マルタンヤンマ?
マルタンヤンマ?♂ |
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幅を利かせていたショウジョウトンボやギンヤンマは姿を消し、シオカラトンボも一頭を見かけただけ。
イトトンボ類に至ってはまったく見つけられず、アキアカネとネキトンボの天下になっていた。
そんな中、ミヤマアカネを見つけた。
この蜻蛉をここで見るのは初めてだ。
森側から池の上空にかけて旋回している大型の蜻蛉がいる。
大きさと虎縞から、オニヤンマだろう。
池の上空で、黒い蜻蛉がオニヤンマに突っかかった。
結構大型で、ブルーの模様が珍しい。この蜻蛉も初めて気付いたものだ。
止まることなく池の上空を旋回しているが、高度は2メートルもない。
置きピンして、うまくすれば撮影できるかも知れない。
DMC-FZ2はマニュアルフォーカスが利かないので、適当な距離の葦でフォーカシングして、その黒い蜻蛉が近づいてきたらレンズを向けて連写した。
30枚ほど撮った内、なんとか姿をとらえられた写真の中でもまともなのを2枚掲載。
どうもマルタンヤンマではないかと思うのだが、翅が薄茶色じゃなくって、どう見ても無色透明に見える…。
撮影した時刻は正午で、活動時間は朝夕の薄暗い時間帯とされているし、どうなんでしょうね?
尤も、今日は朝から曇天で、正午でも気温は大して上がっておらず24度ほど。
こういった日は、日中でも活動するという情報はインタネでも記載がある。
ミヤマアカネ♂♀ |
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ところが、全然見かけなかった。
今日、やっとお目にかかった次第。
一頭をずぅっと追っかけて撮っていたが、近くに番が止まったので、そちらの写真を掲載。
この番、何度か前述のマルタンヤンマ?に追われて、一度は葦藪に墜落。
這々の体で石の上に止まって一休みってトコ。
一頭だけのミヤマアカネのオスも、すぐ近くの同じ白い石がお気に入りで、飛び立ってはすぐに石へ戻って一休みを繰り返していた。
土曜の夜の雷雨以来、残暑は終わった感じ。
今夏はあまりに暑く残暑も続いたためか、山桜が二度咲きして満開という話も聞く。
庭の花蘇芳も新芽を出し、紫の蕾が幾つか窺える。
そんな中、虫の声は既に秋のそれだった。気温もやっと秋らしくなって、そろそろ蒲団を出さねばなるまい。
ここの蜻蛉たちは、いつまで見られるのだろうか。
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