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2005.06.12

新型インプレッサとクルーガーハイブリッド試乗

スバルの新型インプレッサが出たんだね。販売店の前を通ったら、入庫してた。
HPは、まだ現行のままだね。発表まだ?

さて、近くのディーラーにクルーガーハイブリッドの試乗車が回ってきたとのことで、家族揃って近所のネッツまで行ってきた。

4月にお台場のメガウェブ試乗して以来、公道で乗ってみたいと思っていた車だ。

タイミング良く、丁度試乗車が帰ってきたところだった。
早速、みーちゃん氏が助手席へ、リアシートにディーラー担当氏と長女H氏、次女Y氏が乗って試乗へ出掛けた。
ディーラーから、是非高速道路でのスタビリティを体感して欲しいとの事で、近くのインターチェンジから1区間北上して、帰りは山腹のワインディングロードを南下するコースとなった。
道路使用料は、ディーラーが持つとのことだ。

試乗したのは、カッパーブラウンマイカのクルーガーハイブリッド“Gパッケージ”。
HPの色見本ではイマイチなカラーだが、実車はなかなか似合っていて、流石にイメージカラーだけはある。

39kmの試乗コースは、高速が18km程。全体の累積標高差は1445mで、かなり感じをつかむことができた。

以下、独断と偏見の素人インプレ。冗談だと思って眺めていただければ幸い。


エクステリア
云々いうものではないね。
兄弟車のハリアーハイブリッドに比べると、バックウィンドウもサイドウィンドウも立ってるから、内部はより広く感じる。
反面、より箱形なデザインになる訳だけど、マルチユーティリティヴィーグルなんだから、ハリアーよりは合理的なデザインで頭が良さそうに感じる。

カッパーブラウンマイカのボディカラーは、引き締まった感じと高級感をバランス良く表現できていると思う。

しかし、400万円超の車には見え無くない?

フォルクスワーゲン乗ってる身には、パシャンって軽い音で閉まるドアをショボイと感じてしまいます。

直方体のキャビンに同じく直方体なボンネット。
見切りはかなり良く、車の大きさはまったく苦にならない。
試乗中に道を間違えて、かなり細い農道へ迷い込んだが、車幅が掴みやすいから不安を感じることもなく抜けることができた。


インテリア
黒の内装色は、可もなく不可もなくって感じ。
センターコンソールトリムって言うのかな?
樹脂のパネルの色が独特で、これは何を意図してるのだろう?ってなデザイン。

電動パワーシートは操作性が良く、座り心地もまずまずだった。
ゴルフトゥーランに比べると小さいからだろう、サポート性はイマイチで、しっかり感も低い。

足下も広いし、ボディサイズとエクステリアデザインを活かした広いキャビンは使いやすさを感じる。
しかし、ハンドルにテレスコピックがないので、どうにもポジションが決まらずに難儀した。
リアシート足下も広く取れるから、運転席を自分好みに下げても、後席の圧迫感があまりない。
だからこそ、ハンドルはチルトアジャストだけでなく、テレスコピックが欲しいと思う。

特筆すべきは、ガソリンエンジン駆動はFFのみで、リアは電気モーターのみで駆動するトコ。
電気モーターはフロントにもあって、1ガソリンエンジン、2電気モーターというデザインだ。
そのためドライブシャフトが省略されて、センタートンネルは無い。
お陰で、リアシート足下はフラットで、使い勝手の良さを強く感じた。
ゴルフトゥーランはFFなのにリアシート足下にセンタートンネル擬きがあって、これがとても邪魔に感じるのだ。

エクステリアデザイン同様に、やっぱり400万円超の車とは思えないインテリアではある。
そう言った点を求める向きは、兄弟車のハリアーハイブリッドを選べと言うことだろう。


ラゲッジスペース
ボディサイズが大きいし、箱形エクステリアだから、トランクスペースもかなり広い。
しかし、4駆デザインでフロアが高いので、意外に室内高は低いかな?と思う。

小物入れなどに特別な工夫などないが、必要なものが必要なだけ付いている感じ。
この辺りは流石にトヨタって感じ。そつなく出来ていると思う。

クルーガーだけの装備である三列目シートは、一体式のもの。
バックレストは高さが低く、ヘッドレストを長く伸ばすことにより、辛うじてシートとして機能するもの。
レッグスペースも浅く、エマージェンシー用の域を出ていなかった。
シート自体の剛性がとても低い感じで、子供用にするにも気が引ける。
3点式シートベルトが左右にあるのと、後部のトランクスペースがそこそこ残るので、クラッシャブルゾーンをそれなりに確保できているのが救い。
7人乗りとするなら、もう少し安全性にも配慮して欲しいと思う造りだ。


ドライブフィール
平坦地では、3.3Lのトルクフルなエンジンに加えて、123kWのフロントアシストモーターと50kWのリヤ駆動モーターの組み合わせが効き、160km/lまで静かにリニアに加速して行くらしい。
しかし、上り坂では、パワーメーターで80kw付近が苦手な様で、結構不快なエンジンの振動を感じる。

標準のタイヤはロードノイズが大きく、エンジンの静粛性が台無し。
もっと静粛性の高いタイヤを奢って欲しかった。
しかし、高速走行では、風切り音が加わるから、ロードノイズはそれほど気にならなかった。

SUVスタイルな車だが、試乗コースに高速道路が奢られたように、高速安定性と静粛性、高速時の加速性能こそが売りの様だ。
勿論、ハイブリッドシステム特有の燃費性能が一番のセールスポイントな訳だが。
実際、高速加速はかなり良い。120km/hから160km/hまでの加速性能も、ストレスを感じさせないものだろう。
フルスケール190km/hのスピードメーターは、過小スペックと思うほどだった。
1.9tの車重を感じさせない動力性能が与えられている。

高い速度域でも、安定性はなかなか良かった。
回生ブレーキも自然な感じ。ブレーキ自体は剛性不足を感じさせるが、トータルでは必要充分なストッピングパワーを得られていると思われる。

高速での運動性は確かに高い。
しかし、山坂道では、スピードに乗れていないと鈍重さを感じる走りになる。
タコメーターが無いのでエンジン回転数はわからないが、パワーメーター80kW近辺で上り坂を登ると、エンジンが随分高い回転になっている音がする。
ところが、音の割にパワーは感じない。

ワインディングでもよく踏ん張るサスペンションだが、ゴルフトゥーランに比べると、巡航速度は低くならざるを得ない。
サスペンションに剛性感が無く、アクセルはどうしても弛めがちとなった。
特に下りのワインディングは、スタビリティがイマイチでスピードに乗れなかった。

とは言え、常識的な速度で流す分には、全然充分なものだ。
沿道の花畑はとても綺麗だったし、梅雨の晴れ間に恵まれて、ドライブにはもってこいのシチュエーションだったしね。


総評
ハイブリッド車だが、加速中の瞬間燃費は3km/lなど、ガソリンエンジン車としては特別燃費の良いエンジンではない様だ。
しかし、電動モーターと組み合わせて、トータル燃費は12~14km/l平均を叩き出している。
確かにクルーガーやハリアークラスで、12km/l以上の平均燃費は凄いと思う。
しかし、プラス100万円の価値がある省エネ性能かと問われれば、評価は難しい。

ハリアーとクルーガーハイブリッドは、ハイブリッド車のメリットは燃費性能だけじゃなく、動力性能の向上にも大きく貢献するんだよってのをアピールする狙いがあるのだろう。
だからこそ、驚異的な燃費性能の実現ってほどには到っていない。

とても素晴らしい車だとは思っているし、特に平坦地での動力性能は驚異的とも感じたのだが、ハイブリッド車の付加価値をそれほど体感できなかった。

再三になるが、400万円超の車にしては、インテリアも安っぽいし、サスペンションフィーリングも締まりに欠ける。
ドアの開閉音からクラクションの音までが安っぽい。
こういったところを廉価な車ながら高級に見せるのは、トヨタの得意技だろう。もうちょっと頑張った方が良いんじゃないかな?

3.3Lエンジンに2モーターというハイブリッドシステムを奢っている割に安い設定であることは理解できるが、どうにも華の無い車と感じてしまった。

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