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2006.03.18

Opera 8.53

メインPCのOSはWindows 95なので、インターネットブラウザはInternet Explorer 5を使っている。
IE5.5まではWin95をサポートしているが、わが家の環境では不具合が多かったためIE5を使い続ける格好となった。

困ったことに、IE5では正常に表示されないサイトが増えている。
なんとも間抜けな話だが、このページが利用しているココログの推奨環境もInternet Explorer 6以上である。

お陰で、利用するレイアウトやデザインによっては、表示がかなり崩れてしまって見るに堪えない事は多い。
そんな訳で、このページはIE5で正常に見られるようなレイアウトを採用している。

IE5で見られないページの閲覧はGoogleキャッシュを介して見ることが多かったが、さりとて完璧ではない。
Googleでも新サービスのGoogleローカルはIE5に完全対応していないので、これを利用したウェブページはほぼ見ることが出来なかった。

そこで、以前導入しようとしたもののGDI.EXEの不具合で見送ったOperaを再導入することにした。

Operaは、最新ブラウザでは唯一Windows 95を正式サポートしている。
しかし、それは1バイト文字圏だけのお話で、2バイト文字を使う日本語Windows 95はその限りでないらしい。

日本語Windows 95にOperaをインストールすることは出来るが、利用していると一般保護違反で落ちることが多かった。
内容は、「モジュール : GDI.EXE、アドレス : 0025:000019e0」のエラー。
原因は、Windows 95のGDI.EXEとGDI32.DLLがUNICORDを正式サポートしていないために起こる現象で、1バイトコードやUNICORDで書かれたページならば問題ないが、Shift-JISなどのUNICORDではない2バイトコードで書かれたページを開こうとするとコード変換が上手く働かずにエラーとなる様だ。

利用するフォントを制限するなど対策は幾つかあるが、詰まるところ日本語Windows 95の仕様に起因する問題で、根治はほぼ不可能なようだ。

それでも、落ちるときはシステム道連れって事はないので、取り敢えずIE5で見られないサイトの表示用にOperaをインストールしておくこととした。

最近、8.53がリリースされて、もしかしたら日本語Windows 95での不具合も改善してるかも?なんて期待を持ったが、やっぱり駄目だった(苦笑)。
原因が原因だから、Opera側でなんとかできるものではないし、英語版Windows 95ならいざ知らず、日本語Windows 95のユーザーなんて無視できる数だろうしね(笑)。

とは言え、こういったツールは貴重だから、ありがたく利用させていただきます。

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