山は雲の中
今日は夕練。って言っても、できるだけ踏むことを意識してサイクリングしてるだけ。
もっと定量的な練習しないと駄目なんだろうなぁと思いながら、取り敢えず走る時間だけ作ってる。
みーちゃん氏との交替がうまくいかなくて、今日は20分ほど母T氏に長男S氏を見ててもらい出かけた。
みやさんのトコへ寄って頼まれていたものを渡し、いつもの峠道へ。
木々の葉が繁った山道では今朝までの雨が乾いていないだろうし、行く手の峠は雲の中な様だ。里山は陽射しがあるけど、今日はフルフェンダーのJOJOを使う。
但し、今まで使っていたフラットペダルは外し、TITANIOやAllezで使っていたハーフクリップ付きのペダルへ換えた。
登り始めてサドルの高さが気になった。実はロールでも感じたのだが、どうも高過ぎると思う。
先日、ロールでは4mmほど下げた。JOJOも同じように下げたところ、今度はしっくりきた。
AllezとTITANIOでビンディングペダルと専用シューズを使うようになって、ちょっとポジションが変わったのかも知れない。
いつものTT区間は42分くらい。追い込んだ感じじゃなかった。サイクリングペースと言うほどまったり登ったわけではないけど、もうちょっと喘ぐくらい負荷かけた方がいいのかな?何本も登る訳じゃないし。
最初の峠までは陽射しがあったが、次の峠がある山は雲に覆われている。大平宿まで下ると、すっかり梅雨空になっていた。
降られる不安は感じつつも、もうちょっと走りたくて雲の中に消えている峠道を進んだ。
途中、ちょっと面白そうなものを見つけ、帰りに観察しようと場所を憶えておく。
登るにつれて雲に入り視界が悪くなった。街道はずぅっと濡れた路面で、フルフェンダーであることをありがたく思う。
ついに視界は50mを切るほどになって、やっとピークに達した。
昨日の全日本選手権は、こんな視界の悪さの中で行われたのか…。そんな中で勝利をつかみとる選手の凄まじい力を想像して武者震い。ってか、ちょっと寒かった。
大粒の雨がざっと降ってきたので慌てて引き返したら、風が木の葉の雫を落としただけだった(苦笑)。
登ってきたときに気になった場所で休憩。山蛭に気を付けつつちょっと藪に入って、サドルバッグに入れていたケータイで写真を撮った。
藪が深くて触れるほどに近くへ寄れなかったので写真でもわかり難いですね。
白い花の房みたいなのが幾つも写っているのがおわかりになるでしょうか?
小さな池の周りの木々に沢山ついています。3mほどの高みまで、遠目では本当に花のように見えました。
モリアオガエルの卵ですね。
そう言えばホタルの時期でもありますが、今年はまだ見に行っていません。
明日の夜は蒸し暑くなりそうだから、日没近くに見に行く時間が取れるといいな。
カエルつながりで、今週末は松本市なわて通りのかえるまつり
みーちゃん氏のカエラーなお友だちから紹介されてるので、遊びへ行くことになりそう。
結構楽しみだったりする。
白い花の房と言えば、この街道のニセアカシアの花もそろそろお仕舞い。
日照の関係だろう。最初の峠までの街道の法面にニセアカシアが集まっていて、二週間ほど前から甘い香りを漂わせていた。
街道筋には、この花の蜜を当て込んだ養蜂箱も置かれる。
ニセアカシアの花の時期になると、街道にはニホンザルが多くなる。奴らはミツバチと同じようにこの花が大好きなようだ。
花弁の落ちる所を見上げれば、決まって猿が花や若葉をむさぼっている。
花を食べるだけならいいのだが、道路で糞尿をするのは困りもの。人と同じで、ニホンザルは尿と糞は別にする。
10匹近い群れで活動しているので、それだけの尿だまりと糞が幅員の狭い街道のニセアカシアの木の近くに固まってある訳だ。
尿の異臭と緑がかった軟らかい糞…。糞を踏むと臭いんだよね(苦笑)。
群れはいくつかある。今日も3つの群れと遭遇し、登りと下りとで糞を踏まぬよう注意した(笑)。
帰路、濡れた路面で気を使いすぎたのか、標高が下って路面が乾いてきた頃に油断した。
カーブミラーに映った影を先行していた3台の乗用車のテールと勘違いして、ちょっとオーバースピードでコーナーへ入ってしまった。
と、対向車。ラインを修正しようとブレーキングしたら、リアが滑った。すぐにブレーキを弛めグリップを回復させる。
接触も落車もなく回避できたのは幸い。しかし、今度は周期的な振動が出だした。
脇へ寄れるスペースを探して停車し振動を感じる後輪を観察したら、タイヤビートの一部が外れかかってタイヤの外周が歪んでいた。
ビートが外れかかっている場所のサイドウォールにグリップした痕があった。さっきスリップから立て直したときに、こうなったのだろう。ちょっと吃驚した。
リムはマビックのオープンプロにタイヤはパナソニックのTサーブ。規定の105PSI(7.2bar)一杯に充填してたのだけど、こんなことがあるんだね。
すぐにバルブを弛めて空気を抜き、ビートを填め直してインフレーターでタイヤを再加圧。あとは順調に下って行った。
Dist 56.21km,Time 2:26:29,Ave 23.0km/h,Max 59.3km/h
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