御巣鷹山の悲劇と終わらない戦後
米軍横田基地は日本にありながらアメリカ領土として、住所も米国のものとされている。
そのため、制空権もアメリカが握り、航空管制もまた日本が管理できていない。
日本領土内にありながら、米軍各基地は日本ではないのだ。
租借地とされているようだが、未返還の占領地となんら変わらない。
20年前の日航機墜落事故においても、横田管制区域が日本の手になかったジレンマが結果に大きく関与していると言われている。
米軍は墜落地点を早い段階で特定し、米軍ヘリが現場を目視確認しながら、その情報が日本の救助作業に早く活かせなかったのも、同様な理由と言われた。
戦後60年、戦が何を指すのかさえピンと来ない世代が多くなっている。
しかし、米軍基地の有り様が占領地と変わらない限り、日本はいつまでも米国の頸木に繋がれたままであることを常に意識すべきだね。
ちなみに、日航機墜落事故では墜落地点の特定が遅れ、更に救助隊に対しての情報が錯綜して現場到着が大幅に遅れた。
その為、生存率もまた大幅に低下したと言われている。
実際、生存者の証言でも、その事実が裏付けられている。
救助隊が遅れた主因は前述しているが、劣化ウラン問題も関係しているらしい。
当時の航空機には、カウンターバランスウェイト材として、比重が大きい劣化ウランを含有した材料が使用されていた。
そのため、劣化ウランによる被爆の可能性が米国側から指摘されて、救助隊の派遣に影響を与えたと言われている。
劣化ウランによる被爆者は出なかったらしいが、原子力爆弾による被爆国であるがために、被爆の可能性という情報に過剰反応したことは想像に難くない。
実際に、事故機処理時には厚生省の専門チームが現地入りして、深さ1m近くにも渡って現場の土を持ち帰り、劣化ウランによる放射能の影響を調査したと聞いている。
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