ボトムブラケットを換えてみた
ロールのボトムブラケット(BB)をSHIMANO BB-UN54の118mmからWorld ClassチタンBBの110mmへ交換した。
今まではクランクが撓んでいる感じだったのだが、BB交換後は剛性感の向上を感じ、クランクの撓みがほとんど気にならなくなった。
7400 DURA-ACEのクランクに42Tのチェンリングを使っている。固定ギヤだから当然5ピンはシングル用で、チェンリングはアウターに付けていた。
TIAGRAのスクエアシャフトクランクからBBをそのままに74DURAへ換えた。チェンリングをインナーへ付けたままではチェーンステイに干渉するため、チェンリングをアウターへ付け直した経緯がある。
BBシャフト長を短くしたのは、チェーンラインをよりフレームセンターへ寄せるためと剛性アップを狙ったもの。
結果としては狙い通りになった訳だが、元々使っていたBB-UN54にも問題があったようだ。
BB-UN54は左ワンが樹脂製となっている。
ロールのボトムブラケットは70mmのイタリアンなので、右ワンも正ネジだ。
弛みやすいので強めに締めていたが、併せて左ワンも強く締めすぎていたようだ。
BB-UN54を外そうとしたら、BBシェルをスラスト方向へ抑える鍔(つば)が折損して、ドーナツ状に抜けてしまった。
また、左ワンの内側、シェルをラジアル方向に抑えている部分に、シェルがスリコギ運動した痕跡が見受けられた。
結局、BB-UN54の左ワンとBBシェルとの間にガタがあった様で、剛性感を大きく損ねていたようだ。
ワールドクラスのBBは両ワンとシャフト並びにベアリングハウジングとが精度良くチタンから削り出されていて、ガタなど微塵もなくかっちり固定されている。
日没近かったけれども、多摩湖まで試走してきた。
元々かかりの良い自転車だが、更にレスポンス良くなった感じ。より気持ちよく走れるようになった。
こいつは登りがめちゃ楽しい。多摩湖じゃちょっと物足りないが、春になればがんがん登坂できるようになるだろう。
雪の降る冬が恨めしい。
第二取水塔近くの自転車道で、薄暮の中カメラの三脚を立てる集団に出遭った。
フクロウでも狙っているのかと訊いたところ、「オオコノハズクがそこに」と指差された。
迷彩な上に薄暗く見つけにくい。しかし、太い枝が落ちてウロになった箇所に填るようにしている生物をかろうじて視認できる。
持っていた200mm相等のコンデジで狙ってみた。手ぶれ補正は利いたが、光が足りずにうまく合焦せず前ピンだ。無限遠で撮ればまだマシだったな。
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