STRIDA 2005年モデル
ストライダの2005年モデルが、先週末の東京国際自転車展(サイクルショー)に展示されていたそうだ。
韓国のサイトで販売されている通り、カラーバリエーションが増え、アルミ合金製ホイール(ステンレススポーク)モデルも追加されたそうだ。
左の写真は、韓国の通販サイトからの転載。
カラーバリエーションは6色で、シルバー,ブラック,ホワイト,レッド,ブルー,イエローらしい。
フェンダーカラーは不明。シルバーがMK2以来のオレンジで、後は韓国モデル同様ブラックかな?
ストライダは2003年にversion3となって、version2.5に対し大幅な改良が行われた。
スケルトンをversion1と同サイズへスケールダウンし、アルミポリッシュ仕上げとなった点が見た目の大きな違い。
更に、固着トラブルの多かったブレーキ、ガタが出やすいステムとフロントチューブとの接合、ボトムチューブとフロントチューブとを繋ぐジョイント部などが完全に設計変更され改善されている。
version3は、2004年モデルでversion3.1となり、フロントチューブトップのステアリングボールソケットが改良された。
右図(http://www.strida.com/からの転載)の様に、2ピース構造から、ソケットペグが追加されて3ピース構造となった。
version2の頃から、ボールソケットが外れる不具合を聞いていた。しかし、version3になっても改善されなかった。
version3.1になって、折り畳み時にボールソケットが外れる不安が無くなった。
2005年モデルはversion3.2なのだろうか?
前述、韓国のサイトで販売されているものがversion3.2だ。
カラーバリエーションが大きな特徴になるが、改良にも余念がない。
右図(http://www.strida.co.kr/からの転載)の様に、タイヤを重ねて固定するウィールカバーソケットがマグネットへ変更されている。
砂鉄を拾う可能性は否めないが、タイヤを重ねてホック式のソケットで固定する従来方式は意外に手間だった。
version2.5では填め込みが固く、固定されないボトムフレームを持てあましながら、フロントチューブとリヤチューブを股に挟んで押さえ付けないと填らない有り様。
マグネットならば、タイヤを重ねるだけで固定されるだろう。解除も楽だろうと想像できる。
金属スポークホイールに関しては、前述韓国サイトの写真以外の資料がないので詳細がわからない。
とまれ、変形しやすい従来のプラホイールは、空気圧管理がシビアだった。
空気を入れすぎると、リムとタイヤの間からチューブが飛び出すことがある。
逆に、空気圧が低いと、タイヤがリムから外れてしまうことがある。
適正空気圧でも、チューブがリムとタイヤビードに挟まれてパンクしやすく、デザイン性とローコスト化以外にプラホイールのいいトコはない様に感じるほどの代物。
アルミハブにアルミリムの採用は、これら問題を解決するだろう。
更に高圧タイヤを履けるようにもなって、(乗り心地は悪くなるだろうけど)転がり抵抗を減らすことができるようになる。
タイヤの選択肢が増えることは、とても良いことだ。
金属スポークホイールはオプション扱いと思われるが、金属ホイールモデルの希望小売価格は税別¥59,800だそうだ。
なかなか魅力的で、今度こそ所有しても良さそうだと感じている。
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