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2004.12.14

猿猿猿…

先日のポタリングで、野生のニホンザルに遭った

昼の空き時間、久しぶりに登山道入口から人工池辺りをポタリングしたところ、またニホンザルに出遭った。

降車して、登山道入口に至る20度ほどの坂道を登っていると、左前方から何かが飛び出して来た。
顔を上げると、3メートルほど先に体長1メートル近い大猿が、こっちを窺いながらゆっくりと道を横切って行く。
左手は沢で、右手は普段人の気配がない民家。
風が山側から吹いていたこともあってか、猿もボクに気が付かなかった様子。

鬱蒼とした森の中って訳ではないけど、二歳児の次女Y氏と変わらない大きさの野生の猿が目の前にいるってのは落ち着かない。
猿はなかなか不敵な面構えで、ゆっくり歩いている。バフォバフォといった感じの跫音が響いて嫌な感じ。

こっちもゆっくりとデジカメを取り出したが、民家の庭へずんずん入り込んで見えなくなってしまった。

撮影を諦めて、登坂を続ける。

登山口に至り、一息ついてから坂を下って行くと、先ほどの猿が違う民家の玄関先で何か拾い食いをしていた。

ボクが写真を撮り始めると、辺りをうろうろしながら、ゆっくりと雑木林の奥へ消えていった。


猿と入れ替わるように、近くに住む年輩の方が現れ話しかけられる。
猿はかなり多い様で、迷惑しているらしい。タヌキもいるらしいが、そちらは可愛いものだとのこと。
ツキノワグマも居るはずだが、近年はその辺りまで下りてくることは無くなったそうだ。

いいタイミングで宅急便が来て、そのおじさんと別れる。

夏にオニヤンマの縄張りがあった湿地方向へ続く道へ入ったら、3メートルほどの高さの側壁の上に猿猿猿…。

ふと見上げたら、ボクを見てわらわらと移動する猿の群がいた。
小猿もいるし、ボクに気付かずに毛繕いに精を出す猿たちもいる。
沢山の猿たちが落ち葉を踏む音が喧しかった。

湿地の裏手は砂防ダムになっていて、左右は雑木林。
この時期、水は枯れている。湿地だった場所に立って眺めると、猿たちが餌を拾いながら雑木林を移動して行くのが見えた。

みーちゃん氏との待ち合わせ場所へ。
合流して猿に遭った話をすると、是非見たいという。一緒に車で湿地まで行ってみた。

ところが、猿の鳴き声すら聞こえない。かれこれ40分は経っている。彼らは別の場所へ移動したようだ。

諦めて帰ろうと下って行くと、棚田の畦道を猿たちが駆け回っていた。
果樹の下をうろつくもの、畑をほじり返しているもの…。
しかし数は少ないなぁ。と思ったら、猿の奇声が聞こえてくる。
見ると、獣除けのネットをケージ状に覆った畑の中に数十匹の猿が潜り込んで餌を漁っていた…。


当地では果樹栽培が盛んで、二十世紀梨、ふじリンゴ、柿が多い。
尤も、梨に関しては、酸味の強い青梨系は不人気で、赤梨系がもてはやさる昨今、二十世紀梨の栽培は減っている感じがする。
反面、ふじ種リンゴの商品性は高い様で、梨からリンゴ栽培へシフトする果樹園も多いらしい。

商品性の高い作物は、高い品質が要求される。
そのため、収穫されずに廃棄されるものも多い。リンゴも大量に廃棄される。その廃棄物を求めて、野生動物があつまる。

ニホンザルは頭が良く、ネットなどの障害物を上手に取り除いてしまう。
触ると感電するような獣除けネットを使うなど、かなり費用をかけないと猿の食害は防げないだろう。

このルートをポタリングすることが多いが、ニホンザルに出遭ったのは今日が初めて。
繁殖期になって人里まで下りて来たのだろうが、かなり人間慣れしているね…。

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