TEKTRO RBP-202 ブレーキレバーエクステンション
天気予報通り、午後からは晴れ間ものぞいた。
昨夜は強く雨が降ったし昼過ぎには風が強かったが、満開になった桜たちはまだまだ美しく私たちの目も楽しませてくれている。
昨秋、ハンディバイクHB-6へブレーキレバーエクステンションを付けた。
DARWIN componentsの製品だが、レバーの人差し指が掛かる位置に接合部がくる構造で、通常ポジションでブレーキレバーが握りにくいという不満があった。
また、独立した3つの部品でブレーキレバーを挟み込み、2つのイモビスで固定するので接合部がごつい上にビスが緩みやすいという不具合もあった。
そこで、TEKTRO RBP-202が偶然にも入手できたので、早速交換してみた。
実は当時もレバーエクステンションの本命として探していたが、メーカーディスコンで問屋在庫が無く、個人売買でも人気のため高値がつき入手を諦めていた次第。
ハンディバイクのブレーキレバーのエンド部は厚みがあって、RBP-202が入らなかった。
そこで、平鑢を使って当たる部分を削っている。
DARWINのものとは違いレバーエンド部で固定されるため、通常のポジションでもエクステンションは邪魔にならない。
尤も、構造上ブレーキレバーの形状を選ぶ傾向はあるが。
固定は4mmの六角穴付きボルト2本で行う。
写真のように、挿入穴径を小さくして締め上げると共に、イモビスでも押さえ付けるというもの。
取りつけ幅を抑え、(ブレーキレバーの形状さえ適合すれば)かなり強力に固定できる。
バーエンドバーとブレーキレバーエクステンションとの距離は、ブレーキレバーエンドの形状に依存する。
DARWINのエクステンションはブレーキレバーの延長線上に固定されるため、エンドバーとの距離が結構あった。
RBP-202ではリアブレーキの調整が必要だった。
ハンディバイクは折り畳み時、リアブレーキアーチがタイヤを跨ぐ構造だ。
タイヤがファットなため、ブレーキシューの位置を普通に調整してしまうと、タイヤサイドウォールにブレーキシューが干渉してしまう。
そこで遊びを大きくしておいたが、今度はRBP-202を握りこむとエンドバーに当たってしまった。
折り畳み時にブレーキシューがタイヤへ当たるのは仕方ないとして、エンドバーとRBP-202の干渉を避ける方向でブレーキ調整。
一つのパーツを換えただけだが、ハンドル周りが随分とすっきりした。
RBP-202は形状も仕上げも良く、手の当たりが滑らかでとても握りやすい。
通常ポジションでも、3フィンガーでブレーキを握れるようになったのは助かるな。
それにしても、こういった便利で優れたパーツが無くなっていくのは忍びない。
最近、新しいブレーキレバーエクステンションをスポーツショップの自転車売場で見つけたが、デザインも仕上げも購入を躊躇わせるような代物だった…。
さて、いい加減にハンディバイクの改造ネタも尽きてきた。
次に手をつけるとすれば軽量化になるが、BBを長いものへ換えてRECHEY LOGICのクランク使うのが第一だな。
まだまだ楽しみがあって、うれしい限り。また少しずつ、手を加えて行こうと思う。
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