めっきり涼しくなりました
まだまだエアコンが冷房運転する時間はあるものの、朝方はすこぶる涼しくなって、タオルケットの一枚でも掛けていないと風邪をひいてしまいそうなほどだ。
長期予報では大陸の寒気が弱く秋雨前線は活発化しないとされていたが、青空が恋しいほどに曇りがちな天気が続いて雨も多い。
月初めの落車の影響もあって、サイクリングはおやすみ中。
実は先月あたりから、ちょっと中だるみが続いている感じ。
昨夜は久しぶりにJOJOの整備をしたりと気分を盛り上げてはいるのだが、ちょこちょこと用事もあってなかなか時間を取れない。
やはり早起きしての朝練が一番なのだが、独り暮らしではないから早寝なんてなかなかできないのであった(苦笑)。
7月中旬から英国で販売がはじまった超軽量折りたたみ自転車A-Bikeは、ネット購入できることもあって、さっそく購入した日本のオーナーの情報もちらほら見かけるようになった。
ネット販売価格は£199.99で、日本への送料は£50。英国の間接税免除の措置を取ってくれないため、総額に17.5%の税額が加わり、日本国内では通関手数料と5%の消費税まで加算されるそうだ。
都合、日本円で総額を換算すると6万5千円ほどになる。
公共交通機関が発達した都市部在住なら、その隙間を埋める移動手段として、A-Bikeは6万5千円の価値が充分あるものと思う。
さて、飲酒運転の発覚を逃れるために轢き逃げが相次いでいるとの話題が取り沙汰されているようだが、ひき逃げは道路交通法ではなく刑事法で対応すべき罪状だと思うのだけどね。
交通課と刑事課とを動かす訳にはいかないだろうから、無理なんだろうけど(笑)。
怪我をさせてしまった相手を放置して逃げ出すって、見殺しにすることなんだから、ひき逃げした段階で殺人未遂と同じ罪状として良いんじゃないかな。不正の発覚を怖れて、当事者を見殺しにする訳だし。
ひき逃げは、救助義務を怠り被害者の被害程度を徒に増大させ、最悪は怪我人であっても死に至らしめる可能性のある行為なのだから、少なくとも飲酒運転以上に厳しい罰が必要であることは間違いないのだけど、何故か今はそうなっていないんだね。
水曜日の夜にTBS系で放送された「カクレカラクリ」というドラマを娘たちと観た。
森博嗣さんの原作で、このドラマのために書き下ろされた原作を元に脚本化されているそうだが、脚本も含めてドラマ化に関して原作者は一切ノータッチなのだそうだ。
と言うのも、原作者の森博嗣さんはドラマ化に惹かれて原作を引き受けたわけではなく、コカコーラ社のスポンサー付き小説という試みに興味を覚え、仕事の条件も充分だったから応じたのだそうだ。
ドラマは、小学校二年生の長女H氏にはとても好評だった。
彼女曰く、謎解きがとても面白いとのことだ。ミステリー好きの素質ありだな(笑)。
次女Y氏も退屈せずに見ていたけど、軽いノリの演出がよかったのだろう。
個人的に画期的だったのは、森博嗣作品中ではまず出てこない携帯電話が登場してたところ。
たった7年ほどで急激に普及した携帯電話は、ミステリー小説の創作に対し大きな制約となるアイテムだ。氏の作品のほとんどは携帯電話普及以前を舞台として、携帯電話が作品中に登場する場面を見た記憶がない。
「カクレカラクリ」では、舞台を携帯電話圏外として、ケータイが活躍しない不自然さを回避していた。
森作品の多くは、ぱっと見、現代を舞台にしているように感じる。
いい加減に携帯電話が登場しない不自然さを感じる世代も多くなってこよう。
氏も、既に小説では連続的に十二分な収益を上げられるほどの著作を送り出し、創作に時間を割くのは出版界の要請にまだまだ応えるべきとする動機の比重が大きいとの発言をされている。
意外に近い内に、小説業からは引退されてしまうかも知れないね。
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