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2007.03.08

PowerShot TX1は期待外れのようだ

キャノンの新しいデジカメPowerShot TX1は、超コンパクトデジタルビデオカメラとして注目していた。

光学10倍ズームに光学手ぶれ補正で、Motion-JPEGによる30fpsのVGA動画が保存でき、音声もPCMステレオ録音。
1GBでも7分ちょっとしか撮れない動画フォーマットだが、編集素材としてはとても扱いやすい筈だ。

SDカードは今年中に16GBが1万2千円ほどで出回るだろし、2時間強撮ることができるなら問題はまったく無い。

何と言っても、そのコンパクト性は圧倒的で、待望の製品だった。

ところが、AV Watchレビューを見てがっかり…。

ふらふらと焦点が変わるAF、手動調整できないゲイン、そしてボクにとって致命的なのは、TX1のMotion-JPEGが何故かわが家のPremiereでは操作出来ないって点。
AviUtlなどでは問題なく扱えるので、呼び出しているコーデックの問題だと思う。
別のフォーマットへレンダリングしてから素材として利用する手もあるが、あまりに面倒だ。
でもね、PowerShot S1 ISなどのMotion-JPEGは問題ないんだよなぁ…。

ま、あのAFが何とかならないと、映像に悪酔いしてしまう。
ゲイン調整できないのも、経験上使い物にならないだろうな。AV Watchのサンプル画像も、露出オーバーが顕著だ。

兎に角、あのふらふらなAFを一般的なビデオの挙動へ変えないと、とても使おうとは思えない。
フォーカスロックで凌ぐにしても、使い勝手が悪すぎる。
ファームウェアのバージョンアップで改善できる内容なら良いのだけどね。
このカメラについては様子見だな。

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