エアコン買い換え
1992年製の富士通ゼネラルのエアコンが機能しなくなった。
室内機の自己診断ランプ点滅状態を見ると「シリアル信号エラー」で、室外電機部品の故障らしい。
故障したモデルは当時3台購入したが、一昨年に2台が同じ症状で買い換えた。
ついに最後の1台も故障した訳だ。
2003年の買い換えは9月で、電気屋さんに予算だけ伝えてお任せしたところ、シャープの除菌イオンエアコンAY-P22V5という2002年モデルを1台あたりコミコミ98K円ということであった。
南西向きの2階と3階への設置で、古いエアコンは室外配管に巻かれた樹脂テープが紫外線でボロボロになった経験から、化粧パイプをつかった所謂デラックス工事を条件としていた。
既設エアコンの取り外しと引き取りリサイクル料も含んでいるので、随分安くやってくれた印象だ。
そんな訳で、今回も同じ電気店へお任せすることにした。
当時の担当者は退社していた。
新しい担当者にAY-P22V5を買った際の伝票を見せて、同等品を紹介してもらうことにする。
ところが、2004年から新機種の投入時期が2月となり、年式落ちでディスカウント販売できる在庫が無いと言う。
2003年までは、エアコンの新機種を各社10月に発売していたのだと言う。
お陰で、夏商戦がほぼ完了する9月は、新機種発表により売れ残りを年式落ちでディスカウント販売できる最初の月にあたり、対象品も種類と在庫が豊富だったとのことだ。
しかし、2004年から新機種の発売が2月になって、6月では型落ち在庫もほとんど無く、予算相応のモデルしか提供できないという。
まぁ、冷暖房がきちんと機能すれば良いので、実はメーカーや機種にこだわりはない。
でも、日本の家電ブランドであること。AY-P22V5同様、リモコンに「冷」「暖」「除湿」が独立ボタンで配されている機種が希望だ。
と告げると、そういった誰でもわかりやすいリモコンを採用しているメーカーが意外に少ない。
シャープは現行モデルにも踏襲されているが、他社は東芝の高付加価値機種と日立の同クラスモデルにしか確認できなかった。
左は、AY-P22V5用リモコンのボタン部分。
結局、在庫に残っていた日立のRAS-H22Sを購入。
昨年3月発売のモデルで年式落ちとなる。付け替え工事費やリサイクル費用等、コミコミで100K円也。
このモデル、口コミ評価は競合他社製に比べるとあまり良くないが、グレード的には高いモデルだから長持ちしてくれるものと勝手に期待している。
室外機の騒音が低いモデルならなお嬉しいのだが、新冷媒(代替フロン)になってから熱交換効率が低下して能率を稼ぐためコンプレッションを上げている。
更に樹脂部品の多用と省スペース化で剛性も低下しているし、旧い機種よりもうるさく感じるエアコンは、昨今多いのだそうだ…。
長々と書いたが、要はエアコンの購入は1月から3月が狙い目ということだ。
特に決算期にあたる3月は、かなり良い買い物ができるだろう。
勿論、年式落ちを狙うという場合に於いてだが(苦笑)。
また、お買い物前には、価格.comなどの口コミ情報も活用すると良いだろう。
AY-P22V5の黴臭や、RAS-H22Sの騒音とか、自分の検討の甘さを露呈しているな…。
大抵が衝動買いなので(笑)、いつも買ってから口コミ見て一喜一憂するクチです(苦笑)。
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