ゴルフトゥーランについては、口利きしてもらう人脈もなかったので、まっとうに営業担当者と交渉した。
と言っても、プジョー307SWの様に現実的な競合車も用意できなかったから、落としどころはディーラーの胸三寸にあって、こちらは買うか買わないかしか無い。
実は、先月中旬の段階では、スバルのトラヴィックにしようと内心決まりかけていた。
近所のディーラーに新古車が1台残っていて、みーちゃん氏も気に入ったし、好条件を提示されていたもので。
しかし、新型プレマシーに試乗したところ、あまりの軽快感に感動すると共に、エクステリアならびインテリアもズバリ好みだったこともあって、決心がぐらつきだした。
その旨をスバルディーラーへ漏らしたところ、だめ押しとも言える破格条件を提示してきた。
内容は、Sパッケージ新古車(昨年9月登録走行200km)ながら乗りだしで200万円、ローン金利3.9%というものだった。
ところがである。破格条件を貰った翌々朝、担当氏から電話が掛かってきた。
「売れてしまいました」だって…。
別のルートでトラヴィックを押さえられてしまったのだった。絶句するしか無い。
しかし、プレマシーを買う決心もついた。
購入を確約した訳ではなかったが、担当だけではなく専務まで加わって折衝していた話で、別ルートの商談を決める前にこちらへ声を掛けるのがルールではないかと思う。
まぁ、トラヴィックとは縁がなかったのだろう。
一応、別店舗や販社の在庫を確認して貰うようにお願いしたが、生産終了してからトラヴィックの動きが早くなっていて、新車の流通在庫も無くなったらしい。
みーちゃん氏がトラヴィックに対する興味を急速に失ってしまったこともあって、中古を視野に入れることは止めてしまった。
そして、シートが合わずプレマシーも取り止め、冷やかし半分で試乗したゴルフトゥーランに決めた。
フォルクスワーゲンの正規販売店は、フォルクスワーゲン店とトヨタDUO店がある。
インポーターであるフォルクスワーゲンジャパンのサービスは、どちらの販売店でも同じように提供される。
勿論、販売店個々のスペシャルオプションやメンテナンスサービスの類もあって、都市部など正規ディーラーが密集している地域にお住まいの方々は、サービスを比べてみてもおもしろいと思う。
当地ではDUO店を傘下に持つ独立系のトヨタカローラ販売店しか無く、そこを通じてDUO店からの出張販売という形態になった。
尤も、そのカローラ店傘下で、VWの訓練を受けたサービスステーションが近所に位置するので、メンテナンスに関しての不安がないのは幸いだ。
そんな訳で、VW店と競合させるなんてこともできなかった次第。
それでも、決算期にあたり好条件は貰えたと思う。
具体的には、GLiをオプション無しで¥185K引きというもの。
加えて、DUO店を含むすべてのトヨタディーラーでは、TS3カードの即時入会で車両購入上限枠30万円一杯にボーナス一括払いとすると、今月末までのキャッシュバックキャンペーンと組み合わせてトータル¥21Kのキャッシュバックがある。
また、ディーラーでの納車とし、車庫証明くらいはこちらで取れば¥30K近く浮く勘定にはなる。
尤も、手数料関係は丼勘定で値引きに入っているのが普通だから、値引き折衝後に切り出すと険悪な雰囲気を醸し出すが…(苦笑)。
モビリオはリースアップなので返すだけだが、残価設定よりも評価額が高いらしくキャッシュバックがあるらしい。
念のため、買い取り屋さんを何件か回って見積を取っておこう。
自動車リサイクル法が施行されて、廃車条件で引き取りした車を中古として販売することが法律上できなくなった。
そのため、どんな車でも値引きの足しに下取り評価するという旧来の方法はできないらしい。
そんな訳で、旧車でオークション評価以外の査定ができないセラでは、下取り車として不適当とのことだ。
勿体ないので、セラは取り敢えず手元に残すこととなった。
つまり、車を換えるにあたり下取り車が無い。
1.9%の金利を活かし、諸費用全額をTS3カードで払って、残りは均等割りでのローン支払いにした。
残価保証も併用したので、月々の支払いはモビリオのリース料よりも¥5Kほど安くなった。
尤も、モビリオの3年リースに対し、トゥーランは5年であるし、メンテナンスサービスは無い。
メンテナンスと言えば、VWでは1000kmの走行でエンジンオイルが1lも減る可能性があると言っているらしい。
実際にそれほど減ることはないそうだが、国産車に比べるとエンジンオイルの減りが早いのは事実。
1回のオイル交換で必要な量は4lで、納車から500kmで一度、次の1000kmで二度目、以後3000km毎にオイル交換しようと考えている。
純正オイルは高価らしく、利用販売店の独自サービスでオイルボトルキープサービスなるものを利用する予定。
トゥーランの場合、20l分の適合オイル(カストロールの化学合成オイルでグレードは未確認)を¥17.2Kで購入すると、その量を使い切るまではオイル交換作業ならびにエレメント交換の工賃も無料となる。
エレメント部品代は別途必要だ。
トヨタ系列の販売店では、ポピュラーなサービスらしいね。
今回はリースではなく最終的には買い取りの予定なので、洗車は疎かにしても機械系のメンテナンスはしっかりしてくつもりだ(笑)。
楽しくつきあって行ければ良いなぁと思っている。