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2006.11.23

電動アシストフォールディングバイク改

夜練の途中で和田サイクルさんへ寄ったらば、先日の多段化トラコンのリアブレーキブリッジの作者の方がいらしていた。

けんゆうさんがローバーの小径折り畳みにインター8をインストールされてたので何とはなしに見ていたら、巨大なチェンリングが気になった。
お聞きしたところ、オーナーの自作チェンリングとの事で、作者の方から詳しく教えていただいた。

驚いたことに、このローバーの自転車はサンスターの電動アシストユニットが付いたモデル。

チェンリングは、プロクソンの卓上フライス盤をサードパーティのNC化キットでCNCフライス盤にしたものでアルミ板から切り出したとの事。
ケータイのカメラだったので細部がつぶれてしまったが、防犯登録番号やネーム、歯数なども彫刻して墨入れされている。

チェンリングの歯数は65T。リングの中央を抜いた部分でPCDチェンジャーを作り、チェンリングを抜いた残りでリアブレーキブリッジを作っている。

卓上フライス盤は15cm×12cm(改造して14cm)までしかXYテーブルのスパンが無いため、このチェンリングの場合は四分の一づつ加工。表裏で都合8回もワークに付け直して加工したこともあって、20時間以上掛かったとのことだった。
付け直しの精度は微妙との事だったけど、試乗させて頂いた際には問題を感じなかった。

卓上フライス盤のNC化はステップモーターで実現されていて、エンコーダーとかは無くオープンループ制御。
制御ソフトはDOSプログラムだが、Windows-NT系のDOSエミュレーターで動作する。制御ボックスとPCとはRS232Cで接続。ちなみに、制御ボックスはステップモータードライバーと別体になっているそうだ。
負荷が大き過ぎたりして脱調してしまうとずれたまま加工が進んでしまうので、加工中も目を離せないとの事だった。
また、Windowsで使用しているためか原因不明の加工ミスもあって、完全自動化は難しいらしい。

チェンリングガードも、フライス盤で樹脂板から切り出して付けられていた。

和田さんが台湾から仕入れたというビーチクルーザー用のアルミ製ダブルピボット超ロングアームキャリパーをインストールする予定だったが、エンド幅が充分にあるのと制動性能を重視してローラーブレーキへ変更。
ちなみに、ビーチクルーザー用のブレーキキャリパーは巨大な割りに軽量だった。しかし横幅が大きく、トラコンで使おうとしたらクランクに干渉して使えなかったそうだ。

インター8のインストールが終わってオーナーさんが確認のために試走した後、試乗させてくださった。
低いギヤではサンスターの電動アシストユニットの利きが激しく、ペダルを踏むたびにグイグイとアシストされる。まるでどっかんターボって感じ。
シフトアップしてゆくとアシストの掛かり方もマイルドになって、とても楽しく走ることができる。

バッテーリー込みで20kg近い車重は、安定したハンドリングに貢献していた。
反面、ブレーキはまだまだ動力性能に負けている。フロントのブレーキ強化が今後の課題だろう。

意外に小さなバッテリーだが、フル充電でエコモード24km程度走るそうだ。試乗はパワーモードで、7km程のもちじゃなかろうかとの事だった。

それにしても、チェンリングまで自作してしまうエネルギーが素晴らしいし、作り方も含めて工夫に溢れている。
こういったユーザーさんが和田サイクルに集まって、また新しい工夫が生まれていくのだろうな。

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