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2005.02.26

ホンダ オデッセイ

ホンダのオデッセイを試乗した。

次期購入予定車種として、ゴルフトゥーランが急浮上中。
しかし、車両価格300万円というのは、完全に予算オーバーだ。
比較する国産車のグレードを上げて、再検討してみようと考えた。
しかし、エルグランドなどの方向性はわが家の好みと異なる。北米よりも欧州の方が趣味に合う。
そこで、インターネットで候補車種を物色したところ、ホンダのオデッセイが良さげ。
ってことで、試乗をお願いした。

オデッセイは2400ccのレギュラーガソリン仕様のエンジンとハイオク仕様とで、大きく乗り味が異なるらしい。
ハイオク仕様はAbsolute(アブソリュート)というグレード専用で、足まわりもスポーツ仕様となる。
トラクションコントロールを含む車両挙動安定化制御システム(VSA)も、アブソリュートのみ標準装備される。

今回用意されたのは、ODYSSEY 4WD Mグレードというもの。
FFが希望だったので、ちょっと残念。

アブソリュートを乗っていないので評価が難しいが、試乗車を乗った限りでは、10年前のクラウンといった印象。
パッセンジャーにとっては心地の良い乗り味で、すぐに眠くなれる。
騒音もほとんど感じられず、モケット地の触り心地がやわらかいシートに包まれて、子供たちはスヤスヤ寝てた。
山坂道をかなりな速度で走行してたのにね(笑)。

1.7t超の車重にもかかわらず低重心なお陰だろう、スタビリティも必要充分と感じた。
4WDでスタッドレスだったこともあってか、タイヤが鳴ることもなかったな。


エクステリア
好みの別れる特徴的なフロントからサイドに至るラインは、個人的に悪くないと感じた。
リアビューはタイヤハウスに膨らみを持たせ肩を作っていて、写真ではちょっと嫌らしい感じを受けたが実車は普通に見えたな(笑)。

Aピラーが太く傾斜もきついため、死角が大きく、頭を振ってサイドウィンドウから視界を補おうとしても、他車より視界が悪い。
フロントウィンドウのきつい傾斜は、空力には貢献しているだろうけどね。

全体的に主張が強いデザインで、オデッセイを選ぶことにステイタスを感じられるとは思う。
しかし、人気車種なため、それはありきたりなものと指摘されそうだが…。


インテリア
モケット地のシートや内装は、バブル時代のハイソサエティカーそのもの。
落ち着いた色使いを採用しているから、印象は違うけど。

平織り地の設定もあるが、なぜか青紫という変わった色しか選べない…。
しかし、アブソリュートならサイドサポート部は牛革、座面は布の設定となる。日本車全般に言えるけど、スポーツモデルは黒ってことで、黒系しか内装色が用意されないけどね。

フロントウィンドウのきつい傾斜で、運転席前方には深い空間ができる。
その空間を巧みに利用して、包み込まれるようなコンソールパネルを圧迫感が無いデザインでまとめているのは、良くできているなぁと実感。

つまみ類は樹脂にメッキなため、見た目はそれほど悪くないけど操作感はチープだ。

ポルシェティプトロタイプのシフトレバーは、内(右)側へ倒し込むことで機能する。
トゥーランは欧米仕様のままだから、この辺りが反対で使い難かったが、日本国内専用モデルのオデッセイは流石に使いやすい配置だ。
前方へ押してシフトアップ、手前へ引いてシフトダウンはトゥーランと一緒で新型プレマシーとは逆。
ATは5速、ギヤレシオも日本の道路事情にあったもので使い勝手は良い。
マニュアル時、ローのギヤ比低すぎかな?とは思ったけどね。

キャビン内は低いが、長い全幅と全長にも助けられて、狭苦しさは感じなかった。
サードシートのサイズも充分で、形状も悪くない。


ラゲッジスペース
サードシートの収納形態は意外に巧妙。
畳んだ際は、長いキャビンと相まって、かなりの積載量を期待できそう。

3列シート利用の7人掛けでも、モビリオと同程度以上の荷物を載せられるだろうと感じた。
尤も、全長も全幅も2クラス以上大きいのだから、それは当然だと思うけどね。


ドライブフィール
以前よく運転していた、バブル期のクラウンやデボネアに酷似したドライブフィールとの印象だ。
ふんわりしていて気持ちの良い乗り心地、交通の流れに乗って移動する限りに於いては、ほとんど聞こえてこないエンジン音の静粛性、高速時の風切り音などもほとんど気にならない。

気分はハイヤーの運転手って感じ。
アブソリュートになると、もうちょっとファン・トゥ・ドライブになるらしいが、Mグレードは運転して愉しい車とはとても思えなかったな。

ちなみに、ふんわりした乗り味だが、ふわふわしているわけではなく、高速コーナリングでもちゃんと踏ん張る感じ。
しかし、限界が掴みにくい様で、下りコーナーではあまりスピードに乗れなかった。

4WDモデルはアンダーステア傾向が強いので、アクセルワークには気を使った。
また、2400cc 160psでも、1.7t超の4WDには非力な様で、登坂時のトルク不足を幾度も感じてしまった。

ブレーキの効き方もジワジワって感じで、極端に言えば、止まる寸前に踏力を抜いてカックンブレーキにならないように気を使わなくても良いくらい。
だからと言って効きが悪いわけでもなく、試乗中に猫が飛び出して急ブレーキをかけるという初めての経験をしたが、ちゃんとイメージ通りに停止できた。
その前にニホンザルの子猿も横切ったのには笑ったが…。

効かないブレーキじゃないけど、コントローラブルじゃないってことかな。


総評
オデッセイを買うなら、VSAが標準、しかも200psのエンジンが与えられ、足まわりもよりスポーツ指向へ振ったアブソリュートの2WD(FF)がお得だろう。
Mグレードの試乗とカタログ値からすると、そんな結論になる。

お借りした4WD Mグレードの燃費計表示では、10.3km/lをキープしていた。
ディーラー担当氏はアブソリュートを所有するが、街乗り9km/l、高速12km/lだそうだ。
ハイオク仕様になるが、燃費は悪くない感じ。

さて、どうしようか?
悪い選択でもなさそうだが、ちょっと全長が大きいので、置き場所に困るかな?

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