足できる結果になったと思う。しばらくはこのセッティングで乗り込んで、様子をみたいと思っている。


今のところサドルのフィッティングに悩んだことはないが、ビンディングシューズに関してはそうもいかないようだ。
使用しているペダルはルックのデルタシリーズ。シューズはNORTHWAVE SPEEDSTERで、旧モデルながら甲高幅広のデザインで履きやすいとは思う。
しかし、どうもがに股気味のペダリングなのか、踏み込む時に小指の付け根の小指球と呼ばれる部位に力が入ってしまう。
当初、力を入れて踏み込むと小指を曲げる癖があったが、そのなごりかも知れない。
小さなペダルにハーフクリップ、そしてシューズはスニーカーといったスタイルが長かったので、ペダリングに歪みがあるのだろう。

ペダル面を外側へ傾けることができれば親指の付け根にあたる拇指球で踏み込めると思うのだが、そういった機能のあるペダルは高価だ。ホビーレーサーとも言えない程度の取り組みなので、ここは慣れることで克服しよう(苦笑)。
拇指球で踏み込むことを意識してペダリングする。と、なんとなく内股になるのかな。
上手に拇指球で踏み込むと、拇指球と踵とをつなぐアーチで支えている感じが意識できる。この状態が一番効率の良い踏み込みだろうと思われる。
あくまでも、脚の力をペダルへ伝える点に関しての効率だけど。

ペダリングに関しては、シマノ鈴鹿ロードレースで今中大介氏が行っているトレーニング講座の抜粋などが参考になる。

尚、ロードシューズが1足だけでは都合が悪いため、先日試着して調子が良かったシマノのシューズを注文した。
今のシューズはチタンソールでほとんど撓まない。注文したシマノのシューズはナイロンとカーボンのハイブリッドでソールが撓むモデルと思う。
現状、乗り込むと足の裏に痛みが残るため、新しいシューズでこの痛みが軽減できないかとの期待もある。
シューズのクリーニングもしたいし、上手にローテーションさせてみよう。


2007/07/06 TITANIO
Dist 66.73km,Time 2:48:58,Ave 23.7km/h,Max 68.9km/h

2007/07/07 Allez
Dist 90.24km,Time 3:36:44,Ave 25.0km/h,Max 65.4km/h

2007/07/08 Allez
Dist 52.66km,Time 2:02:55,Ave 25.7km/h,Max 65.9km/h

2007/07/09 TITANIO
Dist 61.08km,Time 2:35:21,Ave 23.5km/h,Max 57.9km/h

金曜日、土曜日の夕練は、蘭へ抜けた後、久しぶりに清内路から横川峠を越えた。写真は、横川峠手前の湧水。
大きな沈殿槽が設置されていることもあって、雑味の少ないまろやかな清水。徳本水ほどに甘みを感じないが、この辺りでは一番美味しい水だと思っている。もちろん、水温も低い。

昨日の夕練は南木曾までのピストン。
蘭まで抜ける予定だったが、峠のスノーシェルターから先は濃い霧で視界が悪く、路面も濡れていたため引き返した。ウェット路面で視界不良のダウンヒルなんてリスク高過ぎだものね。
猿倉でまだ時間があったので、ふたたび峠目指して登坂。下井戸沢で20分経ってしまったので引き返した。
18時近いというのに、峠を目指すローディーを二人も見かけたのには吃驚。声出して挨拶したけど、下りで速度があったので知り合いかどうかまでは確認できず。


連夜、ツール・ド・フランス中継を愉しんでいる。ロンドン市街でのTTは世界チャンピオンのカンチェラーラが圧倒的なパフォーマンスを見せつけた。
第1ステージではマキュアンのゴールスプリントに、一緒に見ていたみーちゃん氏も大興奮。

そして昨夜の第2ステージは、ゴール手前2kmで集団落車。第1ステージでケスデパーニュのチームカーに突っ込んでリアガラスを大破させたアグリチュベルのゴンサロに続き、この落車に巻き込まれたディスカバリーチャンネルのヴァイクスがリタイアとなったそうだ。

今夜の第3ステージはJ Sports 1での通常放送。初日から昨日まではハイビジョンのワイド画面でツールを愉しんだからスタンダードでの中継は残念。って、贅沢な不満だな(苦笑)。

| | トラックバック (0)

2007.07.05

蒸し暑いながら曇りだったのに…

火曜日の話。昼にJ sports ESPNで昨年のツール・ド・フランスを見た。ちょうど第17ステージ最後のジュープラン峠越えのシーンだった。
フロイド・ランディスが大逃げのままピークを越え、モルツィーヌへの下り、そしてゴールまでを見ることができた。
解説者が平均速度37.5km/hと言ってたのかな?
走行距離199km、2つの1級山岳越え、そして超級のジュープラン峠を独走のまま越えての速度だから、驚異的なスピードだ。
そして、このステージの大逃げで総合優勝争いから脱落したかに見えたランディスが大復活する。そのまま総合優勝する訳だが、このステージ時に採取された検体からテストステロンが検出されてドーピングがあったものとされツール・ド・フランス史上初めて、王座が剥奪されるという事態になろうとしているのだが、実はまだ結論は保留されたままだ。

なぁ~んて知ったかしてるけど、ネット検索使って調べた結果。
J SPORTSのトピックなどを参考にした。7日から始まる今年のツール・ド・フランスは、ローディとしての視点で楽しめるかも知れないな。

この映像のお陰で練習に対するモチベーションが高まったのだけど、時間切れで後の祭り(苦笑)。

仕事絡みの買い物を兼ねて、長女H氏の運動靴を買った。
親が選ぶと、ついついスポーツメーカーのスニーカーを買ってしまうのだけど、それでは駄目なんだと。以前もナイキやコンバース買ったけど、あまり喜ばれなかった。
長女H氏の帰宅を待って、一緒に連れていった。お気に入りはアキレス瞬足レモンパイ。超軽量でソールとアッパーが軟らかく履きやすいんだと。デザインもなかなか可愛いね。
定価でもスポーツメーカーのスニーカーより安いから、こちらとしては助かるな(笑)。

フーピー(whoop'EE')のレザースニーカーで気に入った色とデザインのがあったので衝動買い。
夏にレザーかい!って嗤われそうだが、天然皮革に弱いんだよね…。まぁ、普段はサンダルばかりだし、ひとりでのお出かはサイクリングしかないし(苦笑)、家族と出かけるなら車ばかりだからなぁ。
あまり歩きやすいとかは考えなくても良いんだよね。
ちなみに、フーピーの靴は表示サイズよりも大きめ。普段26.5~27.0cmがベストなのだけど、靴下履いて26.0cmでも長手方向は結構余裕な感じ。

7日からツール・ド・フランスが始まる。
J Sportsの放送予定を見たら、J Sports Plusでハイビジョン中継もするらしい。
今日、4月に行われたパリ~ルーベのハイビジョン放送があったので、みーちゃん氏と相談して急遽J Sports Allを契約した。月額2400円でJ Sports Plusを含むJ Sports 4チャンネルすべてが見られるパッケージ。
昨夜オンライン契約した。今日の午後から見られるようになったらしい。時間予約していたパリ~ルーベがちゃんと録れていた。

スポーツ観戦はフィギュアスケートとテニス程度しか見なかったが、自転車に乗るようになってロードレースにも興味を持つようになった。TOJを観戦してチーム戦略の重要性などを知ると、俄然興味も湧いてくる。
今日見たのはパヴェと呼ばれる石畳と未舗装路区間がアタックポイントになる特殊なレース、パリ~ルーベだった。
距離260kmあまりの平坦コースに30箇所ほどのパヴェ区間が設けられているのが特徴で、雨のレースになるとパヴェ区間に泥濘ができてシクロクロスレースの様相を呈する。
実際、このレース優勝者はシクロクロスでも強い選手が多いそうだ。
こんなコースを平均時速42km/hほどで走破するのだから、ロードバイクに乗っている身でもちょっと想像できない過酷なレースだろう。
パヴェではパンクが相次ぎ、出走選手の70%がパンクを経験するそうだ。また、落車も多い。
他のレースと違って、パヴェ対策としてエアボリュームのある太いタイヤが使われる。また、パンクしてもある程度走れるように、チューブラーを選ぶ選手が多いそうだ。
Tモバイルの一部選手は、前輪により太いタイヤを履かせるためにカンチブレーキが付いたシクロクロス用フォークを付けていた。
また、フラットバー部を握ったままブレーキコントロールできるように補助ブレーキレバーを付けた選手が結構いたのも印象的。
解説のポジティーボ代表永井氏の話では、チェーンテンションが低いと振動でチェーン落ちするので、フロントインナーは39tから46tまたは47tへ換えるのが一般的だそうだ。また、シートポストもしっかり締め込んで固定できるアルミ製を使うチームが多いと言っていた。カーボン製は振動に負けてサドルが下がってしまうらしい。

一時期フロントサスペンションを使うチームもあったが、カーボン素材の弾性を期待できるようになってエアボリュームのあるタイヤとエラストマーなどの振動吸収素材と組み合わせてバイクトータルでパヴェの振動を対策するようになっているそうだ。
それでもパヴェの振動は凄まじく、痺れや脳の振動による錯覚などでバランスを崩して一般舗装路へ戻った途端に落車するなんてこともあるらしい。
実際、なんでもないところで落車する選手もいた。
ロードレース好きの人に言わせれば何を今更的なものだろうけど、とても見応えあるプログラムだったな。

さて、今日はなかなかなお天気だったけど火曜日同様に走れなかった。ってか、走りへ行かなかった。
明日を逃すとまた梅雨空が戻るみたいだけど、ちょっと出かけるのは難しいかな。

| | トラックバック (0)

2007.07.02

雨ですが梅雨なんで当然♪

幸也選手は今回の合宿中、雨に降られたのは一日だけだと喜んでた。
でも、全日本選手権は濃霧と酷いウェットコンディションだった訳だけど。
あの状況でも果敢な攻めのレースができたのは、チームとして勝ちにゆくスタイルが機能したのは無論のこと、レース前に聞いたオートバイレーサーの走り方も大いに参考としたそうだ。会場がオートポリスだったというのがヒント。
また、あの状況でも余裕をもって対応することができたとのこと。チャンピオンの地力が備わっていた余裕の発言。
明日フライトでしたっけ?フランスでもこの調子でポイントゲットして、欧州のファンにもしっかりと実力をアピールしてください。

それにしてもたった10km程度だけど、福島晋一選手と新城幸也選手の後ろにくっついて川村宏樹選手と隊列組んで走ったのはとても楽しかった。
晋一選手が幸也選手と話しながら、時折肩を抱くのが印象的。本当の兄弟以上に絆深いなぁ。康司選手ふくめて三兄弟ですもんね。
で、幸也選手のバイクの後輪に触れそうなほどの縦隊で走るのですが、向かい風だったのにすごく楽なんですよ(笑)。連続的にスリップストリームへ入って走る経験がなかったので、この感覚はとても新鮮でした。
プロ選手なわけで当たり前だろうけど、晋一選手と幸也選手はピタっと同じ横位置で走るので、指標にさせて貰うこちらも同じように安定して走れてすごく気持ち良いのです。

日曜練もこんな感じで縦隊組んで走れたら良いなぁ。もっともっとスキルアップしないと他のメンバーに迷惑かけてしまうから、自主トレ頑張らねば。

日曜練といえば、ボンシャンスのひまわりジャージが欲しい。手元不如意なのでなかなか発注できないけど(苦笑)。
ところでボンシャンス飯田のサポーターズクラブが発足しているけど、Bonne Chance!っていう福島兄弟ファンクラブとの関係はどうなってるんだろう?ってか、Bonne Chance!は現在どういった活動してるのかな?
福島三兄弟はエキップアサダでプロレーサーとして走っていて、彼らが主催する実業団チームがダイハツボンシャンス飯田な訳だけど、エキップアサダにも後援会があって、う~む、全部へ入るってのもチューブラータイヤ縫ってまで使う身には堪えます…。
Bonne Chance!に入ってひまわりジャージ着て走るってのが楽しそう。できればヒマワリあしらったBonne Chance!ファミーユ専用ジャージがあると良いね。06のボンシャンスジャージに倣ったデザインの。
Bonne Chance!は事務局が福島選手のご実家ですよね。全国のファンのよりどころになれて安心できます。
ダイハツボンシャンス自体はホームタウン構想でローカル色が強くなってしまったけど、Bonne Chance!は全国区。エキップアサダでの活躍も含めて、福島三兄弟を末永く応援してゆけるように思えます。

さてさて、雨間で薄日も射してきたことだし、夕方に少しでも走れるかな。

| | トラックバック (0)

2007.07.01

自転車から降りたくない

今朝は早くから坂隊のみやさんと峠巡りへ出かける予定だったが、諸事情で中止。ソロで適当に流した。

久しぶりにアレーを使う。昨年9月にサイドカットパンクしてお手製パッチで修理したタイヤは前輪に回していまだに現役。
パッチの厚み分の瘤があるけど、フォークに干渉していないからまだまだ大丈夫だろうか。

みーちゃん氏は子供たちを連れて郊外のスーパーマーケットをゆっくり見たいとの事で、昨夜に引き続き一日フリーにしてくれた。感謝。
金、土と乗れなかったから、まとまった時間もらえるのはとてもありがたい。

天気予報は曇り一時晴れ。山は雲に隠れている。しらびそとかは雨模様な感じ。
妻籠や馬籠を絡めて周回することにして、いつもの峠越えへ向かった。

TT区間タイムは39分30秒を少し切った程度。平均速度は18.8km/h。19km/h台が出ないな…。
登坂時、下ってきたMTBとクロスバイクのライダーに挨拶した。
大平宿の食堂前にも青いロードバイクが停まっていた。

先月ボンシャンスの川村選手と走ったとき、彼も言っていたのだけど、サイクリング中は自転車から降りるのが億劫になる。
写真を撮るにしても、走りながらってことが多くなった。
田舎道をうまく結べば、信号停止もなく2時間くらい走り続けるコースも作れる。アップダウンが激しかろうが、自分のペースで走る分なら休みたいと思うことがない。
こういった感覚の変化も、ポタリングが出来なくなった原因の一つだろうな…。
最近は写真を撮るのも億劫に(苦笑)。

次の峠を目指すのだが、いきなり路面が濡れている。ついさっきまで雨が降っていたらしい。
先週、JOJOで登ったときも雨だった。
かまわず先を急いだが、登るにつれて雲が厚くなった感じ。と、ピークまであと500mほどで雨が降ってきた。
周回を諦めて戻ることにする。

雨はどうやら木曽だけな様だ。市街まで下りきったら、また登るってのを繰り返そうか。
しかし、途中の花火工場で筒出し作業をしていたので取り止めた。

TOJコースを逆周回してから竜東、千代、泰阜。とりあえず温田まで下る。
さらに秋葉街道へまわるか時計と相談。しかし日没前に峠を越えられるか微妙なようで、R151から戻ることにした。

ボンシャンスクラブハウスの近所から桜並木を走り、1号線。
ちょこちょこと走ってたら、坂隊の隊長さんに出遭って立ち話とか。
ま、いろいろあります。

結局、予定よりも早く切り上げて、子供たちと早めの風呂で汗を流す。
次女Y氏はボールプールで存分に遊んだそう。長女H氏は昨夜の一件で一段と大人びた感じ(苦笑)。

お義母さんが佐賀牛のステーキ肉を送ってくださり、夕食に家族で美味しくいただいた。

すみません。単なる日記なトピックでした…(苦笑)。

Dist 124.80km,Time 5:07:09,Ave 24.4km/h,Max 65.3km/h

| | トラックバック (1)

« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »