ガソリン税を死守せよ!燃料電池に拘る訳
携帯電話やノートPCなどの携帯端末が牽引役となった格好で、蓄電池の性能が飛躍的に向上している。
そんな中、トヨタ自動車は着々と自動車(駆動)用蓄電池の開発を進め、プリウスを始めとするハイブリッドカーで実用化している。
しかしながら、電気自動車の本命は燃料電池車であると、自動車業界も行政も口を揃えるのだ。
燃料電池は、水素や(改質して利用する)アルコールなどを補給して発電する。
そのため、ガソリンスタンドにあたる施設が必要となる。
従って、行政側にとってはガソリンを水素へ置き換えるだけで徴税できる。石油業界にとっても水素などの供給システムによって、ガソリン消費の低減に伴う損失を挽回可能だろう。
と言うことで、利害の一致が図れる。
慶応大学の吉田教授と清水教授とがリチウムイオン電池自動車の量産化に奔走しているが、その素晴らしい成果の割には自動車業界からのオファーがまったく無いとNHKの特番でこぼしていた。
遅々として効率の向上が進まない太陽電池パネルと違って、蓄電池の性能向上はめざましいそうで、特に充電時間の短縮は目を見張るものらしい。
先日も東芝が数秒で満充電させることができる電池を発表したと記憶しているが、清水教授のグループが開発しているEliicaは、家庭用電源から1時間程度で充電できてしまう様なことをNHKの番組でも語っていた。
プリウスを始めとするトヨタ自動車のハイブリッドカーの成果やEliicaの現状を見ると、家庭にあるコンセントから充電可能な電池自動車も、実用的な実車を量産できるバックボーンが整っていることを確信できる。
しかし、清水教授グループの成果は、自動車業界から無視されているとも言えるのが現状だ。
理由はタイトルにあるのは明白であろう?
清水教授のグループは、自動車業界以外の企業グループで開発を進めている。
行政の横やりは容易に予想できるが、家庭のコンセントで簡単に充電できる電動スクーターが既に実用化されていることだし、是非新たに電池自動車のメーカーを立ち上げてでも普及してもらいたいものだと応援したい。
尚、Eliicaの先代KAZは、東京台場の日本科学未来館に実車展示されていて、詳しい解説を聞くこともできる。
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