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2007.05.21

極小径車でパスハント

スピードドライブのドッグクラッチ滑りで修理中だったCarryme DSが和田サイクルさんから帰ってきた。

クラッチ滑りが発生するようになった原因はスピードドライブの取付不良によるクラッチクリアランスの異常で、BBに施すテーパー加工の深さが足りなかったようだ。
テーパー加工をやり直した上に、クリアランス異常の状態で200km以上走ったため、スピードドライブもそっくり新しいものへ交換していただいた。

夕方に時間をとって、いっちょパスハントして修理状態を確認することとした。
極小径車で峠越えをするのは初めてだ。しかし、Carry-meのフレームはしっかりしていて踏み込みやすい。
ハンドリングが切れ込みやすいという極小径車特有の癖はあるが、ドロップ化したハンドルのお陰で下りでも踏ん張りやすいから安心して戻ってこられるだろう。

いつもの練習コースへCarry-meを連れ出した。

サイコンが付いていないので、次女Y氏の腕時計を借りて距離11.89km、標高差569mのヒルクライムTT区間タイムを計測。
結果はほぼ45分ジャストだった。
今までの最高タイムが先週の金曜日にアレーで登ったときの38分03秒なので、7分しか違わなかった。ちょっと吃驚。

ダンシングも使えるが、膝とハンドルやステムとのクリアランスがギリギリ。150mm長のステムが欲しいところ。
フラットペダルなので、足のすわりも悪い。せめてハーフクリップが付けられると違うのだが。

スピードドライブの方は、頻繁なクラッチ滑りが無くなっていた。修理完了ですね。
しかし、斜度が厳しいところで2回だけクラッチの噛み合いがずれた。台湾ATS社のOEMモデルは、精度がイマイチなのかも知れない。
スピードドライブの仕様が甘い可能性もあるけど…。

下りも結構いい走りができた。しかし、登坂に比べると700Cに対してスピードは上がらない。
700x20c以上に路面の状態に注意しなければならないし、転がり抵抗が大きく慣性は小さい。
高性能タイヤに比べてグリップ性能は低いし、下りは自転車の性能差を痛感するな。

とまぁ、Carry-meの登坂性能は小径車スポーツに劣らないものだ。
ポタリングに限らず、サイクリングにも充分使える自転車に仕上がっていると思う。

今日の走行距離は38.4km位。所要時間は休憩含めて2時間ほど。

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