フォールディングペダル
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BD-1オプションとして販売されているVP-116SをZEROBIKE用に購入したのは、一年ほど前になる。
和田さんからは三ヶ島のFD-6を奨められたが、折り畳んだときの薄さが気に入ってVP-116Sにした。
ケージがスチール製で結構重く、左右合わせて実測580gある。
アルミケージのVP-116Aというモデルもカタログ上は存在するが、見かけたことはないし、ケージの形状と折りたたみの仕方をみると、アルミでは強度不足な気もする。
写真のように、折り畳んだときにクランクへぴったり吸い付くように固定できるのが売りだ。
しかし、ゼロバイクの様な山型断面のクランクでないとうまく固定されない。
一般的な蒲鉾型断面では、ケージでクランクに傷を作ってしまう。
軸受けにはシールベアリングが使われている。
回転は滑らかだが、シャフトが短いため回転軸は傾く感じ。
展開時の固定にもガタがあり、結果として剛性感は低い。
また、ケージを接合している穴付きキャップネジも緩みがちで、できればロックタイトの様なネジ止め剤を使って締め直しておきたい。
このペダルの不満なところは、ケージが短く軸受け部が厚いため踏みにくい点。
結構致命的な問題だが、ことゼロバイクでの利用に於いては、折りたたみ時にペダルがクランクへ固定されるのはとてもハンドリングが楽になって重宝しているので我慢できるところだ(笑)。
また、軸受け部の厚みが錘になる設計なようで、写真のように常に踏み面が水平になる。
しかし、固定部の形状的には、逆面を踏みたいところが(苦笑)。
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HANDYBIKEに付けているサンツアーのフォールディングペダル。
黒いケージの金属製折りたたみペダルが欲しくて物色していたら、とても安く売られていたので求めたもの。
アルミボディに鉄ケージで、重量は左右で470g。
元々ハンディバイクにもVP-116Sを付けていたが、ロープロファイルでしかも平たい楕円断面ストレートタイプのクランクへ換えたところ、ペダリングがとても窮屈になった。
そこで、一般的な軸長のペダルに換える必要を感じた。
軸受けはベアリングレースに硬球といった一般的なもの。
回転はスムースながらガタもそれなりにあって、できれば分解調整した方がいいかな?って感もある。
ケージの黒い金属製フォールディングペダルは、他にVP-117AやFD-2がある。
PL-NL-150へ換えてから100km以上走ったが、今のところ不具合はなく踏み具合にも満足している。
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