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2006.07.29

ゲルマニウムラジオ

長女H氏と一緒に夏休み実験工作と銘打たれたイベントへ行ってきた。

作ったのはゲルマニウムダイオードを使って、受信した電波のエネルギーだけでイヤホーンを駆動して音声が聞けるゲルマニウムラジオというもので、昭和40年代以前に少年だった男性なら、駄菓子屋や模型店で目にした記憶がある方も多かろう。


ゲルマニウムラジオに関しては、次のホームページが楽しい。

初歩のラジオ実験室ホームページ
http://elementary-radio-lab.hp.infoseek.co.jp/


また、夏休みの自由研究でスピーカー駆動のゲルマニウムラジオ研究に取り組んだ次のサイトも是非。

ゲルマニウムラジオの工作(スピーカーが鳴る)
http://aai05640.hp.infoseek.co.jp/


製作したのは、初歩のラジオ実験室ホームページさんで巻頭に紹介されている回路のもの。

35mmフィルムケースにエナメル線を巻いてコイルを作り共振器とし、ゲルマニウムダイオードで検波、選局はコイルにブリッジさせたポリバリコンで行うというもので、アンテナは用意されたものを使う。

長女H氏とボクそれぞれ作ったので、2台のゲルマニウムラジオが写真に写っている。

工作前にはラジオの構造が実験機器で説明され、小学校高学年から中学生くらいにはある程度理解できるものになっていた。
それでも、電磁誘導やコンデンサーの実験を解説中に取り入れて、長女H氏も厭きずに聞き入っていた。

前回のロケット工作とは違い、ハンダ付けもあったために手伝い過ぎてしまったのは失敗。
それでも2箇所のハンダ付けをさせてみたが、ハンダを溶かして遊びだし、結構怖いもの知らずと苦笑。
空中配線なので、ハンダ付けの難易度も高い。残りは下手くそながらこちらでやってしまった。

完成したラジオから音が聞こえたのはなかなかの感動だったらしく、H氏はずっと聞き入っていた。
特に部品の精度が高かったようで、彼女のラジオの音量は他に比べて格段に大きく聞こえる。

もっとも、娘たちがラジオを聞く機会なんて滅多にない。
ラジオ放送自体が物珍しかったのかも知れないけどね。


午後はテュネットとタニーシャに誘われて、ゴスペル愛好家のコンサートを聴く。

歳をとって感受性が鈍麻したのか、こういったコンサートを醒めて見て…。
お腹がとても空いてたのが主因かな?

娘たちは楽しんでいたし、みーちゃん氏は知り合いに結構会ったみたい。誘ってくれたテュネットもタニーシャも満足してたしで、良かったんだけどね。


音楽と言えば、金曜日の夜にテレビを見てたみーちゃん氏から「谷山浩子!」って声をかけられた。
見ると、浩子さんがピアノを弾いてた。
スタジオジブリの新作、「ゲド戦記」の主題歌は谷山浩子の作曲だったんだね。全然気付かなかったです。

もう8年以上も浩子さんのコンサートに行っていない。
ボクの嗜好が変わったのか、谷山浩子の作風が変わったのか、新譜も買わなくなって久しい。
NHK教育で偶にお名前を見かけることはあっても、テレビで演奏してる姿を見るだなんてソ連のゴルバチョフ元首相が退任した日以来じゃないか?

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