邪魅の雫 大磯・平塚地域限定特装版
京極夏彦さんの最新刊「邪魅の雫」が発売された。
この本には大磯・平塚地域限定特装版があるそうだ。
ネット通販を使えば全国どこからでも購入できるが、初版は限定地区の書店でないと購入できない。
こういった差別化もまた面白い試みだと思う。
ボクはコンテンツ、つまり中身を読みたくて本を買う。
京極作品は文庫落ちを待たないが、文庫落ちを待って買う小説も多い。
それでも古本になるまでは待たない訳で、同じ購入するなら初版でとか、限定装丁があればそちらを選びたくなる。
と、読み終えた本って処分せずに後生大事にとってあるんだよね…。
結局、蒐集家でもある訳だ(苦笑)。
-10月1日追記-
読了。
皆がうしろめたい気持ちのまま、誰一人冴えない。
皆が皆らしくない言動な上に、魅力的な登場人物がいない。
読者はかなり早い段階で連鎖の構造に気付けるよう配慮されている。しかし、あまりにもきっかけが非日常的すぎて感情移入が難しく、すべてがつまびらかになっても、「了」の文字を眺めても、「ああ」といった感じだった。
どうもモリアーティ的人物登場以来、このシリーズの魅力が減じたように思う。
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