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2007.03.24

林道散歩隧道探検

リベンジとばかりに、先月かなわなかった氷の隧道探検に坂隊の隊長さんと出掛けた。

隊長さんは最近オーバーワーク気味だそうで、リフレッシュも兼ねてお散歩ペースで雑談をしながら峠を越えた。

ここ二週間の冷え込みでアイスバーンが拡大したのではなかろうか?との心配はあったが、昨年は三月初旬には除雪車が入っていた。
今年も例年同様に除雪車が入ったようで、厚くアイスバーンになった場所にも融雪剤が撒かれてかなり解けている。
お陰で、今日は二度降車しただけで、1235mの峠を越えて廃村になった集落まで行き着いた。

かつての集落から8.5kmのジープロードが次の峠まで続く。
その峠に目的の隧道がある。

ジープロードはがれているが、斜度はとても緩やか。
角の尖った石を避けながら、散歩とは言えない速度で林道サイクリングを楽しんだ。

落石がひどく気を抜けない。しかし、お互いによく知った道ということもあってかトラブルもなくがれ場を過ぎ、山砂の緩やか登り坂に入ると散歩ペースに切り換えて再び談笑しながらサイクリング気分を満喫する。

隧道が見えると、入口をちょっぴり覆った大きな氷柱に期待が高まった。
ところが、どうも記憶と違うところが…。

鉄扉が新調されてるのは良いとして、隧道自体も鋼鉄フレームで補強されている。
安全強化上当然の措置だろうけど、素堀の区間がとても短くなって探検対象としての面白さが…(苦笑)。

未舗装だった路面もコンクリート舗装されたようだ。側溝も埋められている様に見える。
そのためか、水はけが悪くなったようで5cmほどに一面氷が張って、アイスリンクのようになっていた。

さすがに乗車して通過できる自信はないので、自転車を曳きながら恐る恐る暗い隧道に踏み入れた。

10メートルほども進むと路面が滑らなくなり、小さな氷塊の影がちらほら。
写真を撮ると、このあたりのアーチは素堀になっていて、天井に染み出た水が凍っているのが見えた。
アーチから剥がれ落ちた砂利が路面に堆積して、足下が滑らなくなっているようだった。

それにしても、補強工事のためか時期が遅すぎたのか、天井から落ちてきた氷柱の破片ばかりで目立つ氷塊は無い。
まぁ暖冬だったし、解けて無くなってしまったのかもね…。

隧道を抜け、舗装路を駈け下る。
途中から、隊長さんに森林公園まで続くジープロードを案内してもらった。まったく知らなかった道。
ハイキングの一行に出遭って挨拶したりして、林道散歩の締めくくりに相応しい長閑なロケーションだった。
あぁ、楽しかった。

Dist 44.94km,Time 3:23:31,Ave 13.2km/h,Max 54.6km/h

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