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2004.11.01

宮尾岳さん、佐野浩敏さん?

長女H氏用の自転車を個人売買でゲット。
リジットなMTBでアヘッドステムが本格っぽく、ルビーカラーがかなり可愛かったので超うれしいのだけど、子供車なんで傷もあるし、メンテ不足でドライブ周りは錆だらけ。

取り敢えず錆が浮き始めている鉄製のハンドルバーを軽合金製へ換えようと、和田サイクルさんへ出かけた。


先客にクランクブラザーズの4面ステップインビンディングペダルを付けたトランジットスーパーライトのオーナーさんがいた。
見ると、ポリカーボネイトの風防まで付けている。
日東の便利ホルダーのステイみたいなものでしっかり固定されていて、まるで純正みたいな仕上がりだけど、自作なんだろうなぁ。

そのオーナーさんが2速化されているハンディバイクに気が付いて話しかけてきた。
物腰の柔らかい好々爺って感じで、白髪混じりの長髪が老けても見えるけど、40歳前後なのかなぁ?って方。

互いの自転車について普通にお話など。とは言え、どちらも和田さんに用があって来たわけで、会話に盛り上がるって訳でも無かったです。


和田さんとの用も終わる頃、ダークグレーのスクーターで乗り付けた恰幅の良い中年男性が来店。
注文品を取りに来たらしい。すると、和田さんから「漫画家の宮尾さんだよ」って紹介された。
ゴメン、知りません。誰?

トランジットスーパーライトのオーナーさんとまたおしゃべり。
「ブレーキ換えたの?」、「いえ、純正ですよ」って感じ。
よく見ると、 ブレーキはアルホンガへ換えて、デュラエースのトーイン調整可能なシューが付いてる。
クランクもデュラエースだし、BBも同様らしい。
SADDLECO FLOW ti らしいサドルも目を引いた。

トランジットスーパーライトは、フレーム折り畳み部のロック金具が大きく張り出していて、高速化に必須の56T等大径チェンリングが使えない。そこが悩みだとお嘆きだった。目一杯大きなアウターギヤを付けてたけどね。
それでも、和田さん曰く、赤松のハブに換えて更に多段化すると言ってたので、何とかなるのだろう。
スピードドライブを使うのかな?って、それじゃデュラエースのBBとクランクが無駄になるか…。

「この人も有名なんだよ。サノさんって言うガンダムとかの絵描く人で、サイン会とかもしてるんだよ。」ってトランジットスーパーライトのオーナーさんを紹介してくれた。サノさんじゃなくてサトーさんだったかな?

サンライズのアニメーターもやってたことあって、(イラストの)代表作はガンダム0083とかです。ってその方が教えてくださったのだけど、すみません、最近のガンダムの作り手については全く知らないもので…。

後でネットで調べたら、どうも佐野浩敏さんなのかな?顔写真とか見つからなかったので、イマイチ自信ないです…。


和田さんが宮尾さんに2速化されたハンディバイクが乗りやすいからってなことで、お貸しして試乗。
確かに乗りやすくなってるけど、タイヤ小さいから乗り味固いねぇ。だって。
全体が小さい分、保管が省スペースですむから便利だよね。ってフォロー入ったけど、車移動がメインで積むのに便利だからって答えたら、なんとも妙な顔をしたのは自動車嫌いなのかな?
宮尾さんって田舎の代議士然なしゃべり方なんだよね。悠然と構えて目下の者に鷹揚に答えるって感じの。
ちょっと面白かったです。

宮尾さん、サノさんのトランジットスーパーライトにも試乗してた。

和田さんがわざわざ宮尾さんの漫画本を持って来て、「ボクも登場してるんだよ」って見せてくださいました。
並木橋通りアオバ自転車店』ってタイトルの第1巻。
宮尾さんに連載雑誌名を訊ねたら、「ヤングキング」だって。宮尾岳ってなペンネームなんですね。
少年画報社には思い入れあるけど、最近はビックコミックオリジナルしか読まないからなぁ。
反応薄くてゴメン。


和田さんが宮尾さんに佐野さんを紹介して、彼らが編集者などの話で盛り上がり始めたんで、その隙に残りの用事を片づけ、和田さんらに挨拶してその場を辞した。

帰ってから、佐野さん(佐藤さんだったかも知れないが…)と宮尾さんについてネット検索したら、和田さんが言った通り人気が高い方々だったのですね。
サインぐらいもらえば良かったかな?(苦笑)。

それにしても、宮尾さんのジョークに反応できなくてスミマセン。
ステレオタイプなとこがあって、反省反省…。

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