カシミール3Dと轍(Wadachi)を使ってGoogle Map活用
サイクリングコースの検討にはゼンリン電子地図帳Z[zi:]Ⅳ for I-O DATAとカシミール3Dを活用している。
ゼンリンの地図はかなり旧いバージョンだが、メインPCで動作する最終バージョンなので仕方ない。
スタートとゴールポイントや経由地を設定して、大雑把なルートと距離とを自動生成させるのに重宝している。
カシミール3Dはすぐできるカシミール3D図解実例集〈1〉初級編を購入して、添付のDVDに収録の標高データ付き2万5千分の1地図を主に利用している。
電子地図帳Zで出力したルートを参考に、2万5千分の1地図でよりサイクリングによさそうなコースを検討し、カシミール3Dのルート作成機能でウェイポイントをマウスでポチポチと設定する。
カシミール3Dでフリーハンド入力したウェイポイントは、GPSデータ始め各種地図座標形式で出力できる。
Google Earthに読み込ませることもできるし、ハンディGPSに読み込ませてルートガイダンスに利用できる。
残念ながらハンディGPSを持っていないが、ビンディングシューズを買ったら、次はサイクルコンピューター代わりにGarminのローエンドなハンディGPSでも入手したい。
さて、カシミール3Dで扱える地図座標データを簡単にGoogle Map APIを使ったHTMLデータへ変換するツールを見つけた。
サイクル紀行のウェブマスターwindyさん製作のフリーウェア「轍(Wadachi)」がそれで、週末に行われる坂隊のオフ会での自走コースをカシミール3Dで作成し、轍(Wadachi)を利用して上記の高低差図とGoogle Map APIを使った軌跡を生成した。
轍(Wadachi)はカシミール3Dのデータを利用して自動的にMy Google Mapを生成することを目的として開発されたツールとの事だが、ハンディGPSとデジカメとの連携機能が追加されてGoogle Mapをより役立つツールに発展させている。
GPSログがあれば、デジカメの撮影時刻とつき合わせて撮影地を自動特定できるようになっている。
撮影地はGoogle Mapに自動ポイントされ、写真のサムネイルも自動生成されてポップアップされる。
さらにGPSデータを撮影データのExifに自動埋め込みできれば完璧だが、それについてはハンディGPSが無いので確認できていない。
すごい面白いよね。ハンディGPS欲しいなぁ(笑)。
轍(Wadashi)の標準テンプレートで生成した解析ページはこちら。
手入力したウェイポイントを繋いだ為、時間データがいい加減。デジカメ写真と連携させれば、マーカーリストに写真名を一覧でき地図にマーカーを打てサムネイルもポップアップされる。
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