アンパンマン!?
みーちゃん氏から、郊外の本屋でアンパンマンの握手会をやってるから子供たちを連れてこうと誘いがあった。
行ってみたところ、微妙なのが愛嬌を振りまいている。
みーちゃん氏もボクも、「それいけ!アンパンマンくらぶ」の着ぐるみを想像して来た。
ところが、色褪せてつんつるてんの衣装に、やっぱり褪せたモケット地の小振りの被りもので、極めつけは裾からはみ出した白いシャツ…。
もう、笑うしかないアンパンマンがそこにいた。
とは言え、次女Y氏は大喜び、擦れた長女H氏の冷笑が気になったが…。
みーちゃん氏共々大いに受けたし、まぁ、ささやかなサービスかも知れないが、ちょっと楽しい一時だった。
さて、アンパンマンの原作者でお馴染みのやなせたかしさんだけど、東京新聞夕刊の「この道」というコラムを先月まで半年間ほど担当されていた。
内容は自叙伝なのだが、楽しく拝読した。
「手のひらを太陽に」の作詞がやなせさんってことは、アンパンマンを通じて知った。小学生のときに散々歌ったのに、誰が作詞したかなんて関心がなかったもので。
アンパンマンの主題歌など、やなせさんの詞は好きだ。感動できる。
アンパンマンに至る発想の一端に触れることができる。
「この道」が単行本に纏められたら、再読したいと思っている。
それにしても、大衆小説も文芸の範疇とされて、インテリ的な価値を持つようになった。
映画もアートの範疇とされている。
漫画やテレビが娯楽の主流となって、小説や映画がマイナになったと言うことなのだろう。
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