しらびそ峠一本目
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5月20日に開催される「しらびそ高原ヒルクライム大会」の試走を兼ねるので、上町から下栗経由で登る。
そのため、手っ取り早く赤石峠を越えた。
早朝は結構寒く、真冬用のグラブをしてこなくて後悔した。しかし、気温がそこそこ上がってくれて、赤石峠を越え平成てからはメッシュ甲のグラブで充分だった。
隊長さんが久しぶりのサイクリングとあって、ちょっと抑え気味で走る。
それでも、JR飯田駅から喬木村へ出、小川川沿いに登って赤石峠を越えて上町までは100分ちょっとだった。
そのままヒルクライム大会のコースを登って行く。
昨年から700Cに乗り出して、しらびそ峠はお馴染みとなった。しかし地蔵峠側から登坂するばかりで、下栗から登る発想は無かった。
ヒルクライム大会コースが上町から下栗経由での登坂と聞いて、昨年11月に初めて左回りに登ってみた。
斜度がきついことは下りでも充分わかっていたので、その時はフロントトリプルのTITANIOを使った。
今日は大会に使う予定のAllezのギヤ比で登れるかを確認する目的もある。
Allezはフロント53-39、リア11-23。ちょっと無謀か?
隊長さんは超軽量高剛性のCR-1 TEAM ISSUEにコンパクトクランク。ヒルクライムには最高の構成だ。
10~14%程度で続く登り始めはギヤが足りていた。
しかし、下栗から冬季閉鎖ゲートまでの16%平均と思える斜度の区間は駄目駄目。極端にスピードが落ちてしまって、ロスが大きすぎる。今から39-23を踏みまくる訓練をするか、素直にTITANIOを使うか…。
酸素濃度が問題になるような標高ではない。回転で登った方が絶対有利な気がする。
上町から100分以上かけて、ハイランドしらびそへ到着。
オープニングセレモニーがちょうど終わったところで、五平餅をもらって南アルプスの眺めを楽しみながらお茶を飲んだ。
しらびそ高原は、今まで来た中で一番の賑わいをみせていた。駐車場にも車が多く、薄日のもと散策を楽しむグループや五平餅に舌鼓を打つグループなど、こんなに人を見たことは珍しいな。
今日は展望風呂も無料開放されていた。
帰路は地蔵峠を経由して大鹿村へ出て小渋川を下り伊那大島まで出る。ほぼ下り基調なので発汗が少ない。
一風呂浴びてくことにする。
ハイランドしらびその3階にある展望風呂からは、聖岳や兎岳を眼前に楽しむことができる。
宮田村からいらしたと言うご老人二人組と一緒に、のんびりと大風呂を楽しんだ。
しっかり体を拭き、備えつけのドライヤーで髪を乾かしてから、残りの下りに臨む。
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大鹿村の大西公園では桜祭りが開催されていた。
この公園は昭和36年の伊勢湾台風に起因して発生した大西山の大崩落によって飲み込まれた四十戸の住宅と三十町歩の田圃の上に整備された公園だそうで、ここを見下ろすようにして鎮魂の大観音像が建立されている。
この公園の前もよく通っていたが、初めてそういったことを知った。
和太鼓の演奏を聞きながら野沢菜のお焼きや五平餅で補給。桜を楽しんだ。
Dist 118.97km,Time 5:57:28,Ave 20.0km/h,Max 53.6km/h
尚、6時15分出、14時50分帰着。
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