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2006.06.11

スズキMRワゴン

スズキの新型MRワゴンをお借りする機会があり、数日乗ってみた。

軽自動車に乗せてもらうことはあっても、自分で運転するのは旧規格の360ccスバルレックス以来だから何年振りだろうか?

MRワゴンはXタイプで、トゥーランにも付いていないMDプレイヤがあって吃驚(笑)。
でも、走りは懐かしい軽自動車のそれで、思ったほどには進化していない感じ。


エクステリア
背の高いスクエアを基調として室内空間をたっぷりと確保しつつ、なだらかにリアをしぼり、丸形のフロントヘッドライトをはじめてとして全体に曲線をあしらって柔らかなイメージを作っている。
流石は「ママ ワゴン!」のキャッチフレーズを付けるだけはあって、行く先々で若い主婦の反響が大きかった。
マルーンブラウンパールという茶のボディカラーも好評だった。曰く、可愛い、運転しやすそうってものだ。

個人的には、にんまり笑ったようなフロントグリルなのに、ナンバープレートラインにも四角の開口部があって、ダブルフェイスな感じがあまり好きではない。
ってか、実はこのブログを書くためにスズキのHPに訪れるまで、車名すら知らなかったので、どうでも良いんだけど。
でも、ご婦人方もこの新型MRワゴンをご存知ありませんでしたよ。実車見ての評価が良いだけに、ディーラーへ足を運んでもらうような宣伝はした方がいいのでは?

ところで、この車のサイドビューって、ちょっとスバルのR2に似てるよね(苦笑)。


インテリア
インジケーター類はシンプルで見やすくて良かった。
全体にラパンの流れをくむデザインと感じた。清潔感もあって、とても好感が持てる。

インパネシフトの位置も良い感じだったが、ニュートラル、ドライブ、セカンド間のラッチがちょっと固すぎ。
ニュートラルからドライブへ入れる時に勢いあまってセカンドへ入れてしまったり、セカンドからドライブへ戻す際にニュートラルまでいってしまうこともしばしば。
ラッチの固さの問題と言うよりも、レバーの剛性不足で操作時に撓むのが原因かも知れない。

シートの造りは値段並ながら、室内高がある分、バックレストもそれなりに充分なものが設置されていた。
床がほぼフラットなので、二列目シートの足下も広々していて実用充分だった。


ラゲッジスペース
ワゴンタイプの軽自動車としては普通。


ドライブフィール
とにかくパワー不足。
4速ATが奢られているそうだが、登り坂の多い当地ではATは3速でもいいから加給器を付けろよ!って感じ。

大人二名に子供一名で、いつも通っているコンクリート舗装に滑り止めの横溝が入った登り坂にさしかかったら、いくらアクセル開けても時速20km以上になることはなかった。
登り坂で軽トラとかが極端にスピード落ちるのも、これじゃ当たり前だと再認識。

コーナリング時は盛大なアンダー。
すっごいフロントヘビーなんだろうか?ちょっと切り込んだだけでも、フロントタイヤが悲鳴を上げるし。
車体のロールの収束も不自然な感じ。コーナーに入る前は十分減速して、滑らかなハンドリングで曲げてやらないとパッセンジャーにとって不快だ。
軽自動車を速く走らせるのは、テクニックを要求されるとあらためて実感するな。
尤も、速く走る必要も無いし、そういったコトを求める車でもないけど。


総評
軽自動車はシティコミューターとして有効で、その方向でパッケージングも性能も詰められてきたと思う。
反面、高速性能は安全性も含めてまったく不十分。それを達成するには、そもそも軽自動車という枠組みに無理がある。

普通自動車は、ここ10年で随分重くなった。
衝突安全性の確保のために、エアバッグや補強材を追加した結果だろう。
勿論、比重の小さな素材の多用で、強度アップの割にはそれほど重くなってはいないが。
重くなった分、動力性能も向上している。

軽自動車も同様に重くなったし、それに見合う動力性能アップもなされただろう。
でも、この軽自動車の規格枠で普通乗用車並の衝突安全性なんて確保できるとは思えない。
Euro NCAPで評価すると、軽自動車ってどういった結果がでるんだろうね?
うちのセラよりは、良い評価なのかな?

軽自動車が走りまわるのに不都合を感じないが、家族が軽自動車に乗るのは許したくないな。

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