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2004.08.01

シェエラザード

昨夜、NHK総合で放送された浅田次郎さん原作のドラマ『シェエラザード』。
二週間ほど前にBSハイビジョンで先行放送されたのに、最後の10分間しか見られなかった『シェエラザード』。
ずぅっと文庫落ちを待ってて、今春やっと読了できたけど、期待ほどじゃなかった『シェエラザード』。

ってことで、実は昨夜20分ほどリアルタイムで観てたけど、急用で続きをHDDレコーダに録画。
さっき、見終えました。

2時間半、上手にまとまっていましたね。
原作の読了感よりも満足度が高いのは、題名の『シェエラザード』がコルサコフの交響組曲の名を指しているからかもね。
だって、そんなにクラシックを知ってるわけじゃないんで、原作読んでるとき頭ン中に『シェラザード』が鳴り響かなかったもので…。

以前NHKの番宣を見た時、反町隆史ぃ?って思ったけど、彼って意外にもああいった演技ができるのね。
仲村トオルは当然ながら、反町隆史の演技は特に印象に残りました。

惜しむらくは、主人公?!「弥勒丸」の描写。
CG技術は高いけど、実船の航行映像と合成したり、一部ミニチュアを使うとか、もっともっと本物らしく見せないとシラケてしまう。
沈没シーンも一瞬で、その後の宋の言葉が浮いてしまった感じ。
『タイタニック』とは言わないが、沈没シーンはもう少し魅せても良かったのではないか?
二千人もの乗員の死という事実(ドラマ自体はフィクションだが)を、ドラマチックに描くことは不謹慎と考えたかも知れないが…。

サブタイトルと軽部が最後に見た幻は蛇足だったと感じた。

台灣海峡に沈む財宝の引き上げは、対中国外交的に困難で消極的になっていた点は説明が必要だったな。

過去を総天然色に、現代の映像は彩度を落としたモノトーン調って演出は、皮肉っぽくて良い感じだった。

それにしても、テレビドラマでこの完成度は流石。
BBCやグラナダTVに対抗できるのは、NHKしかないよな。

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