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2004.12.26

低燃費グッズ

貼ると燃費が改善するとか、トルク感がアップするとか、シールやマグネットタイプの自動車アクセサリがある。
添加剤タイプも多い。こちらはエンジン内に直接投入したり、燃料に混ぜたりするものだ。

自動車各社が標準オプションに用意しないように、その効果の程は「感覚」に訴えるほどでしかないのは、容易に予想できる。

ところが、これが結構人気もあって、随分前から販売されているにもかかわらず廃れない。

面白いことに、自動車の整備工員辺りにも人気がある。
我々素人から言えば、彼らは自動車のプロの様なものだ。そんな彼らが、意外にもそういったグッズを支持して薦めてくると、ついつい効果があるのか?と感じ入ってしまうこともあり得る。

冷静に考えれば、作り手ではないのだから、燃費がどうやって改善されてきたかとか、出力の向上がどのようになされたのかをきちんと理解していなくても、修理くらいはできるだろうとも予想できる訳なのだが…。
優れた整備士である友人までもが、オカルトグッズの効果を信じて疑わないのはちょっと異常な感じもする。

友人に高校卒業後僅か半年もしない頃に会った時、いきなりコップのジュースに手の平を翳して、「味がまろやかになったろ?」と言われた時くらいに衝撃的でもある。
彼は真理に到達しえたのだろうか…?

美容院でシャンプーを勧めたりするのと同じで、何らかのインセンティブでももらえるのかと訊いてみると、そう言う訳ではないらしい。
その効果を感じ、費用対効果を彼らなりに判断して、自腹で自身の愛車に奢ると共に、仲間にも薦めているのだそうだ…。


この手のグッズは、個人では効果が計りにくく、定量化が極めて難しい。
というか、その程度の効果しかないことが多い。
結局、感じ方次第という結論となり、効果の有る無しは有耶無耶とされるのが常である。

添加剤系は、下手なものを使うと故障に至るから始末に悪いが、貼る系は取り扱いさえ間違わなければクルマを故障させることもない。
まぁ、成田山のお守り程度に御利益はあるものと利用するには、なかなかに効果的なものなのかも知れないね。


ちなみに、燃費を改善したければ、取り敢えずタイヤのエアチェックが肝心。
適正な空気圧でタイヤが支えられていれば、余分な転がり抵抗が発生せずに燃費は改善する。
更に心持ち空気圧を上げてやれば、タイヤの接地面積が減って転がり抵抗も減る。その分グリップは悪くなるから、お薦めできないが、燃費が更に改善されるのは間違いない。

適正サイクルでのオイル交換も、当然やるべきだろう。エンジン内部のフリクションロスが減れば、燃費もトルクも改善する。

アクセルとブレーキタイミングの最適化も燃費の向上にかかせないが、感覚に影響するトコだけに、そこまでこだわるか?って内容になるから割愛。

空力の改善はお金が掛かるけど有効だ。でも、エクステリアデザインに手を加えるなら、クルマ自体を買い換えるべきってのが、ボクの考え方だ。

今日は、ちょっと気になる記事を見て、こんな戯れ言を書いてみた。

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