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2005.01.17

LUMIX FZ2 で月を撮ってみた

テレ端
55.2mm
コリメート
216.0mm
マックホルツ彗星の撮影結果に気をよくして、今度はPanasonic LUMIX FZ2で月を撮ってみた。

左上の写真は、12倍ズームの最大望遠で撮った画像を縮尺はママでトリミングしたもの。
左下は、アストロスキャンに9.2mmのLVアイピースを付けて、コリメート法で撮影したものをトリミング後、縮小した画像。

撮影データは、それぞれの画像にオリジナルのExif情報を埋め込んでいる。
興味のある方は、Exif Reader スタンドアローン等のExif表示ツールを起動して、写真をツールへドラッグ&ドロップしてご覧ください。


12倍ズームのテレ端での焦点距離は、35mmカメラ換算で420mm。
コリメート法での合成焦点距離は、35mmカメラ換算で1643mmとなっている。

尚、どちらも手持ちで撮影した。
コリメート法の場合、望遠鏡のアイピースと同軸上に、カメラレンズの光軸を置く必要がある。
正確に取り付けるには治具が必要だが、アストロスキャンの接眼部は華奢な為に、FZ2の様な大きなデジカメの固定は難しい。
FZ2を三脚に固定することも考えたが、準備している間に、日周運動と公転で月は望遠鏡の視野から外れて行く。
面倒なので、アイピースに対してアバウトにカメラレンズを押し当てて、オートフォーカスで合焦させた。


内蔵レンズのテレ端よりも、より大きく拡大撮影できるコリメート法による画像の方が、高分解能で綺麗だ。
玩具ちっくな望遠鏡と安直に組み合わせただけだが、この程度の写真が簡単に撮れるというのも、デジカメの面白さだろう。

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