新学期
梢(こずえ)に
けむりはじめた
たくさんの新芽(しんめ)たちめをさましたのだ!
うすみどりの
手をひろげて
空をなでている今年(ことし)の空はいかがですか?
尾上尚子 『春』
長女H氏が受講した、国語小2春期の演習問題は難問揃いだった。
こういった問題を解くことに慣れた児童を相手に、受験で勝ち目があるのかな?と心配になる程だ。
冒頭の詩に対し、演習では次のような出題があった。
「けむりはじめた」とは、何(なに)が どう した ようすですか。
「し」の 中の ことばを つかって せつめいしましょう。
短い設問を選んで紹介したが、ほとんどが800字ほどもあって、中には観察記録の様な文章から設問するものもあった。
子供の頃、国語は嫌いだった。
漢字は正答できても、どう思ったか?なんて問題は間違えてばかりいたな。
上記の設問は、そういった視点からは容易なものだけど、H氏が通う小学校の教科書が要求するレベルとの乖離にちょっと驚いた次第。
H氏は要領の良いタイプではないので、見ているとイライラする。
しかし、子供の素直さと従順さで、どうにか算数ドリルをこなし、今回の講習で自分が算数に関しては良くできる子だと認識したようだ。
誉められれば嬉しいし、課題を解けると楽しくなるのは大人も子供も同じ。
受講以後、算数ドリルにすすんで取り組むようになっている。
2年生用のドリルも既に3冊を終えようとしている。来週には、3年生用を一緒に買いに行こう。
次女Y氏も、今春から幼稚園児になって、みーちゃん氏は少し楽になるようだ。
H氏に比べると、Y氏は習い事も行かせてないし申し訳けないのだが、お姉ちゃんを見て自分なりにお絵かきしたりと楽しんでいる。
比較的発達が早いと見えるので、仮名くらいは教えられるようにしてやりたいな。
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