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2004.12.24

ドアクローザー修理

クリスマスイヴの話題としては寂しいが、念のためメモ。

職場のドアの一つが締まらなくなった。

見ると、ドアクローザーが途中でつっかえている。
リンケージがドアの枠に引っ掛かった痕があるので、歪んでしまったのかな?って確認するが、何処にも干渉している様子はない。

樹脂製のクローザーのカバーを外してよく観ると、スプリングダンパーの軸がつっかえて回らないのが原因らしい。

リンケージとダンパーとは10mmの角柱で繋がれ、平ワッシャとスプリングワッシャを介し8mmの六角ボルトで固定されている。
六角ボルトは指で簡単に外れてしまった。

つまり、六角ボルトが弛み落ち、リンケージが外れてしまった。
リンケージを再接合するには、ドアを閉じた状態でなければならない。
しかし、ドア枠が邪魔で、ドアを開いた状態でないとリンケージを取り付けられない。
で、外れたまま放置すれば良いのに、ドアを開けたまま付け直した訳ね。

ダンパー軸は、ドアが閉じている状態が無負荷で、ドアを開いてゆくと内蔵のスプリングが絞られる。
外れたリンケージをドアが開いたままダンパー軸へ固定すれば、位置がずれて正常に動作しない。

では、どうすれば良いか?

リンケージをドア枠から外してダンパー軸へ接合し、改めてリンケージをドア枠へ付けるのが一つの方法。
但し、付け直すネジの数が多い。
もう一つは、ダンパー軸をドアが開いている角度に合わせてスプリングが絞られる方向へ回して置いてから、リンケージを接合し直す方法。
10mmのスパナがあれば、後者の方が楽チン。

と言うことで、原因がわかってしまえば簡単で、ものの数分で直りました。

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