ビデオ編集はじめる
秋葉原で安く(と言っても、興味のない方から見ればそれなりに高価)買って来たDVRaptorを使えるようにして、先月末に撮った長女H氏のクリスマス会のビデオの編集を始めた。
と言っても、毎度大したことはしない。
DVRaptorでは、テープのカット毎のイン点とアウト点とを自動検出して、1カット1ファイル(実際には参照AVIなので、2ファイルとなる)毎にキャプチャーする準備をするためだけの作業をする。
DVRexでもできるのだが、RexNaviという専用アプリケーションが必要で、メーカーからはトライアル版しか入手できず、中古を探す毎日だ(大袈裟です…笑)。
ちなみに、Windows2000やXPでは1ファイル4GBを超えるAVIファイルが標準サポートされたため、それらのOSを利用する場合は参照AVIを使わない。
NT系OSの機能は結構なことだが、カノープス社の参照AVIは非常に軽く操作でき、正直2GHz超のCPUに1GB超のメモリを積んだXPマシンよりも、1GHz強のCPUに768MBのメモリを積んだWin95マシンで参照AVIを扱った方がサクサク作業できる。
しかも、編集結果をAVI出力する場合、スーパーやトランジションなどの加工がされない箇所はオリジナルファイルが参照されて新たに書き出されない。結果、ABロール的な編集であれば、40分程度のものでも、出力には数分しか掛からない。
尤も、オリジナルファイルが消せないと言う弊害は伴う。しかし、出力ファイルも小さい訳で、合理的な仕様と言える。
現在のメインPCは、DVRaptorではなくDVRexを使っている。しかし、特に事情は変わらない。
さて、DVRaptorでのビデオ編集手順に関して、かつてはComputer Shopper JapanのHPで「DVRaptorで始める快適ノンリニアビデオ編集」という特集が組まれ、詳しく解説されていた。
パソコンによるビデオ編集がとてもわかりやすく理解できるページでもあり、とても有用な資料だったが、残念ながらその記事はComputer Shopper Japanを引き継いだZDNetまでは維持されたが、ITmediaでは削除されてしまっている。
しかし、図の一部が記録されていないとは言え、インターネットアーカイブに残っているので、リンクしておきたい。
Computer Shopper Japan -DVRaptorで始める快適ノンリニアビデオ編集-
メーカーはデジタルハイビジョンへ以降させて、少しでも新しい機器を販売したいところらしいが、一般にはデジタルビデオカメラ(DV)でもかなり満足できる状況だ。
そして、6年前に発売されたDVRaptorなどの機器が、現在の高速かつ大容量なPCと組み合わされることによって、安価ながらも充分すぎるとも言える快適さで動作する。
アナログ時代からビデオ編集して遊んでいた身には、その費用対効果に隔世の感を否めない。
いやぁ~、安いのに、すっごく楽で綺麗で早くビデオ編集ができるよねぇ。
クリスマス会のビデオは、小一時間で編集完了。
テロップ入れてカット毎の繋ぎにトランジション入れるだけなのに、時間が掛かった。
ってのも、当日次女Y氏が随分ぐずったのと、1カメラで主役の長女H氏を追いつつ、舞台劇全体もわかる様に撮影するということをしたため、ズームイン・アウトがとても多く画面が煩かった。
そのため、ズーミング中のカットは詰めつつ、音声はストーリーを破綻させないように残すといったことをしたために、手間取った。
Premiereで編集結果を再生しながら、ビデオデッキでVHSテープへ録画しつつテレビで確認。
数カット訂正すべきトコはあるけど、かなり見やすくなった感じ。
それにしても、ハンドベル、歌、劇、どれをとってもH氏の成長ぶりには吃驚するなぁ。とてもボクと血が繋がっているとは思えない優秀さです(親バカです…笑)。
| 固定リンク