« 走梅雨が油断してる間に | トップページ | 文庫本が入るサドルバッグ »

2006.05.23

本栖湖の思い出

朝練でいつもの激坂を登っているとき、ふと小さい頃に行った本栖湖畔に住むお祖母ちゃん家を思い出した。

彼女は祖母の妹で、満州疎開組と聞いたのは亡くなってからだったと思う。どうやって日本へ戻られたのかも知らない。

小学生の頃、夏休みに何度か遊びに行った。

本栖湖周回道路を右回り、競艇学校を過ぎて砂利道を右へ入ると突き当たりがお祖母ちゃん家だった。

木造平屋建てで、土間があって奥が客間になっていたような。暗いイメージがある。
白猫と黒猫が一匹ずつ、シロの背中を撫でたら、後ろ足で目の下を蹴られて随分痛い目にあった(苦笑)。

前庭にはたくさんの曼珠沙華が赤々と咲いて、そこでジャコウアゲハが何頭も乱舞する姿は、今でも脳裡に焼きついている。

本栖湖を正面にして砂利道の右側には、小洒落た別荘だったのだろうコンクリート建築物の残骸が高く繁った夏草に埋もれていて、不思議な空間を満喫できた。

夜に本栖湖へ行って懐中電灯で波打ち際の先を照らすと、数十匹ものナマズがこちらを向いて並んでいたのも不思議な思い出だ。
何匹か釣り上げたが、それをどうしたか憶えていない。

お祖母ちゃんのところへ、茶飲み話に来る老人をよく見かけた。
ボクは探検などの遊びに夢中だったので、その人のことはほとんど記憶がない。
弟が憶えていて、十数年もしてから、あれは笹川良一さんだよって教えてもらった。今知り合えたら、仕事でも世話して貰えたかも?って笑い合った。それすらも遠い思い出だが。

|

« 走梅雨が油断してる間に | トップページ | 文庫本が入るサドルバッグ »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28297/10203453

この記事へのトラックバック一覧です: 本栖湖の思い出:

« 走梅雨が油断してる間に | トップページ | 文庫本が入るサドルバッグ »