ロードバイク用サスペンション
師走早々に寒気が入り冷え込んだ。
しかし、この冬は西高東低の冬型気圧配置が崩れやすいそうで、三日西高東低が続くと一旦崩れるの繰り返しらしい。そんな訳で、昨年と違って雪は少なく暖冬傾向になるそうだ。
エルニーニョ現象により寒気団そのものの勢力が小さいという情報もあるが、昨年だって長期予報は暖冬じゃなかったっけ?(苦笑)
3時からの夕練だけど、標高も千メートルを越えれば気温は数度しかない。
ちょっと薄手のグローブだから、下りは手がかじかんでしまって感覚も遠退く。冬用グローブが大至急いるな…。
今日もTT区間の計測を行った。結果は41分11秒。
一昨日のアレーの記録にはおよばないが、TITANIOよりも速い結果。
Dist 35.28km、Time 1:36:00、Ave 22.0km/h、Max 50.0km/h
さて、登坂中は家族のことや今度走りたいコース、ブログのネタや仕事のことなどを考えていることが多い。
熊が出没しているし、凍結も怖い。小石や穴凹でパンクも洒落にならないし、対向車にも気を付ける。
そういったことにも勿論注意を向けてるけど、それとは別に色々と思いを巡らしている。
今日は、ロード用のフロントサスペンションについてつらつらと考えていた。
ALAN TITANIOは200km程度のツーリングを狙った構成にしたいと当初目論んでいて、ロード用のフロントサスペンションをインストールしたいと思ったから、当時いろいろと調べたことがある。
この登坂路も含め、田舎道はそれなりに荒れている。
夜間、ロードで走りたいとは思わない。夜に田舎道を走らなくちゃならない時は、フロントサスペンションに30cを履いているJOJOを専ら使っている。
パソコンの高性能化と低廉化によって、安価に構造解析や各種シミュレーション、コンピュータ設計などが行えるようになったことや、カーボンを使った成形技術を初めとする素材と加工技術が飛躍的に進歩した。結果、バイク全体で振動を吸収ダンピングして、石畳やダートなど厳しい路面状況でも走破できるロードバイクを作ることも難しくなくなったようで、ロードバイク用のフロントサスペンションは市場から消えつつある。
しかし、90年代後半頃からいくつかのロードバイク用フロントサスペンションがリリースされていた。
ROCKSHOX RUBY ROAD BIKE BICYCLE SUSPENSION FORK
2001年のパリ・ルーベ(Paris-Roubaix)レースに投入されたロードバイク用サスペンションフォーク。ノーマルスレッドコラムと1inch A-Headコラムのモデルが一般販売された様だ。
サスペンション形式は正立テレスコピックで、マグネシウム製。
SUS21 Aero Swing
日本のベンチャー企業が98年に発表したカーボンフォークで、ゴムの弾性を利用したアルミ製トレーリングリンク式のサスペンションがフロントエンドに組み込まれている。
トライアスロンバイクで効果を発揮したようで、700c用と650c用とがリリースされ、コラム径も1インチとオーバーサイズのA-Headにノーマルスレッドのモデルがあったらしい。重量は850g前後と、サスペンションフォークとしてはかなり軽量。
残念ながら2001年頃に事業が傾き生産終了した模様。
BRC Road Shock
90年代後半にManitouの前身のBRCがパリ・ルーベ用に開発した正立テレスコピック式サスペンション。
詳細は不明。ROCKSHOX RUBYがパールホワイト色に対し、黒なのがフレームカラーに合わせやすくて良い?
Cannondale Fatty Ultra X Suspension Fork
1998年から2003年にリリースされたCannondale XS800 Cyclo-Cross HeadShokフレーム専用フォーク。
上記フォークがキャリパーブレーキ専用に対し、カンチレバー。
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