チェーンテンショナ傾き対策
手掛け替え式で二速化したハンディバイクで、フロント50T時にテンショナープーリーからチェーンが外れる不具合が発生し、先月チェーンガイドの追加を行った。
先日のポタリングで、今度は58T時でチェーンが外れる不具合を経験し、改善策を検討することにした。
左の写真は、二速化が完成した頃のテンショナーの画像。
テンションプーリーが画面から切れているのでわかり難いが、チェーンステーから伸びているテンショナーは固定ステーで、銀色のシャフト上がテンショナーのガイドプーリー。
鉄板の可動ステーがガイドプーリー軸から伸びて、その先にテンションプーリーがある。
白いワッシャーは樹脂製で、テンションスプリングがガイドプーリー軸やテンションプーリーステーに当たらない様にするためのもの。
テンションプーリーステーは鉄板で、真鍮製のワッシャーを介して鉄合金のガイドプーリー軸にガイドプーリーと共締めされている。
ガイドプーリー軸と可動部の直径は比較的精度良く加工されているが、スラスト方向の抑えが利かないため、テンションプーリーステーにヨー方向のガタが出る。
テンションスプリングはレイアウト上、可動軸に対して垂直ではなく、若干外側に角度を持って付けられている。
そのため、テンションプーリーステーもスラストガタ分だけ外側に倒れてしまう。
そこで、次の写真のように、樹脂ワッシャーの厚みを増してテンションプーリーステーのスラストガタを抑え込むことにした。
実際には樹脂製の平ワッシャーを追加し、元々付けていた白い樹脂ワッシャーの厚みを削って面一としている。
後日試走し、対策の効果を検証したい。
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